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【KBSドイツ紀行:0日目】旅の始まり

ドイツ行かない?

2023年9月に開催された京都手書道具市の会場で私とKAWECOの日本代理店プリコ株式会社の社長、石川さんと雑談がきっかけでこの旅が始まりました。
私の持っているヴィンテージKAWECOの話の流れでドイツKAWECO社長Michael氏は会社の引き出しに沢山のヴィンテージKAWECOのコレクションを保管していること。ドイツに訪れた際は是非ご覧頂きたいですという石川さんの一言から、すぐさま京都手書道具市で当店の隣にブースを構えるPen and message.の吉宗さん(以下ヨッシー)に「ドイツ行かない?」と声をかけました。
ヨッシーは2つ返事で「うん!行く!」と即答。
石川さんのちょとした社交辞令だったのかもしれませんが、ドイツに行くいい口実大義名分ができたのです。

ハイジャックから解放された人質ことヨッシー吉宗氏。14年前はヒゲを生やしてましたね

いつ行くか。それが問題だ。

いつ行くかを話し合うときに6月にしようかという話で進みかけていたのですが、KAWECO本社のあるニュルンベルク(Nürnberg)では年に2回、5月と9月にドイツ最大の蚤の市トレンペルマルクト(Trempelmarkt)が開催されていることが分かりました。
どうせ行くなら5月にしない?と提案しトレンペルマルクトを中心に日程を組んでみると、トレンペルマルクト2日目にはペン愛好家によるイベント”ニュルンベルクペンショー(Nürnberger Schreibgerätebörse)"が開催されていることが分かりました。
そのペンショーには私が時々お世話になっているコレクターさんも出店されるとのことで是非会いたいとこちらにも行ってみることに。
どんなペンと出会えるのかとても楽しみです。

14年ぶりのドイツ旅・・・ならば当然

14年ぶりにドイツに・・・前回のドイツ旅はドイツ→チェコ→イタリアの3ヶ国を巡る旅で、Pen and message.のヨッシーとル・ボナー松本さんとの旅でした。
となると当然松本さんにも声をかけたいと思いお誘いしたらこちらもまた即答で参加決定。
かくしておじさん3人旅再び。そして文具を通してつながる「神戸文具シンジケート(KBS)」が結成されたのです

14年前フィレンツェにてル・ボナー松本さん

大体の日程が決まったので次は飛行機と宿を決めようとGoogleマップとLINEグループで喧々諤々の議論の末、安く行きたいコクエン&ペンメセチームの押し切りでシンガポール航空を利用した片道30時間というエコノミー症候群待ったなしのロングフライト。(シンガポールでのトランジット7時間含む)
宿に関してはどうしてもバスタブ付きの部屋に拘る松本さん、安く行きたいし3人同部屋で良いというヨッシー。そして部屋はそれぞれ取りたいという私で何日もやりとりをしてやっと決まったニュルンベルク中心部の小さなホテル。
松本&ヨッシー両氏はBooking.comに掲載されているプランを、私は直接ホテルのウェブサイトでシャワー、トイレ共同、冷蔵庫も無い格安部屋を予約。一体どんな部屋なのでしょうか・・・

ニュルンベルクど真ん中のホテル

5月7日(火)〜15日(水)まで店舗および出荷業務をお休みさせていただきます。

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