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那須塩原市チャレンジファーマー研修まとめ【2023年第8~9回】

第8~9回のまとめです。

机上で「野菜の病気と害虫」を、実地研修で「人参の定植」を学びました!

人参の定植

畝作り

まずは講師の方に畝の作り方を教えてもらいます。正直「初回の講義で教えて欲しかった…!」という気持ちは拭えませんが、やはり何年も畑をやってるプロ。畝の作り方は上手です。

鍬で土を上げる
反対側も同じく
土をならす


枠を押し付ける

写真で見ると簡単そうにやってますが、これやるの難しいんですよね。講師はスイスイすぐ土を上げて畝を作るのでさすがだなと思います。

さて、みんなで畝作りをやります。講師と違って作業がゆっくりになりますね。

畝を立てたら、講師の方が自分でつくったというローラーで畝をカマボコ風にならしていきます。

こんな感じで、いろんな作業を楽にできるように試行錯誤するのが楽しいそうです。農業器具の自作、いいですね。真似したくなる。

種まき

人参はスジに巻いていくので、これまた講師自作の器具を使ってスジを引いていきます。

等間隔に弾けるようになっている

1cm間隔で種を巻いていく。

人参は好光性種子なので、発芽するのに光を必要とします。なのでうすーく土をかぶせるだけです。

人参の種が飛ばないように藁をかぶせて終了。

病気・病害虫の研修

実技研修の後は害虫・病気について学びます。

実は、野菜の病気の8割の原因は「カビ」が原因です!

実際、カビが原因でこんなに病気が発生してしまいます。

カビは繁殖に水が必要なので、水気たっぷりな環境はまさにカビにとって大好物なわけですね。

繁殖したカビは、葉の気孔や根から感染していきます。

さて、病気、害虫、生理障害の8割はカビが原因なので、

  • 日当たり

  • 通風

  • 排水

が非常に大事なわけです。

日当たりが良いとカビの繁殖が防げますし、
排水がいいと根腐れが防がれます。
また通風がよいと虫も風で飛ばされてよってきません。

高温多湿、密閉された空間が野菜は大嫌いなので、これを防ぐのが大切というわけですね!

つまりこんな環境は最悪というわけです。

そのため、以下のようなポイントを守りながら栽培をしていくことが大切です。

また物理的に害虫を防ぐようにネットを貼ったり、虫に嫌われる野菜と混色するのも有効です。

困った時は…

ちなみに病気で困った時は、アースのLINEに相談すると回答もらえますよ!
ピンポイントで覚えておくと役に立ちます。

https://ascii.jp/elem/000/001/724/1724436/

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