わたしのそばにあったもの

前記事に書いた今までにハマったものたち。何かにハマると深く沈んでそのことばかりになってしまう。それは、好きというからにはとことん好きになって、何を聞かれても知っているようにしないと、好きとは言えない!みたいな、自分なりに「好き」のハードルがあって、それがとても高かったように思います。

でも、ハマる、と言うほどではなくても心に残るものってあるじゃないですか。たまたま見た映画とか本とかそういうもの。いわゆる「世代」が分かるような、出会ってきた物のことかな?日常のそばにある。今もよく出会って増えている。誰の人生もそうだろうと思う。

そういうのが意外と価値観とかを作り上げている気がするし、敏感に反応していれば、何か将来に繋がったかもしれないな、と惜しく思うこともある。

そんなものを今度は書き連ねてみます。

読書

小学校で、朝の15分だけ読書をする時間がありました。苦痛だった人もいただろうと思うけれど、私はとても好きでした。周りも好きな子の方が多かった気がする。普段は駆け回っているような子も、なんだかんだみんな本を開いていたし、流行っているシリーズ本みたいなものもあった。

青い鳥文庫はみんな通る道じゃない?ちがう?
わたしの場合は

・パスワードシリーズ
・夢水清志郎シリーズ
・怪盗クイーンシリーズ

下2つははやみねかおる作ですね!

推理探偵物が好きだったー。思い返せば名探偵コナンのアニメもかなり前から見てたしなぁ。その影響か好みかわからないけれど、ドラマは刑事物とか特殊機関みたいなのが好きです。

少し大きくなってからは作者で選んで読んでいた。

・吉本ばなな
・有川浩
・森見登美彦

が中心だったかなあ。

有川浩の自衛隊シリーズが大好きだった。ファンタジーなのに上手く現実世界と繋がっていて、自然に受け入れられた。シン・ゴジラとかに似ている気がする。その辺の恋愛漫画よりもキュンする恋愛要素もあってとても楽しく読んでいた。覚えてないけど、本気で初恋は「海の底」の夏木かもしれない。(下の名前なんだっけって調べたら夏木大和で震えた)

スカイ・クロラ

あえて小説とは分けて書く。映画から入って小説も読んだ作品。実はシリーズ途中までで読みいってない。しぬまでに読まなきゃ地縛霊になるな。笑

これはなんだか本当に不思議な感覚で出会った。気がついたら心にいた。恐らくそこそこ若い私には理解しきれない部分もあったんだけれど、この映画を見ていたら、淡々と進む時間に沈んでいった。

見終わった後はぽっかり穴が空いたような気持ちで、

流れるように原作の本に手が伸びた。
小説もまた淡々と。白紙を惜しまぬ書き方で、飛行機の戦闘シーンが進んでいくのが印象的。

森博嗣の作品にはそれから興味を持っていくつか読んだけど面白い。


本の話をしていたら読みたくなったー。最近読書が全然できていないなあ。1日15分でもいいから毎日続けたいものだ。

CATS

これはまぁにわか中のにわかなので怒られるの承知で書きます。

高校かなあ。映像で見たミュージカルCATSに衝撃を受ける。

ラム・タム・タガーという猫が出てくるんだけれど、この映像で見た役者さんのラム・タム・タガーが魅力的すぎて今だに更新できないでいる。笑

いつか劇団四季を観に行きたい。


映画

プラダを着た悪魔
横道世之介
めがね
マザーウォーター
かもめ食堂

もたいまさこと小林聡美が出ているものは大体好きかもしれない。

映画に求めてしまうのは、疲れた心にスッと入ってくるもの。癒してくれるもの。
というより、疲れた時に映画を見ることが多いからですね。


斎藤エン

エンさん。
気がついたらフォローしていた女性カメラマンで、この人の作品が好きです。写真が一番好きだけど、この人の作る世界が全て好きで、なるべく、なるべく摂取したい。
それに、キャストが本当にその場にいる作品、インスタレーションを見せてくれたのがこの人。
それについては過去に参加した時に記事を書いています。


https://note.com/3tover16/n/nb08e1e63ddeb

https://note.com/3tover16/n/n203b35b3b2ac


写真ももちろん撮ってもらったことがあるんだけど、趣味との並行がしんどくて2回目叶わず。何度でも叶えたい。フリーの方でいつも大変そう。推しカメラマンには推したい時に頼まないといけないのに。


ムーミン谷

ムーミンは哲学。哲学と言っても頭が悪いので哲学用語を用いて語ることなどはできないけれど、哲学的な考え事が大好きなので、星の王子さまと並べて愛読書。トーベ・ヤンソンの映画を見たら余計に好きになった。キャラクター一人一人の性格について読むだけでも面白いからおすすめです。刺さる人には刺さるはず。それでいてあのフォルムとタッチがいいのです。


私を形作ってきたもの、面白いなあ!また思いついたら書きます。
こんなに素敵なものに出会ってきたのに、上手に生きられなくて今だにぐうたらで受容してばかり。何か自分も表現して、努力もできたらいいのにね。続いているのは好き勝手な文章くらいですね。


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