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とってぃーの先生実践録 vol.5

前回の投稿から約1ヶ月ほど間が空いてしまいました。

「元気にやってますよー。」


あっという間に6月も終わりに近づいてきました。
ぽっかり抜けていたこととして、今月の目標を載せ忘れていました。

『子どもたち同士の絆を深めよう』

これが、6月の目標でした。
梅雨の影響で室内での活動が多くなる中、子どもたちの信頼関係作りを大切にしてきました。


今日は少しだけ、その実践を紹介します。


①クリエイティブな係活動


自分の学級には三つの係活動があります。

・レク係
・ファーム係
・リフォーム係


三つとも子どもたちがやりたいという声でスタートした。



レク係は毎週水曜日でクラス全員でレクリエーションを行うので、その内容を考えています。


ファーム係は学年農園があるので、そこで野菜を育てています。(どの学校にもあるはず?!)

収穫した野菜は平等にご家庭に持ち帰っています。


リフォーム係は斬新なネーミングです。活動内容は、みんなが生活しやすいよう教室環境を整えています。

空いている壁に学級新聞や季節に合った飾りを作り、教室環境を明るくしています。


先週、大切な野菜が何者かに食べられるという事件が発生しました。

そこで、現場に残る証拠から犯人を推測する授業を行いました。
鳥の羽が落ちていたため、犯人は鳥だということがわかりました。

「かかしを作ろう!!」
最後には面白いアイデアが出てきました。



自ら主体的に考え、協働的にアクションする姿に毎回感動します。

子どもってすごい!!


②ごちゃまぜ授業


自分の学級は特別支援学級のため、他学年の児童がいます。
そのため、他学年が同じ場所で学習することになります。


個に応じた課題を用意して、一人一人に対応していくことが主な学習ですが、せっかくの環境なので、みんなで授業することもあります。


低学年の子は高学年の子の姿を見て、真似してみたり、食らいついていきます。

高学年の子と低学年の子にカッコいいところを見せたいと思っているので、ケツに火がつきます。


熊本大学の苫野教授も、学年学級制を克服する提言をされています。

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/65486?page=3


賛否両論はあると思いますが、

多様性を尊重するという点でごちゃまぜは効果的だと思っています。



①②の活動を行った結果、朝会った時の挨拶がとても良くなりました。
お互い目を合わせて、元気よく挨拶しています。

信頼関係を築き始めた、第一歩です。


これからも継続していきながら、さらに絆を深めていきたいと思っています。


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