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過ぎ去ってから気づくこと(今を全力で生きろ)

もう4,5年前ですが、ホリエモンが近畿大学でスピーチをした。

「未来のことなんて分かりっこない。今を一生懸命生きること。」

※結構、略してます。動画URLは本文末尾に記載。


人生設計とかキャリアアップとか沢山の情報やツールがあふれている。

でも本気で目の前のことに集中することが、一番大切。

そして今の時代はそれが難しい。

そんな内容です。このことを実感した実体験があるので書いてみました。

今回は、私と友人の仕事と就活の話から学んだことを書いてます。


■私の考え迷った1年(キャリアの話)。

約1年前に4年間勤めた営業職を退職し、現在はフリーターとなった。

退職理由は、この会社で今後の自分のキャリアを考えたとき、なりたい自分になれるのかと疑問を持ったこと。

あと、趣味でやっていた写真撮影を本格的にやってみたい。

学生時代に経験したアジアでのバックパッカーや国際ボランティアサークル活動を生かして、ゲストハウスや国際関係に関わる仕事がしたいと思った。

そこで、写真撮影をしながら北海道と東日本を巡る旅に半年間でていた。

自分の今までの経験やスキルを使ってフリーランス的に、個人事業主としての働き方ができないかと模索していた。

旅自体は最高の体験だったが、それを次の仕事に繋げられなくて四苦八苦していた。

資金面や実務経験がないこともあって、中々ビジョンを持てなかった。振り切ってフリーランス的に活動することも、どこかでストッパーをかけてしまっていた。

ただ今となって分かることは、自分の将来がどうなるかを考えに考えて、考えすぎて動けなくなってしまっていた。

ホリエモンがいう、目の前のことに集中することができてなかったことに、気づいた。

今はSNSやインターネットが盛んになって、仕事と生き方に関する情報が山の様にあふれている。

いかに稼ぐか、いかにキャリアアップするか。起業する為、フリーランスになる為の本や動画。情報商材もたくさん。

有益な情報はたくさんあるし、上手く活用すれば自分の人生を拓けると思う。

ただ人は沢山の選択肢を前にしすぎると悩む。選べなくなる。

これが現代の課題だと思うし、私自身がはまってしまったものだった。


でもホリエモンがいう大切なことは、私の友人と話す中で気づくことができた。

■今を全力で生き続けた、友人の話。

私の友人に、よっしーというアツいやつがいる。

ざっくりと性格を表すと「いいやつで、アツいやつ」だ。

私の通っていた大学には、卒業論文の提出締切り日に「卒論ダッシュ」といイベントがあった(みんなが勝手にそう呼び出した)。

よっしーは自分の卒論は早めに提出した上で、卒論ダッシュになりそうな友人を必死で助けた。「俺の友達はみんな卒業させるんだ」と。

卒論に追われている友人より、よっしーの方が真剣だった。

気づけば、卒論を提出する本人でなく、よっしーが卒論ダッシュしていた。

そんなやつが、よっしーである。

それはともかく、よっしは人材関係の会社に就職した。

社会人1年目は遊びに誘ってもあんまり参加してくれなかった。

参加できるって言ってても、後から仕事が忙しいからとキャンセルすることも多かった。

若干、よっしーのことが心配だった。
ブラックな会社でよっしーが使い倒されてないだろうか。。。


そして、月日が経ち、私は前職を退職し旅からも戻って再び就職を始めた。長いブランクからの迷いやキャリアの相談を、よっしーにした。

久々によっしーと二人で2~3回じっくり話合った。

話してみると、よっしーは格段に成長していた。自分のチームを持って、採用担当も兼務していた。役職だけでなく、発する言葉が今までの知ってる彼のものではなかった。

どうしたら会社が上手く回るか、業界での自分の目標、後輩の育成と人材採用の関連性など語る言葉の一つ一つの重みが違うのだ。

ああ、よっしーが遊びに参加しなかったのは必至で目の前の仕事に向き合っていたんだな。

別にブラックな会社だとか、自分に仕事が合ってない、もっといい会社があるから移りたいとか。

普通の人が抱いてしまうようなことは関係なしに、自分が与えられ仕事に集中して、どうしたら上手くいくか、もっと自分には何ができるかを考えてきたんだ。

4年ぶりに語り合って、よっしーの成長に気づいた。

■過ぎ去ってから気づくこと。


目の前のこと(仕事)に集中する。

簡単そうに見えて難しい。

損したくない、少しでも自分に利がある選択をしたいと思ってしまう。

間違いではないし、自分の仕事やキャリアを選んでいくことは、現代において必要なワザだと思う。

只、ワザだけでは価値を生み出せない。

目の前の仕事に全力をそそがないと、向き合わない限り成果は出ない。

ワザの前に、自分の信念、思いがあって初めてワザが生かせる。

そして、目の前のことに集中する本当の難しさは、向き合っている最中はその成長や成果に気づくことができないことだ。

全力で取り組んでいるその瞬間に結果はでない、結果がでるのは少し時間がたってからだ。

だから結果がでるまで、自分を信じて動き続けるしかない。

そう全てわかるのは、過ぎ去ってから。

自分が向き合って努力しても、結果が伴わないこともある。

でも本田圭佑が言う通り、成功に繋がらなくても努力する限り、必ず成長はする。

成長の延長線上に成功がある。

たとえ、直接的に望んでいた結果がでず成功できなくても、自分が必死で向き合った時間とエネルギーは、めぐりめぐって人生のどこかで還ってくる。

これは、私の友人と著名人が教えてくれたこと。

この学びを大切に、これからの日々も充実させていきたい。

(参考動画)
堀江貴文のスピーチ「情報を集めて行動せよ」@近畿大学 - YouTube

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