酸漿根 - さんしょうこん -
この植物について
●基原など
●基源
ナス科 #ホオズキ
Physalis alkekengi var.franchetii
(別名: #酸漿 (#カガチ・#カガミゴ) 中国名:挂金灯)
●産地と分布
東アジア原産。日本のものは北海道、本州、四国などを原産地とする一年草または多年草。
●花期
7〜8月
●薬用部位
根(全草を乾燥させたものは酸漿)
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●生薬解説
●生薬ランク(神農本草経)
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●生薬分類
清熱利湿薬
●性味
酸・苦/寒性
●帰経
肺・脾
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●成分・薬理作用解説
●成分
苦味成分:physalinA,B,C、フラボノイド:luteolin、根にはtigloyloxytropane等
アルカロイド類(ヒストニン・ソラニン)
●薬理作用
鎮咳、解熱、利尿
●臨床応用
堕胎
●頻用疾患
発熱、黄疸、水腫
●薬能
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●配合と禁忌
子宮収縮作用があるため、妊婦には禁忌
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■花言葉
・自然美
・心の平安
・偽り
・ごまかし
・私を誘って
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◆この生薬が使われている当庭の取り扱い商品
なし
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*Memo*
中国では少女にちなんで、紅姑娘(べにくうにゃん)、紅娘子(べににゃんし)、姑娘花(くうにゃんばな)、花姑娘(はなくうにゃん)などの名前があります。
愛宕神社の鬼灯市は、愛宕権現の夢を見た武家屋敷の使用人が「6月24日の功徳日に青ほおずきを水で鵜呑みにすると、大人は癪(しゃく)の種(腹の立つ原因)を切り、子供は虫の気を去る」と吹聴したところ、本当に薬効があったことから始まったとされる。
観賞用の毒を持つホオズキは、江戸時代の堕胎方法として存在していた。
(出典 : 富山県薬剤師会「富薬」, 鹿児島県薬剤師会HP, 浅草寺HP,イー・薬草・ドット・コム )
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小話し
先日の浅草の続きです!
街を散策している時に、鬼灯を見かけました。
有名なほおずき市の名残りを感じます。
行ってみたいと思いつつも、行けてないので、来年は行ってみたいです。
そして、風情のあるカフェを発見。
浅草では有名なのでしょうか。。
思わず吸い込まれてしまいそうになり、しかしお客さんがいっぱいで、入るのは断念しましたが、いつか入ってみたい。
パンにも天国って書いてある。。
天国って手軽に行けるんですねぇ。。
よく考えたら、当庭にも「天国」ありました。
モーリス・ドニという画家の作品。実物はオルセー美術館にあります。
実は行ったことあるのですが、その時はあまり印象に残っていなかった。
しかし、庭にまつわる絵を探していて辿り着きました。
よく見ると、天使がいます。
ブルターニュ地方の、ペロス・ギレックというところにあるドニの別荘の庭だそうです。
ストリートビューしてしまいましたが、本当に美しい景色が広がっています。
天国って結構あるんですねぇ。。
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