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遠藤保仁さんに学んだ「自分をどのポジションで輝かせるか?」

先日Jリーグを引退して、コーチに転身した
ヤットさんこと遠藤保仁さんの本
「シンプルに考える」を買ってみました。

僕がサッカーをしていた時、同じボランチという
ポジションだったので、その目線からの親しみもありますが
日本代表に、様々なサッカー選手がいた中で
最も好きな方でした。

マイペースで、飄々としていているように見えて
確かな技術と、先読みの戦術眼をもち、時間と空間をつくりだして
チームメイトに的確なパスを送れる力がある。

プレースタイルは地味ですが
着実にチャンスを作るための、仕事をしている人でした。

「自分はどのポジションでなら輝けるのか?」
そんな事を考えることは、仕事をしていると
誰もが1回くらいあるのでは?と思います。

人間には様々なタイプがあります。
どれも、ひととおりこなせられれば理想的ですが
そんな人は、世界中を探してもなかなかいません。

ラクになりそうなポジションを探していたら
いつの間にか、フォワードからボランチに下がっていた。

自分の弱点を知った上で、弱点を補う方法を試行錯誤してみる
補いつつ、自分が得意なフィールドで勝負する。

「シンプルに考える」遠藤保仁

足が遅くて、ヘディングが苦手という遠藤さん。

その弱みを補える場所と、能力はどこかを探しつづけ
運動量の豊富さと、基本技術やパス力の高さという
自分が持っている得意なものを補って、いかしたそうです。

サッカー選手だけではなく、きっと
他の仕事でも同じではないかと思います。

「自分には特に目立った特徴も強みもない。」
そう思っている人こそ、自分の弱みをまず見つめてみた上で
じゃあ何で補えるのか?を考えてみることをおすすめします。

例えば、僕の場合ですと、汗っかきなので
営業などの外に出る仕事や、体を動かす仕事は(特に夏とか)
向いていないということを、20代前半で知りました。

また、派手にアピールするタイプでもないし
プレゼン力があるわけでもない。

声も小さく、寡黙に見られがちで
リーダーシップに優れているわけでもありません。

でも、後方支援というポジションで考えたとき、正確に
仕事を遂行する力と、パソコンを使いこなすスキルはありました。
それが今の仕事についた理由の1つでもあります。

弱みと思うものも、目線を変えたり、俯瞰してみたりすると
強みに変えることができます。

弱みをネガティブにとらえるか、見方を少しだけ変えてみて
ポジティブにとらえるか、それは自分次第。

サッカー選手として、意外性とバラエティに富んだ戦い方を
教えてくれた遠藤さんの言葉は、ひとつひとつが胸に響きます。

自分自身をどういかしていったらいいか?
気になる方は、よかったら読んでみてください。
(多分セブンイレブンの書籍コーナーにもあるかもしれないです)


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