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2020年振り返りと2021年の指針

新年あけましておめでとうございます。
早速緊急事態宣言が出てしまい慌ただしい1月となってしまっていますね。
誰もが2020年は大変だったからこそ2021年こそは良い年になりますようにと、
願いを込めていたに違いないだろうと思いましたが、
更なる試練が立ちはだかっています。
同時に自然災害も様々な新記録を打ち立てながら人々に襲いかかる年でした。
これは控えめにみても地球が苦しんでいることだと僕は感じています。
そして2020年が気付きと始まりの年だったとすれば
2021年はその荒波にいかに変化し続けて成長し続けられるか?
の一年になると思っていますし、自分的にそんな一年にしようと思っています。

2020年の振り返り

なんといってもコロナの影響が良くも悪くも凄まじいのはどこの映像業界の会社だったら受けたと思います。
特に4thclueのように撮影を得意とする現場が多い制作チームやフリーランスへの緊急事態宣言時の影響は半端なく、
冗談抜きで撮影こみの案件が全て吹っ飛びました。
この状態が2ヶ月ほどで徐々に回復し、次第に動画需要と配信需要が高まり、
大忙しになって年末まで忙殺されている知り合いも多かったです。

GoToトラベルやイートのキャンペーンによって地方の活性化も見られ、
地方への出張案件も増加したのが顕著でした。
やはり社会全体が上向きな時はどんどん受注は増加していきますし、
特にミニマムでハイクオリティの求められる現場が多かったように感じます。
しかしコロナの特効薬ができているわけでも、しっかりとした対策ができているわけでもなかったので、その需要は一過性のものだと思うようにしていました。
現にそうでしたね。

なので僕の会社でも案件の増加に伴って設備投資をしたのですが、
まずは配信系の機材を用意することから始めました。
今後コロナが落ち着いたとしても、
オンラインでやりとりすることが
なくなることはない
という時代の流れを感じました。
オンラインの方が安全性・効率性・費用面、もろもろ上回っている要素が多いという事実も浸透していきました。

会社としても完全にテレワークに移行し、今まであった事務所を引き払いました。
収入がなくなったときに会社を圧迫するのは固定費であり、
その無駄をしっかりと見直すいい機会になりました。
特にうちのように小さな会社はその事務所の大きさではなく
フットワークの軽さやスピード感が大切になってくるので
テレワークにした方が仕事の効率は上がりました。
現在では個々のモチベーションの維持が課題になっていると感じています。
会社というのはチームワークをいかに発揮させるかがキーになってくるとは思うので、1人でできないことをいかにオンラインでチームごとにできるかが重要です。

さらにできることを継続することはとても大切だと感じました。
4thclueの場合は「ベビムビ!」という子供向けのサービスを開始しました。
特に緊急事態宣言中は外出できない家族のために
無料編集をする100人無料キャンペーンを行いました。
ユーザーからの動画への反応もとても良く、家族のためになっているのだと確かな実感もありました。
しかし慈善事業ではなくしっかりとビジネスへと転換させようとする場合、
このようなtoC向けビジネスにしてはコストがかかりすぎ、
一般のご家庭にはそこまでお金を払えないという内容になり、
買っていただけない商品で継続が難しくなりました。

この学びもコロナの状況下だからこそできたことでした。
いくら良い商品と言ってもらえても世界的に不景気なときに
高額を払える消費者はほとんどいません。

むしろそう言った場面でこそコスト面で応援できるサービスでないと
ファンにはなって継続発注ができるものではないんだと知りました。

有志のフリーランスも無償で協力してくれました。
彼らのためにも、世の中のご家族のためにも
より適した商品を考え、ブラッシュアップしたサービス展開を考えています。

2021年に向けて

早速の緊急事態宣言で感じることは、
どこの企業もいきなり動き出すことに多少の抵抗感があるということ。
外出自体に良い印象がない中で、率先して撮影現場をやる企業は少ないです。
当たり前ですが。
前回からの学びとしては

①焦らずにしっかりと地に足をつける
仕事がリスケになったり延期になるとどうしても焦ってしまいます。
特に新規受注がなく売り上げ全体が下がると、焦って「営業しないと!」
と思ってしまいます。
しかし社会全体を見通して今現在動きが出しが難しいのなら、営業に力を入れるのではなく自分たちの中身を充実させる時期だと割り切ることが大切なんだと思いました。

②先を見通した計画と行動力
続きますが、柔軟に時代の変化を受け入れる体制が大切だと思います。
もちろん調子がいいときには調子がいいときなりのビジョンや目標を設定しますが、緊急事態宣言のような社会全体が急激な変化を要する場合は、
その先を見越した目標設定をいかに素早く行えるかが重要です。
一番の敵は思考停止です。
「いやぁ案件飛んでまじでやばいよー」
「まぁ1ヶ月後とかには戻ってくるでしょ?」
「また持続か給付金出るっしょ?」
「ってかコロナ〇〇だってよー」

のように情報交換という名目だけでなんの生産性もない会話で終始してしまう
シーンをよく目にします。
情報交換をした上で自分には何ができるか?
チームであったら何ができるか?
今の社会状況だから何をすべきか?
そしてそれが未来を見据えての行動になっているか?

こういった話ができる人間とビジネスをするのが大切なんだと思いました。

③その中で攻めの姿勢の行動力
僕の今年の行動指針は
「地に足がついた経営と攻めの姿勢を忘れないクリエイティブ」
僕自身もまた自問自答を繰り返していますし、
社員のみんなと話を続けながら日々攻めの姿勢をアップデートしています。
・自分は社会にとって何ができるか?
・今の経済状況でいつまで会社を守れるか?
・世の中に役立つコンテンツとは何か?
・売り上げを上げるために投資すべきのはどこか?

ただ攻めの姿勢ばかりで、しっかりと会社を守ることも忘れてはいけないということを学びました。
本当自分は経営者としては劣等生で、その場の勢いとテンションのみで行動して、
失敗ばかりだなぁと感じています。
もちろんそう言ったエネルギーは絶対に必要です。
ただし感覚だけで生き延びていけるほど、僕の場合は研ぎ澄まされてるわけではないし、意識しないとすぐに赤字続き。
そう言った場合、去年のような急な変化に対応できない組織なんだと痛感しました。
攻めの行動をするためにも、
しっかりと考え地に足をつけることが、
経営という面では大切
なんだと体感しました。
まぁめっちゃ当たり前のことなんで書いてて恥ずかしいですが。
経営者の先輩たちはみんな同じように
その盾と矛をしっかりと見極めて行動に移しているように感じます。

まとめ

変化し続け成長を続けるために大切なのは
地に足をつけながらぶっ飛び続けるという矛盾を飲み込むこと。
特にこの先行きがわからない状況では。
そのためには毎日のちょっとしたプラスの変化をいかに習慣化することだと思います。
年を越して、「今年からは〇〇する!」と意気込んでも基本やることはなく過ぎ去る日々。
もしくは連休中はできるけど、仕事が始まったらすっかり忘れてしまったり、
自分に甘くなったりして終了する計画がほとんど(僕の場合)
まずはめちゃくちゃハードルが低くても、
日常に変化を生む習慣を体に染み込ませること。
習慣化することは確かな力になり、
地に足をつける状態でいながらハイな状態で入れます。

スーパーサイヤ人が普通状態のセル戦の悟空とご飯の状態ですね。

僕の場合は大掃除した部屋の綺麗さを保ちたいので
・毎週日曜日のAM10時からは、できる範囲で家の普段やらない掃除をする
・筋トレのみは辛いので毎週月曜日の朝はバスケのシューティング
・毎日ビジネスのことを考える日誌をつける
・ビジネスで感じたことをチームのみんなへメール通信という名目でアウトプットする
・noteで動画というキーワードで学んだりしたことをアウトプット

毎日の習慣化を意識し
変化と成長を続けよう
基本的にそれらは見分けづらいほど微々たる積み重ねだ
いきなり辛いことをしては続けられない
継続は力なり
この言葉を有言実行していこう


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