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神になった男 "ズラタン・イブラヒモビッチ"

とある記者が彼に「W杯のプレーオフを勝ち抜くのはどの国か」と聞いた
彼は「神のみぞ知る」と答えた
記者が「神に聞くのは不可能だ」と返すと彼はこう言った

「何故だ?目の前にいるじゃないか」


今回は神様を紹介します
この記事のジャンルはスポーツではありません

宗教です。


ズラタンの真の姿とされる画像


サッカー選手としてのズラタン・イブラヒモビッチは世を忍ぶ仮の姿であり
真の姿は万物を司る神 "Zlatan" だという事は義務教育レベルで教わる話ですが

有象無象の中の1つである僕のような矮小な存在がZlatan様を語るなど畏れ多いので
今回はZlatan様のサッカー選手としての姿
つまりズラタン・イブラヒモビッチを紹介します



ズラタンはスウェーデン出身の身長195cm、体重95kgというサッカー選手としてはスケールが大きい選手であり
同じ神であるリオネル・メッシと並んでもその違いが分かると思います

神の対面。両者の巨大なエネルギーがぶつかった為にまるで左側にジェラール・ピケがいるように錯覚してしまう


ズラタンは"優勝請負人"と呼ばれ
アヤックス(オランダ)で2回
ユベントス(イタリア)で2回(カルチョ・スキャンダルで剥奪)
インテル(イタリア)で3回
ミラン(イタリア)で2回
バルセロナ(スペイン)で1回
パリ・サンジェルマン(フランス)で4回
13回のリーグ優勝を経験してます

紛れもなくサッカー史に残るレジェンドであり
彼の生まれ育った国スウェーデンでは彼の名前をもじったZlatanera(支配する)という言葉が新語として承認されるという謎の快挙も成し遂げています




プレースタイル


サッカー界隈では「デカいだけで足元が下手」な選手の事を"電柱"と呼びます
デケーくせに足元でボールを受けたがるハーフナーマイクとか

しかし神は長身を活かした空中戦の強さに加えて足元のテクニックもあり、テコンドーを習っていた経験からアクロバティックなプレーも得意で回し蹴りやバイシクルでゴールを決めてきました

そのアクロバティックな動きと圧倒的な決定力から生粋のストライカーだと思われがちですが
ポストプレー(相手を背負って攻撃の起点になるプレーの事)も得意で、ゴール前での視野も広いためアシスト役もこなす事が出来る万能型FWです
天は二物を与えずということわざがありますが
ズラタンは神、つまり与える側なので関係ないです




性格


ズラタンは自らを神と名乗る事からビッグマウスだと思われていますが本当に神なのでビッグマウスでも何でもありません。神です。

そんな神は多くの神託を残してきました
その中から一部ですが紹介します

元ノルウェー代表カリューに、アクロバティックなプレーを「無意味」と批判された時

「カリューが出来る事なんて俺はオレンジで出来る」


婚約者へのプレゼントについて

「何も無い。彼女はズラタンを手に入れた」


2012年、リーグ・アン挑戦について

「ここの選手は知らないが、奴らは俺を知っている」



PSG時代、移籍について

「エッフェル塔の代わりに俺の銅像を建てるなら残ってやってもいい」


ポルトガルに敗れW杯出場を逃した時

「俺のいないW杯に価値なんて無い」



チームメイトを負傷させてしまった際、本人に批判された後に

「故意にやったわけじゃない。が、もしまた文句を言うようであれば両足をへし折ってやる。
今度は故意にな」


ジェラール・ピケとの濃密な関係が噂された際に

「お前の妹を連れて俺の家に来い。
俺がゲイかどうか教えてやる」


PSGを退団する時に

「俺は王として来て、伝説のように去る」


新型コロナ陽性になった時に

「今のところ無症状だ。
コロナは俺に挑戦する勇気があるようだ。
それはまずい考えだがな」


ミラン11年ぶりの優勝達成後、葉巻を加えながらセレモニーに登場し

「最初の会見で優勝を約束した。
信じない奴は多かったが、俺は今ここにいる」



バロンドールを取れていないと言われた時に

「世界最高はズラタンだ。
真のナンバーワンにバロンドールは相応しくない」

LAギャラクシーに移籍した際に

「ロサンゼルス、ズラタンにようこそ」

マッチアップした相手DFの守備について

「最初、俺が左に行くと、あいつも付いて来た。
次に右へ行ったら、あいつがまた付いて来た。
そこからまた俺が左に行ったら、あいつはホットドッグを買いに行った」

これ一番好き






最後にズラタン神が人間に慈悲を与えてくださったエピソードを一つ紹介して終わります。





ズラタンは飢餓で苦しむ子供たちの名前を消えるタトゥーで彫り、世界に飢餓問題を訴えました。
その後に公式サイトで発表された彼のコメントから一部抜粋


「どこに行っても誰もが俺を知っていて、俺を応援してくれる。
でも、誰も応援してくれない名前もある」





終わります


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