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【親のイライラが止まらない!】アドラー心理学で楽になる子育てのコツ

この記事を選んでいただき ありがとうございます。


30年ほど小学校の教員として勤務してきた経験から

「アドラー心理学に学ぶ 子育ての極意」をご紹介します。


アドラー心理学や アドラー心理学を子育てに活かす意義については

1分解説動画を ご覧ください。

文字起こし文付きの 記事も読むことができます。



それでは 本題に入りましょう。


【親のイライラが止まらない!】アドラー心理学で楽になる子育てのコツ



はじめに


毎日子育てに奮闘する親御さんにとって、子どもの言動にイライラしてしまうことはよくあるでしょう。

「もうちょっと素直に言うこと聞いてほしい!」「どうしてこんなことするの?」と、つい感情的になってしまうことも。

しかし、そんなイライラも、アドラー心理学の教えをヒントにすることで、楽に子育てできるようになるかもしれません。


【親のイライラが止まらない!】に有効なアドラー心理学の教え


アドラー心理学は、「すべての人間は平等であり、それぞれが課題を抱えている」という考えに基づいています。

子育てにおいても、この考え方はとても重要です。

子どもは大人とは違う考えや行動をするため、親の思うようにいかないことが多々あります。

しかし、それは子どもが悪いのではなく、「子ども自身が成長するために必要な課題に取り組んでいる」と捉えることができます。


1. 課題の分離


子どもと親は別の人格であり、それぞれが異なる課題を持っています。
「子どもの課題は子どものものであり、親の課題は親のもの」であることを意識することが大切です。


2. 勇気づけ


子どもは、「自分はできる」と信じているときに、より多くの課題に挑戦することができます。

そのため、親は子どもの「できたこと」を具体的に褒め、「チャレンジする勇気」を育てることが大切です。


3. 信頼関係


子どもとの信頼関係を築くことは、子育てにおいて最も重要な要素の一つです。

子どもが「自分はありのままの自分で受け入れられている」と感じられるように、「共感」と「傾聴」を大切にすることが大切です。


教えの意味


アドラー心理学のこれらの教えは、子どもが「自分で考え、自分で行動できる」自立した人間へと成長していくためのサポートとなります。


子育てへの活用方法と具体例


1. 課題の分離:子どもの宿題を例に、親のイライラを楽にする方法


  • 状況: 子どもが宿題をしない

  • 親の課題: 子どもが宿題をしないことで、親がイライラしてしまう

  • 子どもの課題: 宿題を自分で終わらせること

  • 活用方法:

    • 宿題を「子どもの課題」と捉え、「自分で考えさせてみる」

    • 宿題ができない原因を一緒に考え、解決策を見つける手助けをする

    • 宿題を終わらせたら、「できたこと」を具体的に褒めてあげる



2. 勇気づけ:新しいことに挑戦して失敗しても、子どもを勇気づける方法


  • 状況: 子どもが新しいことに挑戦して失敗する

  • 親の課題: 子どもが失敗することで、親が落ち込んでしまう

  • 子どもの課題: 新しいことに挑戦すること

  • 活用方法:

    • 失敗しても「チャレンジする勇気」を褒めてあげる

    • 失敗から「何が学べたか」を一緒に考える

    • 次回のチャレンジに向けて、具体的なアドバイスをする



3. 信頼関係:友達と喧嘩をしてきた子どもを、共感と傾聴で支える方法


  • 状況: 子どもが友達と喧嘩をしてきた

  • 親の課題: 子どもが喧嘩をしてきたことで、親が心配になってしまう

  • 子どもの課題: 友達と問題を解決すること

  • 活用方法:

    • 「どうしたの?何かあった?」と、話を「最後まで聞く」

    • 子どもの気持ちに寄り添い、共感する

    • 「どうすればよかったと思う?」と、自分で考えさせる


さいごに


アドラー心理学の教えは、子育てを楽にするだけでなく、子どもが「自立した人間」へと成長していくためのサポートにもなります。

今日紹介した内容を参考に、ぜひ親子で一緒に成長できるような子育てを目指してみてください。





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