題名からしてもう、問題がありそうな話しなんである。

しかしドラマ第１回目に卒業式があり、３年D組の担任九条里奈は生徒にＸされた。

そしてタイムリープ

最近多いですね…１回目に何も出来なかった主人公がﾀﾋんでタイムリープするというの
これはいつから始まったのか誰か…調べて下さい…

　1周目というか、本来の九条里奈はやる気が無さそうな先生だった。
多分自分の教科の教え方はそつ無くちゃんとやっていたのだろう
…が、自分のクラス生徒間のトラブルを知ってはいても何もやらない。見て見ぬふり。
どこにでもいるような先生だったのです。

本来の３年D組では、鵜久森ひとりがクラス中のいじめのターゲットにあっていた。

いじめられている鵜久森の悪い点を探そうとしても
誰にも、探せば何か欠点が見つかるはずなので、やってもしょうがない。

ターゲットにされると自分も同じ目にあうかもしれないと思い、生徒達もいじめに加担していない人でさえ担任と同じように見て見ぬふりをする。

鵜久森は不登校になり、文化祭にも出席出来ずにやがて自Ｘをした。

それだけじゃ無い。
このクラスの生徒では無い少年に、心の隙に入られた江波は、少年と付き合う事になり何も抵抗が出来なくなりやがてその少年のために性を売る人間になる。
そして江波は少年を刺した。

他にも細い事はあっただろうが九条は何の手立てもせずに無事に卒業式を迎えそして…

というドラマです。

学校の先生に特に観て貰いたいドラマだと思ったが、教師って本当に厄介だなと思いました…
教師になりたいと私は思わない。私は絶対に教師に向いていない事は分かっています。

ドラマの視聴者は、九条先生のつぶやきどうりに
この生徒の中の誰が九条先生をＸしたのだろうと、やたら犯人探しをしていましたが、ドラマはそんな事を言いたいんじゃ無い事を教えてくれる。

「何曜日に生まれたの」の公文竜炎と真逆なんですが

人を憶測や推測だけで決めつけてはいけない。

その人の言い分を聞く。
あと、
変わろうとしない人は
やらない言い訳ばかり考えている。

ですか、九条先生の教えは私が言いたい事に何となく似ていますね…

九条先生は何故タイムリープをしたのか？
と、私は考えるが
鵜久森もタイムリープをした事が分かって…
きっかけは鵜久森なのかなと思いました。

2周目、九条先生の助けによって自らも泣きながらクラスのみんなに意見を言えるようになり
少数の人間から、徐々に変わってきてとうとう文化祭までみんなと楽しむ事が出来た。
妨害はあったが、強くなった鵜久森と善意の心を大切にするようになったクラスメートによって切り抜けられた。
鵜久森は蘇ったかいがあった
本当に幸せな学校生活になったのだから…

ところがこれはタイムパラドックスのような世界に見えたが、やがて鵜久森は結局ﾀﾋぬ事になった…

九条先生もやはり人生には逆らえないのだと視聴者は思い知らされる。

誰が鵜久森を？
という犯人探しが、ドラマや視聴者の間で行われ…
やがて誰がやったか知る事になる

「クラスの空気が変わったから嫌だった」　

という理由だったので、私はビックリした。
観ていた人のエックスの感想では、
「やはりアイツ達が１番のラスボスだ〜」
というのがあったが…

二人のタイムリープによって、クラスの人達が
「あんまり良いと思わない事でもとにかく自分がやられないようにナァナァで合わせてやっていよう！」
という人達が
「やっぱりそんな事やめよう〜！」
になったので…タイムリープにより歴史が変わった
つまり
タイムパラドックス的な事件だった。（正確には事故）
後の九条先生に起こる悲劇もそうなのですが…

追記：本来の鵜久森ﾀﾋ因は、問題児グループ全員からのいじめと、それに従うクラス全員によるものですからね？担任もそれを放置していた事で加わっていたと同じ事になる。

しかし、あの生徒だけは全く変わらなかったんですよね。
１周目、みんなに合わせて
２周目、やはりみんなに合わせて
そして最後にＸＸなんですけど
最後は、この終わり方で合っているのかな？と思いました。

その生徒は九条先生が何を言っても心に響かない人間なんだし、
最後にＸＸったとしても
やはりみんなに合わせてるんじゃないかと私は思ってしまうのです。

私が何年も前からそういう存在に気づいて
変わらないんだろうな
と思っているタイプと同じなので
「僕おかしいの？僕変わらないの？」
とその生徒が言っていたけれど
「変わりませんね？」
と私なら言ってしまう。
人を変えるというのは難しいし、変わりたくない人は変わらない。


その生徒はパーソナリティが既に人とは違うのだけど多分他の人間達からは気づかれず生きていくんだろうと私は今絶望的な気持ちなのです。
私がその九条先生であったら
「分かった。じゃあ、一緒に行こう」
と抱きしめ一緒に飛び降ります。

勿論、現実ではしませんが
「最高の教師」感動して観ていた人には申し訳ないけど絶望感で打ちひしがれている私が観るとこういう感想になるのです。
目のお目汚し失礼しました…
あとＸが多いのですがNG漢字なのでご了承下さい。

追記：鵜久森が同じ場所でＸんだ事で、花壇が植えられた。しかも下で九条先生の夫が待ち構えていた。

このＷの作用によって（本来なら九条先生は離婚をしていたのでこれもタイムパラドックスの成果）
危うくふたりは助かった。
という終わり方で良かった気がしました。

追記の追記：その生徒はなんやかんや理由を述べていましたが
「事件があると、みんなで理由があるからと言うけど理由が無くやってもＸ人をやっても良いでしょう？」
と言っていたので、そういう人間なんだな？と私は思ったんですよ。
だけどふたりで飛び降りて何ヶ月もﾀﾋぬほどの痛さを味わったら人には加害をやらなくなるかな？という期待感を
いま一度もって、生徒だけを助ける終わり方にします。
そして題名のとおり九条夫婦は亡くなる…
九条先生としては全てを解決するためにタイムリープをしたと本人も思っていたのでﾀﾋんでも、
「空が綺麗な日で良かった」
と思ってﾀﾋんでも良い気がした。
違う少年に刺されるなんて、どんでん返しはいらないです。
旦那さんは可哀想なので、亡くならなくても良いですけど…どちらでも良いです。
ＸＸは「世界に色が無い」とか言っていたので
落ちた時に鵜久森のための花々に囲まれて目に焼き付き
花の色が鮮やかで綺麗だったと一生忘れないで欲しい。

✳加筆修正致しました。