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フィルムカメラと青森【前編】

2022年9月、ずっと行ってみたかった青森へ。以前に青森市には少しだけ行ったことがあって、その時の街の雰囲気がとても良かったのでいつかゆっくり回りたいと思っていた県の一つ。せっかくなら、と自分の誕生日に被せて3泊4日、レンタカーで走り回った旅の記録。

※一部iPhone写真を含みます

今回の旅マップ

今回の旅ルートはこんな感じ(青森旅というかほぼ下北半島旅)。全日車中泊なので、見たいスポットを決めておきつつ、温泉と車を停める場所を適当に見つけていくスタイル。

1日目

青森駅前を散策

青森空港に着いたのは朝の9時過ぎ。
まずはレンタカーをピックアップして、車中泊用仕様に。とは言っても座席をフルフラットにしてマットを敷くだけ。

初めての車中泊旅。荷物も減らしたかったので、あとの装備は小さいインバーター、ランタン、フロントガラスのシェードくらい(カーテンも持ってくれば良かった)。訳あってこの車とは数時間後にお別れすることになります。。

駅前の商店街の良い雰囲気

下北半島を目指す

この日中に一気にむつ市の下北まで向かう予定。駅前の散策はそこそこに、北に向かって出発します。

途中に浅虫というところでちょっと散歩
ふらっと寄ったコンビニの駐車場から見える田園風景が綺麗だった
あっという間に夕暮れ

突然の車との別れ

途中、レンタカー屋さんから電話があり、なんと私が乗っている車を至急返してほしいとのこと!

「今日の最終目的地まで取りに行くので、車を乗り換えてくれませんか…?」とスタッフさん。さすがにレンタカー屋さんから片道2時間の下北まで来てもらうのも…と、途中の道の駅で集合することに。

(もしかしたら当日に私がフルフラットになる車がいいとわがままを言ったから、何かしらの手違いが発生したのかもしれません。だったら本当にごめんなさい…。)

とはいえ、集合の道の駅でもレンタカー屋さんから1.5時間。日はとっくのとうに暮れていて、確実に残業であろうスタッフの女性がROOMYに乗って登場。超疲れてるだろうに交換した車をフルフラットにする作業まで手伝ってくれました。そして市内へとんぼ帰りするスタッフさん…本当にお疲れ様です…。私としてはROOMYになったことで快適さがアップしてラッキーでした。

この日はここの温泉に入った気がします。

そして宿はこちら。トイレもあって快適でした。

2日目

日本三大霊場、恐山

2日目はこの旅のメインとも言える恐山からスタート。まだ学生の頃、鈴木理策さんの写真を見てから行ってみたかった場所。車を走らせ山を登っていきます。朝7時くらいに出発したこともあり人気がありません。

くねくね道をひたすら上がっていく
少し霧がかかっていて不思議な雰囲気
所々にお地蔵さん
宇曽利山湖(うそりやまこ)
奥に見えるのは大尽山(おおづくしやま)

この辺りまで来ると硫黄の匂いが。濃く曇った天気のせいもあってか、少し不気味な雰囲気です。

「あの世」に最も近いとされる恐山。静かに回る無数の風車、岩場から立ち上る煙、硫黄の匂い、遠くに見える湖。地獄にも極楽浄土にも見える荒涼とした風景はなんとも異様な空気が漂います。

風車は子どもを供養するためのものらしいです
宇曽利山湖の一部、極楽浜
写真が悪いだけで本当の極楽浄土のように綺麗な湖でした

本来は死者を供養する場所なので写真はこの辺にしておきます。ありがとうございました。

尻屋埼灯台で海を眺める

3時間ほどで恐山を出て、尻屋埼灯台に向かいます。全く知らない土地を車で走るのは楽しい。

途中のこちらの定食屋さんで腹ごしらえ。

郷土料理の貝焼き味噌
窓からは海!絶景!
灯台へ向かいます
なんだか良い形の雲
灯台に登ります
どこまでも続く海
気持ちがいい
こういう道テンション上がりますねー

写真がうまく撮れてなかったのですが、道中に馬たちが放牧されていてびっくり。あんなに間近で馬の隆々とした筋肉が見れるとは。

本州最北端を目指す

この日は本州最北端の町、大間泊の予定。寄り道しながらのんびり向かいます。

なんだか東北感があっていい空気
どこかの港
「命に着せる救命胴衣」

こちらの珈琲屋さんで一休み。美味しそうだったのでクッキーも購入。
近くの港の端に車を停めて、コーヒーとクッキーで一休み。波の音、風に揺れる船がキーキー軋む音、大漁旗がなびく音、静かな港はとても良い。

2日目はこちらの温泉。お湯が超ー熱かった!常連と思われる地元の奥様方はとっぷり肩まで浸かっていた…さすがです。

お風呂屋さんの駐車場から見えた景色
大間のファミリーマートというスーパーで買った夕食
地元のスーパー楽しい

この日の宿。キャンプサイトもあり駐車場にはキャンピングカーも停まってました。

3日目以降は後編へ続きます。続きも是非。


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