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誰かを引きずりおろそうとするのは、目指すべき場所がないから

 この世には、『男性が選ぶ恋人にしたい有名人ランキング』。
 もしくは、『女性が選ぶ恋人にしたい有名人ランキング』というものがあるようです。
 
(余談ですが、調べたところ、ほとんどそのランキングの方々の名前を知らなくてビビりました。不勉強を猛省します(^^))
 
 もし、彼ら彼女らのように、美しく、賢く、強く、夢を追いかけている人の恋人になれれば、一体どれほど幸せなことでしょうか。
 
 と、夢想した人はちょっと待ってください。
 
 それをゴールにすることは、まったくもって構いません。
 むしろ、それがあなたにとって機能するのであれば、そんなにいいゴールはないでしょう。
 
 しかし、わたしたちにとって、妄想とゴールは違います。
 妄想は叶わないものですが、ゴールは達成されるものです。
 
 もし、ほんとうに芸能人と付き合ってしまったら。
 そこを想定しないと、むしろ地獄が始まるかもしれません。
 
 月並みな想像ですが、
 デートではサングラスやマスクを着用。
 付き合っていることを誰かに言えない。
 スケジュールが面倒くさい。
 ファンにバレたら、という恐怖。
 なによりも、自分よりも確実に優れているパートナーへの嫉妬や劣等感。
 
 想像してみると……うーん、地獄ですね!
 
 これなら、普通の一般人と付き合う方がマシだ、と言う人もいるかもしれません。
 しかし、逆に、それでも、わたしは芸能人と付き合いたいんだ! と言う人もいるかもしれません。
 
 たとえ想定したとしても、その未来が地獄であることには変わりはないとは思います。
 が、その地獄を楽しむことができるかどうかは、変わってくるのではないでしょうか。
 
 その地獄をうまく渡り切ることができるか。
 それとも、振り落とされてしまうのか。

 明暗を分けるのは、「そのゴールが叶ってしまったらどうしよう」を叶う前から、真剣に考えているかどうかだと、わたしは思います。
 
 以下より、まといのばのブログ記事を引用させていただきます。
 
(引用開始)
 
ですから、ゴールを設定したときには、一番最初に心配すべきは、

どうやって叶えよう、、

ではなく、

叶ってしまったら、どうしよう。

であるべきです。

それを、一生懸命考えましょう。
むしろ「ゴール達成しちゃってどうしよう」と明日から本気で心配するくらいでOKです。

何を心配することがあろうかと思うかもしれませんが、そう思える人は幸いです。

実際は成功すればするほど、悩みのタネが増えるだけです。
そして、その先のゴールをきちんといつも考えねばいけません。

 

 
(引用終了)
 
 実際は成功すればするほど、悩みのタネが増えるだけです。
 
 たとえば、芸能人と付き合えば、多くの悩みのタネが生まれるのだと思います。
 
 なんで突然、こんな話を書いたのかというと、小説『言の葉の庭』を読んで、その臨場感が強烈に伝わったからです。
 先生のブログに紹介されていたことから、興味を持って読みはじめたのですが……まだ途中ですが、わたしは、主人公より、主人公の兄に関心を抱きました。
 
 めちゃくちゃ雑にあらすじを解説すると、その兄はひょんなことから舞台を観に行き、そこである女性の役者に見惚れます。
 運良く、トントン拍子でその彼女と付き合うことができた兄ですが、それで幸せになれたのかと言えば……実はそんなこともなかったのです。
 
 ちょっと、その文章を引用させていただきます。
 
(引用開始)
 
 恋人同士となってはいたがしかし、それでしあわせになったかと訊かれたとしたら実はオレにはなんとも言えない。梨花の意志的な瞳にもしなやかな体きもオレは夢中になったが、しかし同時に今まで気づく必要もなかった劣等感のようなものを、梨花といるとオレは常に突きつけられるようになったからだ。

(中略)

 
今日の撮影でね、という梨花の弾んだ話を聞くたびに、オレの内側はかすかに痛んだ。嫉妬や劣等感や独占欲や自尊心が入り交じった、それは複雑な痛みだった。


(引用終了)
 
 わたしが目から鱗だったのは、恋人にもコンフォートゾーンって適応されるんだ、ってことでした。
 いえ、当たり前のことなんですが、ついついスコトーマになってしまいました。
 
 なんの話かと言うと、ドリームキラーの話です。
 ドリームキラーについては、YouTubeで苫米地博士が分かりやすく語ってくれた動画があったので、それを引用させていただきます。
 
(引用開始)
 
 簡単に言うと、過去に囚われている人。
 人を見る時、相手の過去で見る人たちを、ドリームキラーって言います。
 なんでドリームキラーが起こるかと言うと、コンフォートゾーンですよね。
 自分が高いゴールを持っている人はいいけど、ゴールが低い人ーー我々エフィカシーって言いますけどーーゴールを達成する自己評価が低い人は、高い人のそばにいると居心地が悪くなるんです。
 
 そうすると、テレビの中で成功している人なのに、悪口を言ったり、そして、そうしたことをして、心理的に相手を下げたつもりになったような人たちを、ドリームキラーって言うんですけども。
 ただ、こういう人たちが、悪意のある人ならいいですけど、善人のドリームキラーって結構います。
 で、どういうドリームキラーかと言うと、皆さんの過去を統計とかをベースに見ようとする人たち。
 例えば、学校の先生が、「私はこういう学校に行きたいです!」と言うと「偏差値から君には無理だよ」。いいけど、過去の統計をどれだけ取っても、本人はそこに入ってませんから。でしょ、でもそういう人たち。
 
 もしくは家族もあるわけです。
 「私はこんな風になりたい!」って言っても、「君には無理」って親が言ったりすることもあるんで。
 それは親にとって無意識の世界で、本人は意識してないかも知れないけど、居心地が悪くなると、相手を下げようとする。これがドリームキラーって言います。

 

 
(引用終了)
 
 言の葉の庭に話を戻させてもらいますと、兄にはゴールがなくて、エフィカシーが低かったのです。
 だから、キラキラと夢を追いかけている彼女に劣等感を抱いてしまうし、つい無意識に攻撃してしまいます。
 
「ただ、夢を追いながら人の金で飯食えていいなって思ってさ」
 
 そんな言葉が、つい口からポロっと勝手に出てきます。
 本人にとっては無意識の行為なのです。だから、止められませんし、せいぜい後悔しかできません。
 ドリームキラーというと、夢を破壊してくる人たち。つまり、わたしやあなたの障害です。
 しかし、気がつけば、わたしたちもまた、そこに滑り落ちる可能性は常にあります。
 
 ドリームキラーについては、『えんとつ町のプペル』の西野亮廣先生の言葉がとても興味深いです。
 なので、引用させていただきます。
 
(引用開始)
 
・皆、もともと、夢の類を持っていたのだけれど、大人になる過程で、己の能力や環境を鑑みて、折り合いをつけて捨ててしまった。
・そんな中、「皆が折り合いをつけて捨てたモノ(=ゴミ)をいまだ持ち続け、丁寧に磨き、輝かせようとしている者がいる」
 
 折り合いをつけて夢を捨てた人達からすると、なんとも迷惑な話です。
 まかり間違って、そのゴミが輝いてしまうと、あの日、捨ててしまった自分の判断が間違いだったことを認めなくちゃいけなくなります。
 そりゃ、「さっさと捨てろよ」という考えにもなる。
 
「ゴミ人間」は、皆が折り合いをつけて捨てた夢の集合体。
 そして「ゴミ人間」は、折り合いをつけて夢を捨てた人達の間違いを証明しようとしている。無自覚に。
 これは「脅し」に近い行為です。
 実は、先に攻撃を仕掛けているのは、「ゴミ人間」のほうで、これこそが挑戦者が皆から殴られる理由だと結論しました。
 



(引用終了)

 
 すごくありがたい言葉だと思います。
 これをコーチングに置き換えると、「先にコンフォートゾーンを壊そうとしたのはお前だ」でしょうか。
「いえいえ、無自覚なんです」という言葉には意味がありません。それで許されるのなら、そもそもドリームキラーだって無自覚なんですから。
 
 攻撃とはどういうことか、いまいち臨場感が掴めない方は、この文章をご覧ください。
 
(引用開始)
 
 いつからか靴作りに真剣な弟、がむしゃらに役者を目指している梨花、一回りも下の中年男に真剣にぶつかっていく母親。
 ――こいつらみんなばかなんじゃねえか。オレは苛々と胸のうちで毒づく。辿り着くはずもないゴールに、それ以外の場所は存在しないような勢いでひたすらに走り続けている。どいつもこいつも。ふいに今日二回目の涙が込み上げてくる。なんて日だ、今日は。
 うらやましいのだ、オレは。
 誰にも聞こえないように鼻をすすりながら、オレは決して口には出せないその気持ちを、必死に胸の中に押し戻そうとする。
 
(引用終了)

 
 そんなにうらやましいのなら、あなたもゴールを目指せばいいのに、とわたしたちは兄に対して思います。
 しかし、もしかしたら、この話は、わたしたちにとって他人事ではないのかもしれません。
 
 ゴミ人間とは、皆が折り合いをつけて捨てた夢の集合体、と西野先生はおっしゃいました。
 
 しかし、わたしたちは、コーチングや気功を手に入れたことで、そうやって皆が折り合いをつけるような夢のほとんどを達成することができます。
 
 これは、べつに、わたしの意見などではなく、わたしの先生がおっしゃった言葉です。
 とても参考になるので、引用させていただきます。
 
(引用開始)
 
フェロモン気功の理論と技術(というレッドピル)を通じて覚醒するとあっさりと人付き合いが増えて、恋人ができるようになるでしょう。実践すれば、サクッとゴールは達成されるのです。

ただ問題は覚醒して行く先(ゴール)を見失ってしまうことです。純粋に欲望が小さいのか、少し成功して傲慢になるのか、そのどちらかもしれませんが、レッドピルを少し摂取して覚醒して少し成功し満たされ思い上がるようになると、ゴールが見えなくなってしまいます。

特に僕の先生が配るレッドピルは強烈なので、大概のゴールは割とすぐに叶ってしまいます。これはガチです。

気功に出会う前の望みは、ほとんどすべて叶ってしまうのです。

だから次のゴールを設定するのが重要なのですが、、、大概は傲慢に身を取られ身動きが取れなくなります。

先日もセミナーで「闇堕ちってどんな感じですか?」と聞かれたので(すごい質問だw)、簡単にお答えすると、傲慢さで五感が塞がれる感じです。目が梁で覆われ現実と自分自身が見えなくなり、耳が塞がり注意や警告が聞こえなくなり、現状の自分を過大評価し(そのくせ自分の未来には全く期待しておらず)、自分の過大評価と現実のギャップに不満足を覚え、苛立ちの日々を送ることになります。

https://ameblo.jp/healing-quigon/entry-12716402265.html

 
(引用終了)
 
 普通に、常識的に考えたら、夢は叶えられたら幸せになれるはずなのに、コーチングでは明確に否定されています。
 叶えてしまうと、不幸になるのです。
 
 なので、わたしたちは死ぬまで、永遠に、馬の目の前に人参をぶら下げるように、ゴールを追い続けるしかないのです。
 うーん、この言い方だと、少し悲観的かもですね。
 
 それが喜びなのです。
 夢を追いかけ続ける毎日が、幸福なのです。
 だから、安心して、「夢が叶ってしまったら、どうしようと」と考えてもいいと思います。
 
 わたしも、また、考えています。
 べつに、それほど興味はなかったのに、なぜか、いつの間にかゴールが設定されていて、ものすごい勢いで突き進んでいます。
 もはや「叶わなかったらどうしよう?」ではなく、「叶ってしまうぞ、どうしよう?」という段階です。
 予定みたいなものですね。
 
 しかし、だからこそ、焦っています。
 ゴールを達成した! 完!
 と、物語のように締めくくれていたら、人生も楽だったのでしょうが……まあ、それじゃあつまらないですね。
 
 ゴールを達成したら、どうするのか。
 次は、どんなゴールを追いかけるのか。
 それを、今、ぼんやりと考えています。
 
 まあ、いずれ、近いうちに、セッションで、先生と相談したいと思います。
 そのフィードバックを、またブログに書けたらいいな、と思っています。
 
 っと、個人の話ばかり長々と、ごめんなさい。
 でも、この話が、あなたの人生の肥やしになれば幸いです。
 
 それでは、また。
 またね、ばいばい。
 
 
 


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