大河ドラマ「光る君へ」第13話「進むべき道」

・一条天皇(柊木陽太さん)に入内する道隆の娘である定子(高畑充希さん)政治的側面もあるけれど年齢的に、といか見た目にも差がある、史実では14歳で3歳年下の11歳である一条天皇に入内したようだ。

・大河ドラマ(鎌倉殿の13人)を観始めているせいか今回の逆の場合もあるので違和感自体は無かった。ただ二人とも仲が良い様子だし、定子も父である道隆と仲が良く雰囲気自体はアットホームな印象。

・前回道兼にも妻や子供がいるのが意外と書いたがまさかの両方登場(苦笑)、当たり前だが新鮮だと思った、娘である尊子(愛由さん)が怯え切っていて道兼の性格を考えれば納得かなと。

妻の繁子(山田キヌヲさん)が嗜めていたがこれもまた以外、ドラマ上では道兼とは何となく不仲というか関係が薄いのかなと思ったけれど。

・文字が読めず騙された親子に出くわし救いたいと考えるまひろ、道長が政治面で状況を変えたいと思い、まひろは民の立場から変えていきたいと思うのは納得。

・しかしながら毎度まひろに付き合う乙丸が微笑ましい。弱そうだけど体張って守るし好きなキャラである、道長とは疎遠となっているから道長の従者である百舌彦は出てこないのかな?道長も出世しているから従者でないのかも。

・兼家の衰えがこの4年で激しい、正気を失っているようでこれまでの冷酷さ、冷徹さが失われどんな人間でも老いれば・・・という印象、だからこそ自分の後継者探しには執念染みたものも感じる。

・いつの間に道長と倫子の間に子供が、前回から4年から考えればそうだよなと思った。側室である明子は兼家の扇を手にして呪詛をという展開。自身の父を死に追いやった兼家に対する恨みがあるのは分かるがその描写自体がないので(兼家のやり方をみれば恨みを買いそうなのは分かるが)そこは違和感。

・まひろが女房の仕事を探すがなかなか見つからず、それを知った倫子が手紙を書いて対面するが・・・自分の好きだった道長の所ではさすがに働けないと思うし頼れるはずはない・・・。

・そして道長がまひろの書いた漢詩を持っていた事を知る流れ、倫子自身は手紙を貰ってない事も本心がまひろにあったからで今でも忘れられないのかも・・・、そういう意味では倫子も可哀想かなと思う。

・最後には道長とも鉢合わせしてしまうというありがち(失礼)な展開。まぁまひろの仕事探し→見つからない事を倫子が知る→二人が再会する・・・てなればそりゃドラマ的には道長とまひろと再会しますよねぇ、倫子も紹介するつもりだったのだから。道長はどのような声をかけるのか?

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