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忖度を覚えた瞬間!

たつや学長です。

昔話で恐縮なんだけど。

サンフランシスコで知り合った友達のお母さんが遊びに来て、ご飯をご一緒した時のこと。

「明日からLAに行くから、あなたちも一緒に来なさい」

当時は、直前で買うチケットほど高いものはなかった。

多分、数週間前に買えば(サンフランシスコ→LA片道)一人$50くらいのものが、前日だと4-5倍以上したと思う。

一応、一度は遠慮したけど、結局言われるがまま(笑)LAについて行った。

そして、空港に着いて驚いた。

黒服のパンチパーマの男が20人くらい、左右列になってお出迎えだったのだ。

内心「これ、やばいヤツじゃない?」とビビったけど、ここまで来たら引き返せない。

僕らは、3台の(やたらデカい)黒塗りリムジンに分けて乗せられ、ランチ会場に向かった。

指示されて乗った僕の車には、(話しっぷりから)兄貴分的な人が乗っていて、他の男たちに色々指示をしていた。

到着したところは多分、センチュリーシティのトンカツ屋だったように思う。

そこで、たらふくランチをご馳走になった。

ご存知の人もいると思うけど、アメリカの料理は日本に比べて量が多い。場合によっては、2-3倍くらいある。

当時は若かったことに加え、アメリカに住み始めて3ヶ月もすると(不思議なことに)胃もアジャストしてデカくなる。ペロッといただいたが、さすがに満腹になった。

ここで、一同解散となって、僕らは空港まで送ってもらうことになった。

車に乗り込むと、兄貴分の人が話しかけてきた。

「ラーメンは好きか?」

すごく好きだけど、アメリカにはマズイ店しかないと言ったら、

「そうか!そりゃよかった」

「実は、オレの店が今日オープンなんだ。食わしてやるぞ」

「食えるだろ?」

正直、胃の皮ははち切れそうだったけど、断れる雰囲気ではなかった💧

..ということで、
リトルトーキョーのお店でとんこつ風ラーメンをいただいた。

満腹だったことを差し引いても、なかなかマズいぞ。

スープはぬるく、麺は伸びて、インスタントのような味もする。

「どうだ?」

兄貴分が眉間に皺を寄せて感想を訊いてきた。

僕はこの時、忖度することを覚えたw

あなたはいつ?

今日もハッピーホルモン大放出!

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