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東京都知事選の立花孝志党首の戦い方はビジネスでも十分生かせるって話

最近、東京都知事選を戦っている立花孝志先生ですが、私なりにこれは絶対にビジネスにも十分に利用できる戦略をしているように思える。だからといって応援するわけではなくただ戦い方がものすごく弱者が強者を倒す際にはこの戦い方が使えると思います。

まずは、既得権で甘い蜜を吸っているやつを倒そうという構図を作る。選挙で1票しかもっていないが、束になれば既得権を持って悠々自適に暮らしている悪党を倒すことができると有権者に訴える、「既得権を持っている人は〇〇をやっています、どうおもいますか?納得いきませんよね」という内容で演説をする。これは良くある戦略だと思います。しかし、そこから立花氏はメディアを利用した戦略に打って出ている。過去メディアと言えばテレビしかなく、既得権の思い通りになるテレビしかなかったので言いたいことも有権者に届かないし、興味も持ってもらえなかった。いくらおもしろいことを言っても劇場でやっているお笑い芸人よりテレビに出ているお笑い芸人の方が認知度が高いし、認知度が高いうえでの判断になる。しかし、最低限能力は高くないとだめですが・・。1家庭に1台はテレビがあり、視聴時間も何時間もみている。また高齢者であればあるほどテレビの視聴時間も長くネットフリックスやAmazonプライムなんてみないでテレビ一択です。

そう考えると高齢者の人数が多いし、テレビを見ている人が多い中で戦えばそれは、不利な戦になることは誰でも想像できると思います。ある一部は投票する党は決まっているので残りのパイで票を集めないとならない、それんは無理がある。そこで立花氏はあらたな投票していない有権者を本気で集めようとしている、新たな市場(高齢者以外)を開拓しようとしているのです。それがYouTubeだったりネットからの有権者です。頭のおかしい変なYouTubeもいるが、そうではなくて社会的にはまともな人でフォロワーが多いYouTubeをしっかりと集めている。そこで一緒に選挙でコラボしてYouTubeは見て楽しんでるが、選挙に行っていない人を集めている。確か都知事選は過去も50%位の投票率があがそれ以上に投票率を上げないと立花氏は勝てない。

また、テクニックで言えば同姓同名の候補者を出すことで票を割って当選確率の高い人の票を割るという事もやっています。

また、法律を基盤に選挙活動をしていて、ルールをしっかりと守るし、守っていない人がいればそれを指摘して最終的に裁判をする。これは日本人であれば普通の事で当たり前の事だけど、中にはちゃんと確認しないで守らない人もいる。選挙管理委員会ももちろん既得権になりますので、既得権側と繋がりがあればジャッジは既得権側にいくのは当たり前の事です。それをさせないのが裁判なので、公平にジャッジしてもらわないと既得権側に有利になる事は立花氏はわかっているのでだと思います。

政見放送でインパクトのあることをやったとしてもそれは法律上問題が無いことを知った上でやっています。判例でもないことも知っているのでこれは凄いと思います。しかし、社会的にどうなのかって倫理的な問題はあると思いますが、法律的にはOKです。おそらく弁護士と密に打ち合わせをしてやっていると思います。これは個人的な見解なので、ご本人でお確かめ下さい。

これをビジネスでもしっかりと生かせることで、法律を元に活動をして、メディアを選定してプレゼンして、自分をブランディングして誰をターゲットにするのかを決めている。実際には能力の高い人がサポートしていると思いますが、自分が何が得意で何が足りないのかをわかっていて、そこを埋める一流の人をサポート役に付けているので、スキがない!!これらを普通のサラリーマンが出来るかと言ったら出来ないと思います。普通の人は出来ないと思います。ここまで喧嘩したりなりふり構わず行動をするのは難しいかもしれませんが、このスキームはまね事はできると思いますので、法律や会計なども普通の人よりは知識は持っています。ぜひそういった面だけでもまねをした方が、今後ビジネスパーソンとして飛躍的な成長をするのではないでしょうか。

それでは、またー!!

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