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迷ったけど、育休明け管理職で復職してみた

こんにちは。復職して怒涛の日々・・・・。noteも久しぶりに開きました。4ヶ月前まで育休だったのが嘘のようにどっぷり仕事をしています。

外の世界を知り、自己理解を深めた育休期間

3回目の育休は、まるでサバティカルタイム(使徒用途を決めない休暇)のように、好奇心が赴くままに、コミュニティ、勉強会、読書会、hintゼミ、複業、シェアコーチングなどに参加したり企画したりと素晴らしい時間を過ごしました。

自分自身の自己理解が深まっただけではなく、大切にしたい価値観や判断軸など、「自分はどうしたいか」という自分軸を育てることができました。

さんざん迷いながらも管理職で復職

4月からは、産休前にいたデジタルマーケティングの部門でマネージャーをしています。
私の会社では、育休明けに管理職を降りるケースがほとんどです。最初は役職なしで戻り、様子を見ながらまたアクセルを踏もうと考えていました。

保育園入園当初は体調を崩しやすいこともあり、突発で穴を開けるリスクが高いこと、ブランクもあり元のように働けるか不安なので最初は助走したいと思っていたからです。みんな管理職降りて復職しているし、そんなものなのかな…という思いもありました。

しかし、育休中のさまざまな活動を通じて社外の方たちとお話する中で、「なんで管理職を降りるんですか?」や「うちの会社はみんな元の役職で戻りますよ」といった話を聞いて、”自分の会社”という見えている世界でしか考えられていなかったことに気付きました。

育休中につくった判断軸のひとつに「ときめくか?(こんまり風)」があります。
仕事をしている自分をイメージしたときに、どちらの仕事がときめく?!と自分に問いかけてみました。答えは明らかに管理職で戻ること。
また、育休明けに管理職を降りるのが"あたりまえ”になっている会社の文化を変えたい!という思いも湧いてきました。
「管理職で戻るパターンもあるよ」と示すことで、「そんな道もあるのね」と初めから選択肢から外すことなく考えてもらえたら嬉しいなと・・・。

ストレングスファインダー(強み診断ツール)で「アレンジ」が1位の私は、メンバーそれぞれの得意ややりたいに合わせて仕事をアサインするマネジメントが大好きであること、チームメンバーと一緒に目標に向かって動ける楽しさ、そして実務が少ない分、自分でコントロールできる部分が多いのでやってみようと思えました。


実際4ヶ月働いてみて、大変だったこと

5月は三女の発熱が続き半分くらいしか保育園に登園できませんでした…😭病児保育のフローレンス、ちょっと遠いけど自治体の病児保育、電車で1時間ほどの距離に住む両親、そして呼び出されると主にリモートで働いている夫がお迎えに出動と毎日綱渡りのように周囲に助けられながら何とか乗り切りました。

3女が発熱して「体調大丈夫かな?!」という心配もそこそこに「ヤバい、仕事どうしよう!」という焦りの中、病院へ連れて行き、病児保育サービス手配や仕事のスケジュール調整など、仕事もまだ慣れない中で心理的肉体的にも負担があり大変でした。

過去2回の復職で突発的な発熱は何度も経験はしていましたが、今回が一番頻度が高く長期戦となりました。

フローレンスと自治体の病児保育にいざという時に備えておいておいて本当によかったです。

はりきって空回りも仕事は楽しい

産休前の業務に運よく戻れたということもあり、慌ただしくはあるものの仕事は楽しいです。

はりきって自分のトリセツを説明したり、育休中に学んだ心理的安全性を育む仕掛けとして朝礼でチェックインを導入。

朝礼に参加するメンバー全員に「24時間以内にあった感謝」を聞くようにしました。上手くいってるかなーと思っていたところ、「毎日感謝を言うのが苦痛です」というフィードバックが一部あり、そんな苦痛を強いていたのかとちょっと凹みました(涙)。

よかれと思ってやっていたものを否定されることで自分まで否定されたような気持ちになりましたが、こうやって率直にフィードバックができる風土ができていると前向きに捉え直しています。

大変なことも多いですが、メンバーそれぞれの強みややりたいことに合わせて材料を配り、チームで仕事に取り組むこと、やはり好きだなと改めて思っています。

子育てをしていると仕事のブレーキを踏みすぎてしまうことも多いですが、管理職で戻って本当によかったと思っています。

『ワーク・イン・ライフ』

仕事か育児かどちらかに比重をとってバランスを取るのではなく、仕事も人生の大切な一部として、子育ても楽しみながら自分らしく働いていきたいです。

メンバーと一緒に仕事の意味を考えながら、新しい挑戦を楽しんでいこうと思います!私の行動が誰かの背中をちょっと押すきっかけをつくれたら嬉しいです。

お読みいただきありがとうございました。


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