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ずぶ素人が海洋プラスチックゴミについて勉強してみた。

このnoteは2020年8月23日に開催した”SDGsリレー生配信”のレポート記事です!10時間の配信中に行われた 10個の企画。
ライターの方々が感想を交えながら1つ1つ振り返ってくださいます!

何を学び、何を感じたのか。

みなさんもぜひ、あなたにとってのSDGsを思い浮かべながらご覧ください!
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どうも〜

ボランティアライターのオワリトモヤです

8月23日にあったよんはち主催、SDGsリレー生配信では
様々な団体の方達が、zoom・YOUTUBEで講演されました
それも合計 約10時間 
すごい規模ですよね、しかも無料だし 

その中で僕が参加したのはUMINARIさんの

「プラスチックゴミのいま」

レジ袋が有料化され、プラスチックゴミの問題が改めて注目されているいま
海洋プラスチックゴミが僕たちの環境にどんな影響を与えているのか
問題を解決していくためにどんなライフスタイルがフィットするのかを話し合いました


早速、実際にどんな内容だったのかお伝えできればなぁと思います
まず、UMINARIさんが教えてくれた「いま」について

海洋プラスチックゴミってどのくらいあるの?

なんと 1億t

正直全然想像つかない、ヤバいってことがわかるくらい…ってことで何かで例えようと思いましたが全然わかりやすい例えがないんですよね
でも実際、海洋プラスチックゴミが多すぎて太平洋ゴミベルトなんていう海に浮いてるゴミが海流に乗って集まってる場所ができちゃってるんです。しかもこれがめちゃめちゃデカい。

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(出典:環境省 平成29年度漂着ごみ対策総合検討業務 より)

それに言われてみれば海に行っても岸辺でプラスチックゴミを見ないなんてこと十中八九ないですよね
そういった浜に打ち上げられたり、海を漂っているプラスチックゴミを食べてしまった海鳥や魚を私たちが食べてしまうことによって私たち人間もプラスチックを食べてしまうなんてこともあるようで、生体濃縮なんて名前までついてしまってるんです。
実際、海鳥の90%は何らかのプラスチックを誤飲してしまっているらしい…

ホラーな話はたくさん聞くことができましたが、あげるとキリがないので割愛します
気になる方は是非SDGs の14番 「海の豊かさを守ろう」をキーワードに調べてみてください

じゃあどうしたらいいの?

これですよね、環境の話とかを聞いていつも感じる無力感。話のスケールが大きすぎて自分に何ができるのかもよくわからずただただ不安になっちゃうっていうのが環境の話を聞いた時の僕のもっぱらの反応でした。

今回のイベントではこれについて実際に活動してるN P O団体の方たちから話を聞けたのはラッキーだったなぁと思います。ってことでそれをみんなにも共有したいので続いて、僕たちが考えるべき「いま」について

**1.お気に入りをながーく使おう**

自分が日々の生活の中で使い捨ててるものをお気に入りに変えるだけで環境にも自分の心にも優しくなれちゃうんじゃないっていう一石二鳥なラッキーなお話。

実際にN P O団体の方達が使っているお気にいりも教えてもらったので軽く紹介

・エコバック
・ストージョ(カフェ用のカップ容器)
・タンブラー
・ストロー(ステンレス)
・スマホケース(なんと土に埋めると自然分解させるらしい)

自分の知らないグッズもいろいろあるんだな〜と、
例としてストージョのサイトを載せておきますね
ステマっぽいな...ステマのつもりはないです...
サイトとかを挟むことでちょっと見やすければなぁと

https://www.mindart.co.jp/stojo/

初期投資は高くなっちゃいがちだけれど、お気に入りにすることで生活のちょっとしたことが少し楽しくなる

とNPOの方が言っていて、なるほどと納得。
正直、初期投資高いのはちょっと気が引けるとこもあるけれど心持ち的に少し楽しくなるんなら僕的にはアリだなぁと感じました。それで環境にも貢献できるならラッキーということで。

ただ、お気に入りだからと言って同じものでお気に入りを増やすのはちょっと本末転倒なのでお気をつけを。
エコバック10枚持ってます!って言ったってエコバックの方が実は使い捨てのレジ袋より1枚あたりの使ってるプラスチックは多いですしね。

大事なのは1つのお気に入りを十二分に愛しましょうね〜ということ。

ちょっといいこと言えたのだろうか、好きなバンドの歌詞から拝借しました。
パクリですね。僕にはこんな素敵なワードセンスはありませんがそういうことです。はい。

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2.ゴミになるプラスチックと向き合おう**

どういうこと?ってなると思いますが
リサイクルできるようにプラスチックを捨てたり、ゴミ処理できずに海に流れてしまうプラスチックを減らしたいね!というお話。

現在の日本のプラごみのリサイクル状況ってこんな感じ(プラごみから何に生まれ変わってるか)

・25% : プラごみ→プラスチック
・57% : プラごみ→燃料(ゴミ焼却のための)
・18% : リサイクルできず

余談ですが、日本は燃料に変えるのもリサイクルだよーって世界にいってるけれど、どうやら世界基準ではそれは甘いよって言われちゃってるらしいです。

気になるのは18%のリサイクルできていないプラごみ、これって%で見ると意外と少ないって気がするけれど実際の量で見るととても多いのが想像できますよね。

じゃあなんでリサイクルできないの?

実は汚れてるプラスチックってリサイクルができないんです。
例えばお弁当の箱とか汚れているものは資源として再利用するのは難しいそう
ペットボトルなどのように、一つのものでも分別しないといけないものなどもあるようで意外とリサイクルをするためにはちゃんと自分たちで処理してからゴミとして出す必要があるのだそう。
実際にどういう風に処理したらいいかはお住まいの自治体ごとに違ったりするので
「住んでる市区町村 プラスチックゴミ」で検索!

話は少し変わりますが、他にもゴミとして処理されずにそのまま海に流れてしまっているプラスチックも実はあるみたいなんです。
いったいそれは何かって言うと

マイクロプラスチック

マイクロプラスチックって何?って言うと名前から少しわかりますがとーっても小さいプラスチックの繊維など。それが海に溜まってしまうんだとか。

一体どんなところからそれって出てくるのって言うと下水を通って処理されるものから出ているんです。よくわかんないですよね。
具体的にいうと化学繊維の服から出て洗濯排水と一緒に下水に流れてしまったりするんだそう。

これが意外と厄介で、小さいがゆえに下水処理場でも処理できずにそのまま海に流れてしまっているそうなんです。

これが深海にたまると半永久的に分解されずに地球に残り続けてしまうらしいのも怖い…

これはとても処理が難しいしうーんって感じなんですが、マイクロプラスチックを防ぐ洗濯ネットだったり解決策が少しずつ出てきているそう。

マイクロプラスチックは実際に海に溜まっているものの、今はまだ生態系に与える影響はわかっていないそうで、これは予防に近いのかなと思いました。

ただ、まだわかってないだけで実際にわかってからではやっぱり遅いところがあるのは、ちょっと関係ない話に聞こえるけれど現在のコロナ禍で実感したところ。

まだ影響がわかってないからといって、ちゃんと向き合っていかなければならないってことには変わりないはず。


今回のイベントに出てみた個人的な感想のまとめ

環境を直接守ることを考えるより、自分の生活をどう変えていったらいいのかを考えないとなと感じました。
大きな話で言うと、どうしても環境や自分たちって言う不特定多数の生活まで考えて変えなきゃいけなくなってしまう。それを考えるのも大事ですがまず、自分1人の生活・ライフスタイルをどう変えたらいいのか、お気に入りに囲まれた生活にシフトするのか、ゴミを捨てるときは持ち帰って分別してから捨てるのか、みたいなそういうことなんだなと。

これはN P Oの方が言ってたんですが、自分ができ始めたら人にそういうライフスタイルを押し付けるんじゃなく自分がやっていることで魅了して広められたらいいねって言っていてそうだなぁと。
環境に寄り添ったライフスタイルがかっこいいという価値観が広まればいいなぁと思う反面それって少し「お高く」なっちゃうんじゃないかなぁなんて懸念もあったり。

まだまだ、ずぶの素人だし、自分の力はとても小さいけれどまずは自分のライフスタイルから見直していけたらなと今回のイベントを通して思えました。

改めて、お話を聞かせてくださったU M I N A R Iさんありがとうございました!

https://www.doyouheartheocean-uminari.net


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こちらは配信の時のお写真✨

みなさんいかがだったでしょうか?
この記事を読んで、SDGsを考える時間がほんのちょっとでも増えたり、何かみなさんのアクションに繋がれば嬉しいです(^^)

UMINARIさんって普段どんな活動してるんだろ〜?
もっと知りたい!
という方は ぜひぜひ こちらのHPからチェックしてみてください!

今回この記事を書いてくださったのは......
武蔵大学 金融学科の オワリトモヤさんでした!
本当にありがとうございました!

このイベントのすべてのレビューは よんはち noteからご覧いただけます。
ぜひご覧ください!
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