完璧を成せない完璧主義者

この記事での問いは全て己に向けたものである

最近夢が自認しないように抑え込んでいる希死念慮を魅せてくる。もういっそのこと死んでしまった方が楽なのでは無いかという考えに至るほど流されている。恐らくこれが俗にいう病んでいるという状況なんだろう。病んでいることを自覚すると落ちる一方なので認めたくない。健康だと思い込んでいたい。だが病んでいなかったら魅せられても魅入られはしない。揺らぐことなく今の視野を保つことができるはずで狭く閉ざされた無の空間に入れられている気持ちにもならないことであろう。一度弱さを認めてあげることから始めないと崩れる。死んで楽になるのは私だけだ。周りは違う。なら私が将来目指すものになれたとして私の存在が認知されてしまったら余計に死にづらくなってしまうじゃないか。どうしたらいいんだ?こんなにくだらない思考に至るのは何故?くだらない思考、それはどの部分に対して言っているのかもわからない。今は感情は邪魔だ。冷静になれ。ひとりでいないと落ち着いて眠ることすら難しいのにひとりでいると正気を保てる気がしない。頭から血の気が引いていくような感覚が襲いかかってきた。夢とはいえ一度全てを手放すことが最適解なことを叩きつけられたらたまったもんじゃない。今の精神状態では尚更。そして去年欲しかったものでもありそれと重なり苦痛が増す。全て手放すことを選びきれない者がその先を望んで勝手に絶望しているのは嘲笑の対象にするのには都合が良すぎる。まるでこれから見ることになる現実を知らぬ無知で無垢な幼子のようだ。どうして私はそんなに自分の弱さを認めたくないんだ?気張っててもいつかどんな形であろうと終わりは来るんだよ。0•100の精神性が出ている。他人には全てが完璧である必要はないと謳っているのに自分がこれではそれすらも言う権利などない。弱いことを認めてその弱さに縋り甘え堕ちるのが怖くて怖くてたまらない。ひとりであると思いひとりで全てを成せるわけがないのにひとりでやろうとしひとりで勝手に折れる。その方が無様だとは思わないか?

己の意志も貫けぬ哀れな完璧主義の成れ果てよ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?