わたしがひと通り拗らせてきたもの


まえがき
人間、大体何かのヲタクだと思っているけれど、わたしはひと通り拗らせてきた方だと思ってます。
だからハマったものを並べてみました〜!
大体の年齢はバレます。思いのほか長くなった。

おジャ魔女どれみ

言わずもがな。でも幼少期なので夢中でアニメ・映画を見る程度。上履きや歯ブラシとかは買ってもらっていた。おんぷちゃんがはなちゃんのために大嫌いなピーマンを冷や汗かきながら食べてみせたシーンに一番感動して覚えている。(そこ?)でも最終的にキャラソンCDを母にねだったのはももちゃん。

神風怪盗ジャンヌ

これは仲良しのお友達が見てた影響で見始めたらどハマり。本気でジャンヌになりたいと思っていた。ロザリオは進化する前と後どちらも持ってた。リボンも振ってた。決め台詞も言えた。毎日ジャンヌになる妄想しながら眠りについていたと思う。笑
アニメから入ったけれど、小学生で友達に漫画を借りて改めて読み返し、再び好きを再認識する。今だに一番好きなヒロイン。物語は思いのほか重いし、変身後、巫女さん風のファッションとか、斬新でいいなぁって今でも思う。ずっと語れる。

小学生大アニメヲタク時代

ヲタクで絵が上手い友達がに憧れていたのでめちゃくちゃ能動的にアニメ摂取した。2000年代アニメ大体おもろい。

コードギアス
ガンダム00
マクロスF
Dグレ
ほかジャンプ系一通り見てた

結構サンライズ勢。しんどい話が好き。マクロスFは運動会前日なのに最終回とか言うから夜な夜な見たし友達も見てた。ちなみにNARUTOは大学生の夏休みにまとめて見て大号泣して1人で遅れてハマっていた。当時波に乗ればよかった。

刺さる人には刺さる、「DARKER TAHN BLACK─黒の契約者─」というアニメに変なハマり方をして1人拗らせていた。
ハードボイルドな雰囲気と、初めてえぐい骨の折れる音とか聞かされた1話のトラウマから結局のところ2期まで見て設定資料集を買い、主演の声優さんの声が好きになって毎月あるネットラジオの更新を楽しみにしていた。

大アニメヲタク時代の話が合う人は今だに大体友達。大人になってから出会っても友達。

大ヴィジュアル系時代

↑でハマっていたアニメDTBの主題歌でアンカフェに出会ったあたりから全てが始まる。
いわゆるネオヴィジュアル系が流行していた時代、ヴィジュアル系だけの音楽番組もやっていた。音楽雑誌の表紙もよくV系がとってたし、Cureとか買ってた。
とは言えまだ自分も現場に通える年齢でもないし財力もなかった。そもそもライブ会場まで自分が行くイメージができていなかった。もちろん一緒に行ってくれそうな人もいなかった。1人でひたすら番組見たり、DVDやCD漁ったりしていた。田舎の普通のCD屋では有名バンドぐらいしか置いておらず、渋谷・原宿に行っては品揃えに感動したものだ。そんな感じだからほんと短期間だったけれど楽しかったし今だに聴くとテンションが上がる。

アリス九號.
メガマソ
Plastic Tree
the GazettE
Kra
D
人格ラヂオ

元P缶若手が手っ取り早かったね〜!解散バンドもやはり多い。でも私が追ってる人は続いている方かもしれない。後々バイトを始めてから上3つのバンドは見に行った。行けてよかった。

UVERworld

お察しだと思うけれどアニメやドラマの主題歌をよく歌っていたUVERworldが好きなのではないかと思い始める。多分だけど「endscape」のCMでTAKUYA∞と目が合った時に囚われた。(特別TAKUYA∞信者ではないけれど)おそらくこれが本気ではまった初めてのもので、青春時代を大体捧げた。UVERのおかげで音楽雑誌というものがあることを知ったし、遠征のために新幹線の切符を買って、SNSを本気で使って県内外に友達を作ってオフ会もしたし会場で会うのが楽しみだった。今だにFCに入っている。


歌い手・ボカロ時代


高校で出会った友達にはめられた。大好きな女(?)がCDを貸してきて「聞きなさい!」と言うので喜んで聞いたらえええ上手いやん一般人!と思ったところから歌い手の存在を知り、なんとなくしか知らなかったボカロ曲に詳しくなる。
他の趣味と並行してしばらく追いかけて大学生の頃やたらライブに通い詰めた。夏コミ冬コミにも乗り込んで本人からCDを買ってはお礼を言っていた。その頃好きだったボカロPや歌い手はもう大体メジャーデビューした。今だにりぶさん、まじ娘さんがすき!Pはすこっぷさんがすき!

アイドリッシュセブン


出ました人生の教科書!
友達と深夜のテンションで、お互いに気になっているソシャゲをひとつ始めようという話になる。
ちなみにこの友達とは、一人暮らし中、深夜に呼び出し会える近所の友達で、2人とも、声優の旅番組「江口拓也の俺たちだって癒されたい!」を見る習慣があった。

お友達は別のコンテンツを始め、わたしはアイナナを始める。理由は旅番組に出ている声優たちが好きだったのと、わたしが大好きなジャンヌを描いていた種村有菜先生がキャラデザだったこと、動画で先に見ていたTRIGGERの楽曲が心なしか刺さっていたこと。

軽率だった。話が面白すぎて続きを読まなきゃ死ぬ体になり、そのまま連日、夜が明けるまで必死に音ゲーをする羽目になる。

きちんと苦しんで立ち上がるアイドルたち。襲いくる荒波のえげつなさ。センターの役割、リーダーの役割、兄弟への劣等感や憧れ、愛、妬み嫉み、ファンの想いに苦しんだり、背中を押されたりする。

この世の理をすべて知っている?アイドル業界の神童?みたいなシナリオと、絶対に推しが見つかる、あらゆるアイドル像が形になったキャラクターたち。ビジュアルには好みがあると思うけれどきっと何か、誰かの物語や誰かのセリフが刺さる。アイドルを通して人の人生の葛藤や何かまで反映している。

初めてアイドルの“推し”ができてしまい、正直バイト代では賄えないほどで、大変なことになった。

A3!

アイナナの更新が少し落ち着き始めた頃、SNSの広告でめーちゃくちゃ流れてきた。同じ会社のコンテンツ、アイ☆チュウを齧っていたわたしにとっては、フルボイスで新たに出るA3!が気にならないわけがなかった。

これもまた軽率だった。
アイナナよりも話はとっつきやすくて、でもやはり登場人物に人生のあれこれを投影しつつ演劇の面白さを絶妙に伝えてくる。演劇には元々興味があったので、純粋に演劇の用語を覚えたり知識が増えていくのが楽しかった。
そんなこんなしていたら劇中で演劇をやる度に曲がリリースされるという。しかもわたしが拗らせたことのあるボカロPがめちゃくちゃ参戦してくる。

ハマらないわけもなく、アイナナで推しを作ることに躊躇いがなかったわたしにはしっかり推しができ、現在までハマり続けている。そしてエーステに繋がる。


古谷大和


やっとここまできた!!!言わずもがな!!!!ついにバンド以外でわたしに確たる「人」である推しができる。もう散々語っているし今も好きが更新されているのでここではまだ語る言葉をもたない。作品ごとに思い出を増やしていこう。


演劇

古谷さんが見せてくれたもの。人によって違うお芝居は本当に面白いし、クリエイター陣によって作られるアート的な楽しみ方もある。色々な景色を見せてくれるもの。それこそ今までに出会ってきたバンドマンや声優陣が出演していたり、音楽が聞いたことのあるものだったり、大好きな作品が舞台化したりもする。ここまでいろんなものに夢中になってきた人間たちが、好きにならないわけがない!これもまだまだ更新中。いろんなジャンルもあるし、もっともっといろんな作品に出会いたい。



こうしてまとめてみると、全てが繋がっているように感じる。以前に見たあのジャンルに出ていた人だ、あの絵を描いた人だ、あの曲を書いた人だ、あの曲を歌った人だ、と、過去の経験の中に、きっかけがいくつも散りばめられている。

ここに書いていないものにもたくさん出会ってきたし、今だに“繋がる"ことがある。

これだから趣味中心の生活がやめられないよね〜!

古谷大和さんに出会えている今がとても幸せで、今までに出会ってきたものに感謝することはよくあります。なかなか好きになれない自分の、見つけてきたものだけが自信になっていたりする。

過去のものになったのではなく、いまだにライブに行ったりするし、これからも楽しく程々に、ここに書いたものたちに人生を助けてもらおう。

おしまい!

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