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富樫展に行って、推しキャラ概念コーデについて考える

こないだ昔からの友達と妹と一緒に、森美術館で開催中の富樫義博展に行ってきました。

すみません以下洋服とマンガの話ですが、あらすじとかキャラクターの説明とか割愛しているので予めお断りしておきます。

私、今はあんまりマンガ読まないけど、若いころはそこそこオタクだったんです。

今でこそオタクもすっかり市民権を得ましたが、私が学生の頃はオタク=痛い、恥ずかしい、ナード的なイメージだったので、私のファッションへの傾倒はオタバレ防止や自己肯定感を回復するため、という側面もありました。
中1の時にハンターのキルアにドハマりしてたんですが、オシャレな私が言ったらモデルの名前かなんかに聞こえてマンガのキャラとはバレないんじゃないかとか思って、学校で「キルア超かっこいいんですけどー!」とかオタク特有の早口デカい声でアピールしてたこともあります。つらい。

さて冨樫展の話に戻りますが、その友達と会えるのも久しぶりだったので、気持ちが高まりすぎてなんか特別なことをしたくなり、キャラクター概念のコーディネートで行こう!と思い立ちました。

最近はやりのツイードベスト着てキルア概念、なんちゃって!
全身黒い服でモード系にして、クロロやフェイタン概念もありかな?
メガネ+タートル+デニムでシズクは簡単かも!
なんて試行錯誤しつつ、それじゃあ被るかも!なんて思い、たまたま緑のスカートを持ってたのでカチューシャとピンクのハイネックのトップスを合わせてアルカコーデをすることに決めました。

アルカ

そしてネットでピンクのトップスをポチッたもののあまりにも似合わなくて返品し、結局通常の服で出かけました。。

赤いストールを巻いてコエンマだというていにしました

ちなみに友達はクリスマス時期ということで、緋の目を意識した赤ネイルギタラクル概念の緑パンツ履いてきてくれました。センスいいなあ。

展示の感想は、絵がすごく緻密で展示数も多くてかなり見ごたえありました!混んでたのもあるけど、見終わるまでなんと二時間かかりました。2000円以上の価値あると思います。そして週間連載であんなクオリティを出し続けてたら腰も傷めるなあと思いました。

そして私レベルEのことを久しぶりに思い出しました。
実は今まで読んだマンガの中で一番好きだったのがレベルEなんです。
絵も人物がから背景まで全部のページでクオリティ高いし(だからハンターで絵が雑だった回は微妙にショックを受ける)、ストーリーも知性的だけど変に難解すぎないし、3巻でスッキリ終わるところとか全部美しいです。幽白とハンターは読んだけどレベルEは読んでないよって人は、ぜひ読んで欲しいです。
一番好きなエピソードがサキ王女の話なんですが、サキ王女の原画も見れたのでテンション上がりました。

サキ王女

そして今こういう首がアメスリになってて肩がカットアウトになってるワンピースって結構でてるじゃないですか。

例えばステラマッカートニーのSS2022

こういうの可愛いな~でも着ないな~とか思って遠くから見ていたんですけど、私これサキ王女ぽいから好きだったんだ!って思ったら急激に欲しくなって買おうかすごい迷ってます。ああ~そんなお戯れに使えるお金は無い~。しかもこんな肌出せないからぴったりするインナー買わなきゃ着れないしどうしよう。

なんていう話を家に帰ってから母にサキ王女の絵を見せながら相談したら「なるほどね、あんたの絵って富樫に影響受けてたのね!」って言われて、思わぬダメージをくらいました。私、そんなガチで描いた絵見せたことあったっけ?つ、つら…

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