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『ゴールデンカムイ』#297 五稜郭脱出

 五稜郭では脱出劇が展開中。ロシア人パルチザンたちはソフィアを庇い、肉片になって飛び散ります。それでもソフィアは動じずに戦う。ソフィアはその外見の美ではなく、こういう精神性までキロランケに愛されていたんでしょうね。キロランケがふくよかな女性が好きであることがギャグっぽく描かれていたけど。これは紛れもない愛だな。キロランケの妻には気の毒だけど。
 こうも爆発までして大騒ぎとなると、函館の皆さんも気づく。『ゴールデンカムイ』の気づきにくい特徴として北海道訛りがあんまりないということがあるのですが、最終盤に近づいてちらほら出てきております。

 このあと、月島と鶴見がセット出てくる。月島はそっちか。とはいえ鯉登も彼なりの判断で行動していて、白石が合図のために燃やした馬小屋火災に気付きます。杉元はそれを見て土方に撤退を言い出しますが、土方はむすっとしている。体力的に限界だと思うけれども。

 鯉登は独自の鋭さが出てきて、権利書があるなら外堀の池は通らないと判断し東口へ。月島は鶴見に馬小屋を調べるかどうか尋ねますが、鶴見は一人で走り出します。
 白石が伝令に化けて通ろうとすると鯉登が見破り、袋は撃たないよう命じつつ、白石の馬に追いつきます。どんだけ足が速いんだ。そして白石の荷物の縄を切断。袋の中身は権利書とアシリパではなく縄です。ここで永倉が第七師団兵士を斬り、鯉登の前にやってきます。
 
 白石の作戦では、袋の中に縄が入っていて、対岸にわたって縄でアシリパを引っ張ることになっていました。アシリパは30メートルある堀を泳ぐしかなくなってしまった。
 アシリパは都丹の遺骸を双眼鏡で見てしまいます。するとそこへ鶴見が走り寄って来るのでした。

「かかって来いや薩摩の芋侍がぁ!」
 一方で永倉は、薩摩芋侍である鯉登を見つけてハッスルしております。

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『ゴールデンカムイ』アニメ、本誌、単行本感想をまとめました。無料分が長いので投げ銭感覚でどうぞ。武将ジャパンに掲載していました。歴史ネタでより楽しめることをめざします。

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