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「自然美を捉えよう」写真教室 を開催しました。

初めましての方も、そうじゃない方も、こんにちは!
4 Silent Birds スタッフのヒロヨです。

去年の秋の日光写真教室から冬の冬眠を経て、約半年ぶりの写真教室を開催しました。
今回のテーマは「自然美を捉えよう

なんと、今回の被写体は「人」ではなく「自然」です。
haru wagnus のポートレート写真の方が印象にある方も多いと思いますが、幻想的な自然やコスモスの作品も見たことがある方もいらっしゃると思います。

Instagramの #wagnus_cosmo_cosmos でこれまで撮り続けてきたコスモス写真が上がってますので、よかったらご覧ください。


今回のテーマ「自然美を捉えよう」

私も初めてカメラを手にした頃は、季節の花をよく撮りました。その時の写真とiPhoneでの撮影を比べると、まるで別世界の美しさに感動しましたのを覚えています。

F値の存在を知り、背景をぼかしたり、前ボケを使ったりして、「これこれ!」とワクワクしたものです。でも、だんだんとなんかイマイチ、目で見てるのはもっと綺麗なのに、こんなの去年も撮ったかも?など、自然を切り取ることに難しさを感じていきました。

そういったマンネリしがちな自然写真を、今回は「アートな写真」として昇華し、最終的には展示やインテリアとして「飾れる写真」を目指した、撮影から編集までを詰め込んだ写真教室となりました!

▼『#自然美フォトウォーク』で皆さんがアップしてくれた素敵な写真が見られます!
チェックはこちらから


”写真教室はもう始まっている”【事前資料編】

今回の事前資料では、haru wagnusから植物を撮る際に考えるべきポイントや、写真のテイスト別のアプローチ方法など、たくさんの情報を盛り込んでいます。

事前資料の一部をちらり

参加者の皆さんからは、とても好評で参加前にどんな撮影をしたいかのイメージを作れたという嬉しいお言葉もいただきました。

事前資料があることで、写真教室のイメージや視点を共有し、ただ教えてもらったものを撮るだけではなくて、自分自身の頭でどんな写真を撮りたいかをイメージしてきてもらうことに重きを置いています。

また、毎回写真教室は、オープンチャット内でコミュニケーションを取っているので、事前に「どんな写真を撮りたいか」「どこに悩みがあるか」などのご質問や、カメラ・レンズの選び方についてもアドバイスさせていただいています。(今回はAIを使ったQ&Aも試験的に実施!)


被写体と向き合う”修行” 【写真教室当日】

いよいよ写真教室当日です!そして、お天気にも恵まれて、まさに夏の暑さが広がっていました。

今回の舞台は昭和記念公園!
この時期のブーケガーデンは、色とりどりの花々が一斉に咲き誇り、見ているだけで心が癒され、ワクワクしてきます。遠くにはシャーレポピーの花畑も広がっていました。

まずは参加者全員が自己紹介をして、講師がポイントを説明しながら、実際の撮影に移ります。
講師が撮影した写真や事前資料を参考にしながら、実践のポイントを伝えていきます。
そしてあとは、ただただ撮ることに集中するのみ!
参加者の方は撮影している間、講師は一人一人と話しながら、個別のアドバイスをしていきます。

この個別レクチャーこそ、写真への深度を深める大事なキーです。画一的なレクチャーではなく、撮った写真を見て、参加者の思考や視点を掘り下げながら、アドバイスすることで新たな視点や気づきを獲得します。

自分がイメージしたものを作品にするために、参加者たちは黙々と植物たちと向き合います。
ポートレートの教室ならモデルさんとの会話や指示が生まれるでしょうが、植物は喋ってくれません。
いつになく真剣に写真を撮る様子をスタッフとして見守っていましたが、まるで修行のような光景でした。(笑)
暑い中、どこのポジションがベストなのか、どう切り取るのか、背景のチョイス、前ボケの質感などひたすら写真と向き合い、植物と向き合っていました。


主役はお花だけじゃない

ブーケガーデン以外でも、昭和記念公園内を移動しながら、美しい葉っぱや、普段はあまり気に留めないような場所での撮影も行いました。たとえば、途中で見つけたトイレの脇にあった山ぼうしの写真なども撮影しました。

葉っぱと光だけでも、キラキラと透け感を撮ったり、影とのコントラストを生かしたり、みなさんいろんな角度から撮られていました。

お手洗いの横の山ぼうしが光で綺麗
そこで撮った山ぼうし


最後の仕上げも忘れずに

これまでの写真教室は、撮影が終わったら、オープンチャットにて完成した写真を提出していただき、それに対して講評を行なっていました。 しかし今回は「アート写真」にするために欠かせない「編集」についてもレクチャーを行いました。当日撮影した写真データを使って、ノンストップでリアルな編集作業を収録し、haru wagnusがどう写真編集を進めるかを動画でお見せしました。

その中で編集されたharu wagnusのビフォーアフターと参加者さんの写真がこちら

実際のharu wagnusのビフォーアフター写真

参加者の皆さんの写真

@sf.ochappa
@bleu_clair_
@k.watanabe
@sakiko_o3
@terashutter
@tanaka_kari_
@asakatsu0402
@lp.kentaro.t

haru wagnusの講評を受け再編集された方もいらっしゃいますが、それぞれの個性が際立ち、どれも部屋に飾ったら、とても素敵だなと思いました。 みなさんの写真を見て、鮮やかな写真で元気をもらえたり、凛とした穏やかな気持ちになれたりして、自分の写真を「飾れる写真」に昇華して、データから形にするとより写真の楽しみ方も広がりそうですね。


終わりに

今回の写真教室は、初めてポートレート以外のテーマでした。今まで、haru wagnusの写真教室に興味があったけれど、テーマのせいで参加できなかったけれど、今回、初めて参加することができたという方もいらっしゃいました。 アンケートでも街中やカフェなどスナップ撮影やフィルムカメラの会など様々なリクエストがあったので、今後、いただいたリクエストの中からも企画していきたいと思います。

次回のフォトウォークは、毎年恒例の夏の風物詩!!
「入水&花火フォトウォーク」を7月8日(土)に開催します!
詳細情報やお申し込み方法は、近日公開予定です!
お楽しみに^^

去年の「入水&花火フォトウォーク」の様子はこちらからどうぞ



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