『レネットとミラベル /四つの冒険』を見ていたら、さっそくセリフノートにメモがいっぱいになりました。

雨が降り出した時
レネットが「雨は髪にいいのよ」
と言うところとか、良かったです。

レネットが夜、
テクノを流して家で踊るところもいい。
明日、早起きするんでしょ？と言われても
「パリジェンヌは今を生きる」と答えて
踊り続けるレネット、可愛いです。
（その踊り方がまたね……）

この映画はレネットとミラベルという女の子たちが、ずっと語り合っている映画。
募金活動についての
相反する二人の意見の出し合いは、
考えさせられるものがありました。

あらゆる会話・討論の間の、
自然の音や靴音、テクノがなんとも心地よいのです。

色んな方のレビューを見ていたら、レネットがなんか嫌だ、という意見が多くて、わかりますと思うのだけど、やっぱりレネットはそういうところも含めて可愛いの。

ミラベルの方はもう、何もしなくても、微笑まなくても可愛いタイプの正統派ですから。

会話のやり取りも、ミラベルのほうが大人で、考え方もしっくりきてしまう。
でもレネットも一生懸命、自分の考え方を主張する。
すぐ泣いちゃうところや、
絶対恋人がいないのに、恋人の有無を聞かれた時、意味ありげに「秘密よ」と答えるところとか。ミラベルに出会った瞬間の純な笑顔とか。
やっぱりレネットも、可愛いです💘