[miwa] 感覚優位別のおすすめ瞑想
瞑想と言われてどんなイメージが湧きますか?
私は坐禅をくんで余計なことを考えず精神を集中させる修行のようなものが瞑想だと思っていました。
ですが日常のいたるところに瞑想は転がっています。
インドでのあるお話によると、有名なお坊さんのもとでたくさんの修行僧たちが修行をしている中、修行僧ではないただの炊事係の男性がある日誰よりも早く悟りを開いたそうです。
修行を全くしていない彼がなぜ悟りを開いたのか。
彼は「お米を研ぐ」ことが大好きで、毎日毎日、ただただ無心でお米を研ぎ続けていただけだったそうです。
瞑想という行為と、
瞑想状態といわれるもの。
これらの言葉についつい惑わされてしまいますが、瞑想の何が良いとされているのかに意識してください。
大切なのは、
脳の電気信号を止めて、思考という道路、左脳への神経回路を細く弱らせることなんじゃないかと私は思います。
左脳が弱らないと右脳で感じることがうまくできない、当然ですよね。
私は聴覚優位、耳がいいタイプなので、
音声誘導の瞑想動画や、
先生の指示通りに体を動かしていくヨガをしているときに思考がうまく止まります。
ティンシャなど、音の響きをただ感じたり、余韻を経て無音になるまでの数秒間でも無心になれるかもしれません。
目をつぶって行う坐禅のようなTHE・瞑想が得意な方は、
もしかしたら視覚優位の人なのかもしれません。
まぶたの中の模様を見続けるとかですね。
皮膚感覚優位の人は、
スイミングで水の流れを感じ続けたり、
陶芸で土を触り続けることで長く没頭できるかもしれません。
体を動かす、ランニングや登山も立派な瞑想です。
サウナや温泉も、全身の毛穴が開き細胞が活性化するので、瞑想状態になりやすいかもしれません。
我を忘れて、時間を忘れて、何に没頭できるのか、
そのことを今一度振り返ってみてください。
写経や、大人のぬりえも流行りましたよね。
女優の天海祐希さんはひたすら野菜を切ると無心になれると大分昔にテレビで仰っていました。
楽しいことしよう!
好きなことしよう!
これも、みんな同じことを言っています。
没頭できればなんだっていいんです。
没頭の没って、死ぬという意味なんですよね。
頭の中のエゴの、暴走している部分を没する時間。
過去の後悔や、未来の心配にかける時間は
ひたすら左脳へ栄養を送ることになります。
つまり趣味や自分を楽しませる行為って、
贅沢でも甘えでもなまけていることでもなんでもなく、
左脳に電気信号を送る時間を減らすための大切なミッションなんだと私は思います。
自分を楽しませること=ミッションかもです!
そのミッションを達成するために、
それぞれの得意な感覚分野で、一番やりやすい方法を試してみてほしいなと思います。^^
miwa
執筆者:miwa|エンパス気質の元SE
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