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保険や投資が長続きしない理由[中の人の独り言006]

厚切りベーコンを挟んだ美味しいハンバーガーが食べたいです。個人的にはクア・アイナのバーガーが特に好きなのですが、地方民の私は滅多に口に出来る機会がありません。

2022年に入ってから米国株相場は低調です。2020年、2021年の金融相場では世の中のカネ余り状態に加えて、労働環境の変化から将来の不安を感じ、積立投資に辿り着いた方は、含み損になってる方も多いでしょう。


結果、米国株ETFのVTIやS&P500に連動の長期投資を推奨しているインフルエンサーの言う事に対して、損したじゃないか、大して儲からないじゃないかという胸中の方もいらっしゃる事でしょう。
しかし、それを裏返せば、自分が当初設定した目標を貫徹するのって難しいという事を実感します。
更にそれが聞きかじった程度の情報や、他人から言われるがまま、等の右に倣えの要因で始めると、やっぱり長続きするかどうかでいえば難易度は上がります。

そう考えると、投下したお金と戻ってくるお金の価値が常にイコールでないものに資本を投下するのは本質を理解しないと、悪戯にお金を減らすだけになってしまう事になるのではないでしょうか?
特に目に見えない金融商品でいえば尚の事です。

資本主義における投資先の経済成長性を株式市場そのものと捉えた時に、その行く末が、現在よりも上がっているのか、下がっているのか。
その方向が上向きにあると信じているなら、数十年という期間に渡って自身の資本を投下していきながら追従していきましょう
という事が本質であって、今幾ら損した、1年経って幾ら損したという時点で、導入時点で軸を見誤っています。
加えて、今時点での損得で手仕舞いするという事は、長期戦略という観点からも、リスク許容度という観点からも本質とはズレてしまっています。

これは生命保険とて同じです。
生命保険は無駄である
生命保険にお金を払うぐらいなら素直に現金貯蓄をした方がまだ良い
生命保険はいつだって入れるから必要と感じたら入れば良い
今の日本の社会保障制度は生活保護含め充実してるから民間の生命保険は必要ない。

こうして、生命保険にしかできない保障という、てこの原理(レバレッジ)を持った生命保険すらも狼狽売りする事にはなっていたり。

相場が下落しきってから仕込めば良い
相場が暴落する寸前に売り抜ければ良い
大きな病気の診断が付く前日に多額の生命保険に入れば良い
が出来れば、恐らくみんなお金持ちです。

お金をどこに置いておくのかというのは、どこまでいっても自己責任であって、他者責任にする事は一番簡単です。
その上で、目に見えない未来に投資するというのは「どの期間でどうなっていたいのか」という事に対して、現時点から先行で入金をしている事を忘れない様にする事が大切だなと思います。
相場と同じく、人生や事業そのものが常に綺麗な右肩上がりとは限らないです。

なぜ見直そうとお思いになられたのか
この生命保険の役割は何だったのか
何の期間に幾らの金額を担保する為だったのか

と、お預かりしたご契約に伴走し、時には断捨離して頂く事も我々の勤めである様に思います。
その為には大前提として、ご自身が腹落ちしている目的にお金を払う事が大切で、その為には導入の部分から役割を割り振る事が大切です。
今、ご加入されている内容がよく分からないという場合は、その意味について一緒に考えて参りましょう。

ここまで読んで頂きまして、ありがとうございました。
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