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【エッセイ】 人見知りじゃんけん

私は、人見知りじゃんけんが弱い。
今までの人生で、信じられないほど負けてきた。
情けない…。
強い人、ほんとにうらやましいなぁー、と思っている。心から。

説明しよう。
人見知りじゃんけんとは、いわゆる「はじめまして」の時。
初めての人と会う瞬間こそ「人見知りじゃんけん」は行われる、と勝手に思っている。
そう、私が勝手に命名して、勝手に勝負にしているのだ笑笑

まず「はじめまして〜」で「じゃーんけーんポン!」となり、その顔つき、受け答え、目の動き、何より醸し出す雰囲気で『人見知り度』が分かる。

私はこの時、人見知りのくせに、なぜか人見知りでは無い感を出してしまうのだ笑
余計な気を遣っている…ともいうかもしれない。
当然この勝負に負けてしまう。
そして、それ以降のその人との関係性が決まってしまうのだ。
そう、ずっとこちらが気を遣い、話題を考えたり、話を振ってあげたり、挨拶もこちらからしてあげたり…etc.
とにかくこの人見知りじゃんけんに負けてしまうと、相手はその人見知りの強さからそのままを受け入れてもらえる人、私はじゃんけんに負けたから頑張らなきゃない人、になってしまうのだ!!!
ほんっと疲れる…⤵⤵
神経すり減る…⤵⤵⤵

何より、はっきり言ってこちらも人見知りである。結構ちゃんとしたヤツ笑
なのに何のためにこれを偽り、非人見知りを演じ続けなければならないのか…ため息。。
得しているのは、じゃんけんの勝者その人だけ。(本人はそのつもりは無い笑)

その人が強いのは人見知り度だけではない。
その強い人見知りを隠さないところ、沈黙が続いてしまうことへの恐怖よりもそれを貫いてしまえる感じ、それが勝負強さに繋がっているのだろうな、と。
まぁおそらく、本人も勝ちたくて勝っているのでは無いだろう笑笑
でも羨ましい!
とにかく羨ましいのだ!!
こっちは貫きたくても貫けないのだから笑
沈黙怖いし、気まずいのも嫌だし笑
これにより、
私が人見知りだと気付いてもらえない、信じてもらえない時もあるのだから泣
…しんどい泣泣


あぁ今年こそ、人見知りじゃんけんに勝てる機会に恵まれますように———

頑張れ、私!

笑笑

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