貴方の遺骨と逃避行をしよう!

思考と戯言と夢の記録

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思考と戯言と夢の記録

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少しばかりの安寧を。

私は私が書くものを大勢に読まれたいわけではない。 なんなら見られたくないとまで思うが私と似たことを感じ、考え、苦しむ人間が私のことを見つけ、読み、少し肩の荷を下ろすことに、少しの安寧に繋がるならと思いこの感情が尽きない限り姿形は変えども綴りゆく。 完璧な救いが存在しないのは重々承知している。 逆も然りだが、少し誰かを救えたら己も救えるかなと。

    • 葛藤

      誰かを救いたいという気持ちの奥底に"自分も救われたい"と思う気持ちがあっても救いたいと思うことは恥ずべきことではないのに何故かそれを謳っている自分をどうも受け入れられなくて思考が停止している。本当はただ、自分が誰かを救ったという事実で自分が救われた様な気分に浸りたいだけなのかもしれないと思うととても卑怯で酷いことだと思い込んでしまっているようで後ろめたさを隠しきれない。孤独を感じると平気で崖側に立つ。弱い人間だから誰かの糧になって自分の命を繋ぎ止めたいだけなんだろう。そんな情

      • 命の水はきっと血のことだろうとふと思った。

        • 完璧を成せない完璧主義者

          この記事での問いは全て己に向けたものである 最近夢が自認しないように抑え込んでいる希死念慮を魅せてくる。もういっそのこと死んでしまった方が楽なのでは無いかという考えに至るほど流されている。恐らくこれが俗にいう病んでいるという状況なんだろう。病んでいることを自覚すると落ちる一方なので自認したくない。そう思い込んでいたい。だが病んでいなかったら魅せられても魅入られはしない。揺らぐことなく今の視野を保てているはずで狭く閉ざされた無の空間に入れられている気持ちにもならないことであろ

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          感覚

          机に指輪を置く音がいつもと違う。この間買った新しい机と前から使っている今も現役の机と音が少し異なる。それを瞬時に気付ける自分の感性がとても好きだ。机の広さの違い、置いてある物の違い、物の多さの違い、素材の違いなど色々が重なって異なった音が出てると思うとなんだか個性を感じていいなと思う。 紙によって書き心地も触り心地もめくった時の音も破った音もはたまた匂いも全て違う。インクの滲み方、乾き方、濡れたインクと乾いたインクの書いた者にしかわからないわずかな変化、時間が経った時の変化、

          気分が良い朝の血迷い

          今日は寝起きから気分が良い。昨晩は久しぶりに日付が変わる前に眠ることができ、6時には目が覚めた。そこからいつも通り空気清浄機のスイッチをひとつ強くしていつもの手順で紅茶を入れて飲んだ。だから気分が良い。(何かが足りない日は大体その空気清浄機のスイッチをひとつ強くし忘れている日なのだ。)だが気分が良いとそれが壊れることを恐れて前もって頓服薬の安定剤を徐に口に投げる癖が一向に抜け切らない。飲んだあとにやっと「まただ」と冷静になり少し落ち込む。恐怖からくる馬鹿のルーティン。馬鹿で本

          真理か心理か 精神=ガラス

          私はこれから人をもっと嫌いになるだろう。 精神、心理について学ぶにつれて最初からそういうものに過敏になのに今よりももっと他者が考えることも己が考えることも容易く予想し理解できてしまうことだろう。実に気持ちの悪いことだ。だがそれに沿うように思考を巡らすことが出来れば私はきっと今よりも楽に身を世の中に投げ出すことができるであろう。ただでさえ今は感情的になれない、冷え切った精神をしているのにそれを加速させてしまう。結果的に自らの手で心を殺す行為にもなりうる。それでいいんだ。私は感情

          真理か心理か 精神=ガラス

          揺らがない場所?

          揺らがない場所って何処だろう。周りの木々はあっという間に開発で壊された。平穏はすぐ揺らぐ。何故? 平穏って言葉がゆらゆらとしていて地に立っているようには思えないでしょう?故に簡単に崩れるの。覚えていて欲しい、今の環境はすぐに崩壊してしまうよ。いつまであなたがそこにいられるかなんてわからないでしょう?考えてみるととても恐ろしいことだと思いません?これを常に人間、全ての生き物は考えなくてはなりません。周りが駄目なら自分しか指標はない。だからね、己を持って保つことがとても大切なの。

          杞憂になればいい恐怖

          毎日小さな争いごとから戦争という大きい争いが起こっている。当たり前に。それがあるべき姿のように悲しいことに当たり前に存在している。私の目には届かない場所での冷戦と戦争、私の耳にも嫌でも飛び込んでくる大きな戦争が現実でも日に日に酷くなっている。 最近は戦争の夢をよく見る。まだ私が今いる地には火種は飛んできてはいないがそんなのも時間の問題で。きっともっと広がってしまうんだという恐怖に怯えてる。目を背けるように逃げるように眠剤を飲んで眠りにつく毎日。 だが夢の中でも戦争は止まない。

          諦め

          なんだろうね、普通に過ごしてるだけなのにただ眠れないだけなのになんか苦しくて苦しくて仕方ない。どうせ私は誰の言葉も信じないし誰かを救うことも出来ない。そうやって魔法をかけているから誰かが私のことを救ってくれるなんてことはない。と、思う。そうやって心のどこかで思っている。それが今顔を出してしまっている。 皆余裕がない。もちろん私も。私が勝手に救いの手を差し伸べて勝手に救ったと思い込んでいるだけなのに自分が救われたいと他者に縋った時誰もこちらを向いている気配がない。なぜか理不尽に

          連帯責任の理不尽さ

          加害者と家族というだけで、勝手に背負わされたもののせいで知らない大勢の人達から差別をされ続け、すり減らし、死を望むかはたまた憎しみで負の連鎖が続いていくこともあり得る。 加害者本人に対してそれを行うならまだ、ほんの少しばかりはわかるが貴方たちが石を投げた相手は何も犯していない無垢な若人ぞ。その無垢な若人が様々な恐怖心故に非行に走ってしまった。それが1番の証拠だろう。 貴方たちの言葉ひとつで形はどうあれ人は簡単に死にます。差別的な行為が結果的に石を投げられた無垢な少年を死を追い

          死に触れた時

          荒みに荒みまくってた時期に色々なことを経験した中でも1番記憶に残っているのは採血の容量で自分に針を刺し流した血をぼーっと見ながら座っていた時、計量カップの500mlを血が越えようとしていたあたりから視界がぼやけ、どんどん脳の回路が切れていく感覚に襲われて慌てて針抜いたあとそのままベッドに倒れ、次に目を覚ましたのが丸一日以上経った後だったこと。 その時はなにも死にたいと思ってやったわけはない。いつもやっていることを己の体はどれだけ耐えられるんだろうと興味で自分の体を実験台に乗

          血液検査

          友人がなんか色々検査をするらしくて血抜かれるの怖くて仕方ないんだとさ。倒れそうにもなったらしい。それを聞いてちゃんと生きてるんだなと感じた。体の中を流れてるものが抜かれていく恐怖に耐えられないのは本能的に抗えないものではないかなと思う。血管迷走神経反射というものらしい。私には全くないものだ。去年のこの時期に精神的に参っていて自分で血を抜いて(瀉血)ODをしまくっていた。改めて振り返ると心が生きていないみたいだね。その頃の事を最近よく思い出すけどしばらく昏睡状態になっていたくら

          尊厳破壊

          世の中は尊厳破壊でありふれている。 それに気がついたきっかけはオールドファッションがカントリーマアムの味になっている事を見かけた時。 これはカントリーマアム側の尊厳が破壊されている様に見えた。オールドファッションってドーナツはたくさんあるのにカントリーマアムはカントリーマアムでしかないのにその味が企業努力によって形を変えられて尊厳破壊されていて面白いなと思った。というかオールドファッションって名前の由来はなんだ?理由はどうあれ流行遅れって意味の名前をつけられたドーナツが存在し

          20220812

          下書きが残っていたので 最近、自分が自分で良かったと思うことがなくなってきた。何かあったわけでもないと思う。それも曖昧で自分への興味がなくなってしまったことを理解した。夕方蝉がなきじゃくってるのを聞いて夏を感じたり自分の髪と爪が伸びてきた時やっと流れを感じたりと生きることに対して物理的な何かがないと変化に気づくことができなくなった。前は常に死生観死生観死生観という思考をしていたのに死にたいと思う理由が他人への憎しみという陳腐なものになった。もう頭に何も浮かばない。水の膜に包

          今日の夢

          腕の傷を見つめていると 「そんなに見つめられると照れちゃうな」 と話しかけられる。 見ているのは傷でそれ以外の何者でもない。 声のする方を見ると生々しい赤色のうさぎだった。 顔を顰めると 「僕は君の傷だよ」 とだけ言いどこかへ消えてしまった。