Netflix日記〜「ダヴィンチコード」シリーズ
Netflix日記では映画やドラマ、アニメなどをみて思ったこと・感じたことを綴ります。備忘録のため親切ではないですが、作品に関する詳しいあらすじなどは書いておりませんのでご了承ください。
今回は「ダヴィンチコード」シリーズ
「ダヴィンチコード」「天使と悪魔」「インフェルノ」の三作品
このシリーズは「美術×宗教×歴史」の背景知識があるか否かで作品に対する感想が180度変わってきます。
レオナルド・ダヴィンチ「最後の晩餐」/ガリレオ・ガリレイ/ダンテ
/カトリック教会/イルミナティなど
鑑賞しながら、わからない部分がたくさん出てくるので、その度に調べていました。特に「宗教」に関して知らないことばかり。
宗教に関して「天使と悪魔」の最後のシーンが印象に残っています。
「宗教には欠点もある、それは人間に欠点があるから」
世界では宗教対立をきっかけに争いが起きることもあるけれど、宗教を創ったのもそもそも人間だからそういう意味で、欠点がないものなんてこの世に存在しない。
作中では、主人公と強い繋がりを持っていた人物・天使(味方)が、最終的に悪魔(裏切り者)になる。しかし、裏切り者である彼らも彼らの中の"正義"を全うするために生きている。「インフェルノ」では人口爆発によって地球や人類の未来を救うため”正義”としてウイルスを使って人類を滅ぼそうとします。個人それぞれの価値観や”正義”の上で生きているため、現実社会でもこのような事件は起こってもおかしくない。
また、この作品では多くの世界の名所が登場します。
「インフェルノ」の舞台となった「アヤソフィア」や「バシリカ・シスタン」(地下宮殿)は実際に訪れたことがあります。「行ったことがある」というだけで作品への親近感が桁違いでした。
他にも「ダヴィンチコード」シリーズではパリ、ロンドン、バチカン市国、フィレンツェなど登場します。こうやって映画を観ると、新たな視点で海外旅行をしたくなってしまっています。
最後に作品を観てメモしたこと⬇︎
「ダヴィンチコード」
「イエス・キリストに妻や子供はいたのか?」というタブーに迫った。
レオナルドダヴィンチの作品に隠された秘密とは?
「シオン修道会」(マリアと血統を守る)VS「オプス・デイ」(キリスト妻帯説を否定)
・テンプル騎士団
・ウィトルウィウス的人体図
・フィボナッチ数列
「天使と悪魔」
ガリレオの暗号を解明する
「宗教には欠点もある、それは人間に欠点があるから」
「インフェルノ」
ダンテ(中世イタリア・フィレンツェ出身の詩人)による叙事詩「神曲」に登場する「インフェルノ(地獄)」
検疫(quarantine)の語源はイタリア語の”クアランタ”=40
黒死病(ペスト)流行時に入港する際は40日間港で待たされた。
乗組員が病気を持ち込まないように
「人間は愛の名で大罪を犯してきた。君の行動のどこが愛だ」
「人生にはミステリーが必要」
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