Slackワークフロー を使って Slack botを発動させる。

前回、ミーハー心からSlackのワークフロー機能を作ってみたわけですが
・スレ立て機能はチームメンバーが楽しんで押してくれた!
・来客通知さんは、わたししか使っていない
という状況となっています 笑

さて、今回は
前から作っていたbotをワークフローと連携した話を書きます。

人事あるある

人事と言わず、バックオフィス系の方々にはあるあるなのだと思うのですが、「同じ内容の問い合わせが多い」・・・ですよね。
「前にこの人からも同じ内容の問い合わせあったからこれみて!」
と言いたいのだけど、そのスレッドを見つけるのも面倒・・・。
ここにまとまっているよ!とGitHub(Enterprise)のリポジトリやissueを出しても、毎回いろんな人から聞かれて教えて・・・の繰り返し。

それもあって、よく聞かれる資料たちは、Slackbotで回答されるようにしています。

スクリーンショット 2019-11-08 16.36.32

だけど、Slackbotのデメリットって
キーワードが短文だと意図しないところでbotが反応してしまうから、ある程度意識しないと使わない文章であることが大事ですよね。
でもこれ、忘れてしまいませんか?
実際に自分で作成したbotたちも、何の文で登録したっけ・・・?となることがしばしば。
それをSlackbotのページに探しに行くのも面倒。。。

ワークフローってそういうの対応してないかな・・・。

理想と現実

もともとやりたかったことが、実際にはできなかったことが発覚。

<理想>
質問はなに?に対して回答がセレクトボックスになっている。
選択した回答に応じて、自動的にbotが走るようにする。

<現実>
ワークフローでは選択に応じたコメントの対応はできないっぽい。
GASを利用したらキーワードの組み合わせで自動返信bot(≠Slackbot)が走ることは可能そう。
ただ、それを作るのには理解度と時間がかかりそう・・・。
技術がなくても簡単にできる方法から始めたい。

そこで、ワークフローとSlackbotをうまく組み合わせることにしました。
幸い(?)採用周りってあまり問い合わせないから、項目少なく済むというだけで、逆に労務周りは適用しないかもしれないです。

実装

利用した方法は・・・コピペです 笑
まず、アクションメニューの⚡︎ボタンを押すと、こちらが表示されます。

スクリーンショット 2019-11-08 18.54.45

そしてそれに続くように、質問文章がスレッドで表示されるようになっています。
(「採用」がハイライト登録されているため、色が変わってます)

スクリーンショット 2019-11-08 18.59.57

ここに記載されている文章はいずれもSlackbotのキーワードに対応しているので、コピペしてコメントしたら、Slackbotが対応してくれるという、いたってシンプルなものです。
が、文章を忘れがち、そして人事じゃない人は例えば「リファーラル」という単語も忘れてしまったりするので、サンプルがあるとわかりやすかったりします。
はじめにうっかりわかりやすく「・」とか「①」とかつけてしまうと、その分もコピペされてしまう(=botが動かなくなる)ので注意です!
とはいえわかりやすくしたい、というようであればbot側のキーワード文に追加してしまうのがいいですね。

まとめ

非エンジニアでも簡単にbotが作れる方法でした!
アナログっぽいけれど、ないよりは良いだろう、ということで、こちらもまた状況見ながら運用を変えていこうと思います。
先述の通り、あまりたくさんの質問項目になってしまうと、Slackチャンネルを占領してしまうので向いていないかもしれないです・・・。
が、スレッドでうまく運用させるようにするか、時期に応じて質問をピックアップしてみたり、大分類の項目にしてしまってマニュアルページに飛ばしていくなどすると使えるかもしれません。
あまり大したものではないのですが、ご参考までに。

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