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暮らしまわりのこと。

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生活の事。日常の出来事。身近な植物や生き物のこと、などを書いています。
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40年、セルフカットを続けてきて、学んだこと。

 もう40年、美容院も、理容院も行っていません。月に一度か二度、自分で髪の毛を切ってきました。普段会っている人でも、その話題にならないと、こちらからわざわざ伝えることもないので、たまにそのことを言うと、やっぱり驚かれ、「分からなかった」と言われるので、たぶん、仕上がりも、そんなにひどくはないのだと思います。  ただ、これはあくまで個人的な習慣で、私自身は、ずっと美容院や理容院にとっては「敵」のような存在なのだろうな、と思ってきて、微妙に後ろめたく、それほど大勢の人に伝える価

期待を上回る、ということ

 近くの小さめのスーパーに入って、歩くと、その最も奥の場所にアイスボックスがある。  その箱には、当然だけどアイスが並んでいて、そのアイスの売れ行きによるのか、区切りの幅が違う。  広い幅を使って置いてあるアイスは、これまでもよく見たことがある商品だし、自分でも何度も買ったことがある名前のものが積んである。  だけど、あまり売れないのか、すでにその商品の販売が終了しようとしているのか。どんな事情かただの消費者には分かるわけもないのだけど、すごく細いスペースしか与えられて

アイス自販機と、スケートボード

 東京の表参道。  自分にとっては、おしゃれな街で敷居が高いから、渋谷で半蔵門線に乗り換えて、表参道の駅に着いたところで、すでに微妙に緊張感が高まる。  ホームのベンチは、少し奥まったところにあって、予定よりちょっと早く着き過ぎたので、時間調整のためにそこに座っていた。  そこから見える位置にアイスの自販機があった。  それは、「セブンティーンアイス」だった。 アイス自販機 それは、グリコの自動販売機で、都内だけど川沿いで少しのんびりした空気が流れている自宅近くの道路

ポーランドは遠いままだった。

 ハンバーガーのチェーン店が、それほど安いと思えなくなってからは、外食を一人で食べるときは、牛丼屋のチェーン店に行くことが増えた。  その地域によって、いろいろな牛丼屋がありそうだけど、自分自身の感覚としては、とても平凡だと思うけれど、吉野家と松屋とすき家の中で、選択をすることになる。 牛丼屋の特徴 とても個人的な印象だけど、吉野家は老舗で、アメリカ産の牛肉を使っていて、だから、他の牛丼屋とは味が違っていて、牛丼にこだわる人は、吉野家に行く、といった話を聞いたことがある。

ハトに鳩サブレー

 神奈川県の生まれのせいか、崎陽軒のシウマイが好きだし、鳩サブレーにもなじみがある。  それぞれ横浜と鎌倉のもの、という意識があって、子どものときだけではなく、崎陽軒のシウマイは新幹線の駅にも売っているし、わりと途切れなく食べてきて、おいしいと思ってきた。  だけど、鳩サブレーは他にも様々なお菓子が世の中に登場してきて、それぞれに気持ちを奪われてきて、いつの間にか鳩サブレーを食べる機会が減っていたし、誰かに買ったりすることもなくなっていた。ショッピングセンターや駅ビルなど

「ゴールデンウィーク終盤と、感染者発表のない週末」。2024.5.4。

 天気がいい。  午前9時前に家を出る。 3連休 道路に人通りが少ない。  空が青い。  何人かの高校生とすれ違い、ジョギングする男性とも何人かとすれ違う。  ゴールデンウィークの終盤。だけど、まだ3日の休みが続く。 1000円カット 駅のそばまで来ても、いつもよりも人が少ない。  1000円カットの店の前には一人の男性客が待っている。  駅に着いた。ホームには10人くらいの人がいる。  マスクは4〜5人くらい着用している。 空席 電車を待つ。  電車が来

ヤマザキと森永

 企業のイメージは、人によって違う。 パン工場 実家から歩いて中学校に行く時に、山崎パンの工場があった。  ちょうど通学時間と、始業時間が重なっていたせいなのか、その会社の歌が聞こえてきた。最後の「ヤマザキパーーン」という声が伸びて、それは、これから仕事だから無理にでも気持ちを上げていく作用があったのかもしれないけれど、国道を歩いて学校に向かう中学生の背中も、ちょっと押してくれていた気がする。  だから、なんとなく親近感があった。  それ以来、さまざまなパン屋さんがで

「ゴールデンウィークと、見出しにならない感染者増加」。2024.4.27。

 小雨が降っている。  雨の音はしないから、よけいに静かな感じがする。 気温 気温が高めのようだけど、そんなに暑く感じるわけでもなく、でも、もちろん寒いわけでもない。  ワイシャツを着て、ジャケットを着た。これでたぶん大丈夫。だけど、寒がりだからカーディガンも持っていくことにする。 看板 午前9時前に家を出る。  カサをさして歩く  人通りは少ない。  駅のそばの牛丼屋は店内は明るかったが、客は一人もいないようだ。  その向かいのカット&カラーの店頭では、その看

「ローソン」の「スイーツ定期点検」vol.8。

 先日、noteのフォロワーの方から、サポートをいただきました。  「おやつでも」というメッセージもありました。   ありがとうございました。 図書館 図書館に、次に読みたい本の予約を入れる。  書籍によっては、100以上の予約数が入っているので、どのくらい待つか分からないことが多く、その上、所蔵数によっては、まだまだだと思っているのに、急に「届きました」というメールをもらう。  それで、本来ならば2週間に1度のペースで行くのだけど、1週間に1度の感じで、また図

初めて、「バリアフリー映画」を見に行きました。

 中年になってから図書館をよく利用するようになった。  その頃は、仕事もやめざるを得なくなって、介護に専念する生活だった。何も先が見えなくて、辛くて、このままだと何もないのだから、などと思って、なぜか、急に、それだったらほんの少しでもいいから賢くならないだろうかと思って、本を読むようになった。  収入もないから、本を買うこともほとんどできず、図書館に通うようになった。そのうちに、インターネットを使って予約などもできるようになって、だから、より利用することになった。 図書

どうして「賞味期限」を過ぎてしまうのだろう?

 台所の机の上にお茶のペットボトルと、お茶の缶がいくつか並んでいる。  時々、その賞味期限を見て、もうすぐ切れそうなものは、自分で飲むか、そうでもなければ人に差し上げるようにしている。  だけど、今回、その中で缶に入ったお茶があって、大丈夫だろう、と思って賞味期限を見たら、すでに4ヶ月も過ぎていた。  さすがに飲むのはやめた。 賞味期限 今でも、特に自分よりも年齢が上の人と話すと、賞味期限や消費期限を見て判断することに対して、そんなことを気にしているのか?といった指摘

「ありがとうございました」(2024.4.21)

 先週も、「おめでとうございます!」を見ることができました。  皆さんが、読んでくださったおかげです。  ありがとうございました。  初めて見つけていただいた方は、ありがとうございます。もし興味を持ってもらえたら、今回の記事からでも、読んでくださると、うれしく思います。  書いたのは、本当に狭い世界の個人的な話です。  それは、一方的な思い込みだけかもしれませんが、それでも、生活の中で感心したことでした。  もし未読の方で、興味を持ってもらえたら、読んでくださった

「3度目の夏日と、感染者10週連続減少」。2024.4.20。

 目的地へ行くのに、そこへの地図も連絡先も忘れ、いろいろな人に聞きながら、そこへ向かうのに、なかなか着かない。そんな夢を見て、重い気持ちで目が覚める。  今日は気温が上がると、天気予報で何度も聞いた。  それでも、ワイシャツにカーディガンを着た上に、ジャケットを着たのは、朝9時前はそれほど暑く感じられなかったからだ。 小走り 駅まで、すれ違う人はほとんどいない。  前を女性が歩いていて、その速度が早い。  もうすぐ電車が来るので、小走りをして駅の改札に近づいたら、電

夜中の自転車

 そろそろ寝ようとして、いろいろと支度をし、2階に上がる前に、縁側のような場所から、外を見た。  古い木造の木枠のガラス窓。  ここ10年で建った近くのマンションの街灯などで、以前よりも明るくなったのだけど、当たり前だけど夜は暗い。  特に日が暮れて、だんだん時間が経ち、午前12時を超える頃は夜が重なってきて、余計に暗さが増して、黒くなっていくような気がするのは、普段から人通りが少ない場所ではあるけれど、終電がなくなったあたりから、ほとんど人が通らなくなるからだ。