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台湾夏の風物詩「粉條冰(フンリャウピイェン)」

夭壽熱!日頭赤焱焱,隨人顧性命!今仔下晡去板橋食粉條冰矣。

台湾料理に使う食材「粉條」の形状は「米篩目(mí-chhî-muk=台湾客家語/ bí-thai-ba̍k=台湾ホーロー語)」によく似ている。でも白色ではなく透明のヌードゥル状食材だ。番薯粉(サツマイモの粉)を水に溶いて、かき混ぜドロドロにしたものを生クリーム搾り袋などに詰めて、ヌードゥル状の状態にしながらお湯の中に押し搾り出し、茹であげた後に冷やしたものだ。

 「粉條」も「米篩目(米苔目)」と同じように夏には冷やした甘いシロップに入れたり、かき氷を加えて「粉條冰(hún-liâu-peng)」にして食べる。家庭では麵や米粉のようにスープに入れたり、炒めて焼きそばのようにすることもある。


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