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スナップ写真が好き。撮影機材はほぼiPhone。/ レトロな建物が好き。定礎探しのクセ…

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スナップ写真が好き。撮影機材はほぼiPhone。/ レトロな建物が好き。定礎探しのクセがある。/ 猫が好き。特に茶トラが好き。

最近の記事

スーツケース・ミステリー

それはエスカレーターから始まった引っ越しで不要なものをどんどん廃棄していた頃、名古屋駅のとあるビルの下りエスカレーターに乗っていたところ、途中で合流してきた若い女の子が持っていたスーツケースを見て心臓がバクバクした。何故なら、そのスーツケースは、引っ越しを機に廃棄するかどうか迷っていた古いスーツケースと全く同じものだったからだ。 そのスーツケースを購入したのは30年ほど前。キャンバス地のカラフルなものだが、私の持っていたものは経年劣化ですっかり色はあせて白っぽくなっている。

    • 引っ越しを機に車を手放した

      年間利用20回コロナ前は車通勤だったのでほぼ毎日車に乗っていたのだが、2020年秋から在宅勤務となり、車に乗ることがぐっと減った。夫が昨年の自家用車利用頻度を調べたら、なんと、たったの20回。前々から漠然と維持費が勿体ないなぁと思っていたのだが、驚愕の少なさである。 調べる前までは引っ越し先でも駐車場を借りるつもりだったが、敷地内の駐車場がいっぱいで、借りるなら場所が少し離れることもあり、検討の結果、売却することにした。敷地内の駐車場が空いていたら、そのまま車を持っていった

      • 庭からの解放

        ついてきてしまった庭私は植物を育てるのが苦手だ。何度か観葉植物に挑戦したことがあるが、すぐ枯れる。唯一ポトスだけ、何とか枯らさずに済んだことがあるが、大きく成長はしなかったので、成功したとは言い難い。 そんな私なので、ガーデニングがしたいとはミリも思ったことがない。しかし、以前住んでいたマンションには庭があった。広さ約20㎡ぐらいはあっただろうか。私にとっては広大とも言える広さだった。 その家に引っ越した時、季節は初春で、庭にあるのは枯葉と常緑樹のみだった。しばらくすると

        • 昨日は愛猫・チャ太郎の一周忌

          昨年の4月7日、チャ太郎がこの世からいなくなった。その日からずっと「去年の今頃は未だ手の中にいたなぁ」と思い返す日々だったが、もうそれも終わりだ。今日からチャ太郎の存在は、遠い過去の思い出になる。 19年10か月と13日生きたチャ太郎は、充分な時を一緒に過ごしてくれたと思っている。命つきるまでの数か月、介護の時間を与えてくれたことによって心構えも出来、悲しいお別れも大きなダメージなく受け入れることが出来た。 とはいえど、失ったものは大きかった。最初の数か月はネコ写真を見る

        スーツケース・ミステリー

          ちょっとお休みします

          現在、心身ともにほぼ100%引っ越し業務に没頭中である。物事が動く時は、新しい経験や気づきがあって、書きたいネタは多々あれど、落ち着いて文章を書く時間が全く取れない。 そんなわけで、引っ越しが終わって落ち着くまで、しばらくnoteはお休みしようと思う。1か月後ぐらいには復活出来るかなぁ。

          ちょっとお休みします

          引っ越しの訪問見積もりをする

          引っ越し業者の選定にとりかかる前回記事「引っ越しは、ある日突然、やってくる」状態な今、絶賛引っ越し準備中である。物件が決まったら、次にするのは引っ越し業者の選定。今回の物件を紹介してくれた不動産屋を通すと割引があるということで、3つの引っ越し業者に見積依頼を出し、自宅にお越しいただくことになった。 我が家の引っ越し費用の基準は、6年前の引っ越しにある。荷物の量は当時とほぼ変わらないが、物価は上がっているので、多少のアップはあるかもと思って、訪問見積もりに臨んだ。 訪問見積

          引っ越しの訪問見積もりをする

          引っ越しは、ある日突然、やってくる

          年の節目にやってきた変化2024年2月4日は立春。東洋系の占いでは1年の始まりとされ、運の切り替え点となる。今年最初の投稿記事「2024年を占う」で、「2024年、自分的には転換の年と思っている」と述べたが、これは仕事に関して思っていたことで、まさか、プライベート面で大きな変化が起きるとは思ってもいなかった。 実は、突然、引っ越すことが決まったのだ。 きっかけは家賃の値上げ要請きっかけは、大家さんからの家賃値上げ要請。名古屋では家賃の値上げというのは、ほとんどない。という

          引っ越しは、ある日突然、やってくる

          Eテレ『ネコメンタリー 猫も、杓子(しゃくし)も。』を見て

          『藤井太洋とゴローとジジとペンタ』の回を見た藤井太洋さんを知ったきっかけは、2012年、AmazonのKindleで処女作『Gene Mapper』が出版された時に、夫がやや興奮気味にその面白さを語ってくれたことにある。 夫がそこまで熱ある語りをした理由は、作品そのものの面白さももちろんのこと、当時は非常に珍しかった「制作からプロモーションまでをすべて個人で行う」ことの新鮮さにもあった。夫の話を聞きながら、私も「ああ、新しい時代がやってきたな」とワクワクした覚えがある。

          Eテレ『ネコメンタリー 猫も、杓子(しゃくし)も。』を見て

          親世代の古くて新しい文化に思う

          以前、駅からちょっと離れた場所にあるけど、昔から有名な喫茶ボンボンでお茶しようとした時、お茶するには微妙な時間であるにも関わらず、長い列が出来ていてびっくりしたことがある。 並んでいた人の多くは若い人たちで、その時は何故こんなに若者で賑わっているのか、謎だと思った。たまに親や兄に頼まれてそのお店にケーキを買いに行くことがあったが、その頃の顧客は、どちらかというと、私より年上のご婦人が多かったからだ。 あまりに不思議だったので、ネットで調べた結果、若者の間で「昭和レトロの喫

          親世代の古くて新しい文化に思う

          夫がコロナ罹患した

          はじまりは発熱から1月3日夜、夫が発熱した。顔は少し赤く、ややだるそうな表情をしている。あいにく行きつけの医者は、4日までお休み。ロキソニンやパブロンでなんとか凌ぎ、5日午前中、医者に出かけていった。しばらくして、在宅ワーク中の私のiPhoneにMSGが届いた。「コロナだった」と。 年末年始休暇中、ずっと夫とは行動を共にしている。何なら食べ物をシェアしてたりもする。ってことは、私も罹患してるんじゃないだろうかと思った。 とりあえず、自宅にあった厚労省承認の抗原検査簡易キ

          夫がコロナ罹患した

          2024年を占う

          昔は毎年10月に各種占いを見て、翌年の目標を定めていた。ある時を機にその習慣はやめてしまったけど、今でも、時々チェックする占いがある。それは「占いナビ」というものである。人生という道の乗りこなし方という表現が面白いなと思って、長年見続けているサイトである。 占いナビ 2024年 (UranaiNavigation…うらナビ?) 鬼が笑わない…今年の占いナビ(四柱推命 2024年の運勢) - 暦と占いの部屋 そして、今年の私のナビは以下のようになっている。 なかなか良さげ

          2024年を占う

          手持ちでの月撮影に挑戦

          Nikon COOLPIX P950をレンタル前回、GOOPASSで契約解除にミスってしまった話を書いた。失敗したことで、1か月契約が延びてしまったので、Nikon COOLPIX P950をレンタルすることにした。コンパクトデジタルカメラなのだが、知らない人が見たら一眼カメラかと思うほど、大きく立派なデザインをしている。 P950のウリは、光学83倍ズームという幅広い焦点距離にある。35mm判換算で24mm~2,000mm相当。2,000mmって、そんな超望遠、扱ったこと

          手持ちでの月撮影に挑戦

          GOPASSの解約をミスって学ぶ

          コトの始まりは、LOVOT×GOOPASS コラボセット2023年10月、「GOOPASS×家族型ロボット『LOVOT(らぼっと)』初のコラボレーション企画 未来の新しい家族『LOVOT』を被写体に彩りあふれる日常を撮影し、心に残るトキを提供!」という記事を目にした。かわいいわが子を、よりかわいく撮りたいと思う気持ちを、完全にくすぐる企画である。そして、コラボセットは以下の3種類となっている。 Canon EOS Kiss M2 + EF-M15-45 + EF-M22m

          GOPASSの解約をミスって学ぶ

          過去の出来事が特別な思いへと変わった話

          きっかけは社内上映会私が新卒で就職したのは建設会社だった。配属先は企画課。まったくの事務屋で建設知識はない。 私が入社した年は、博物館明治村の帝国ホテル中央玄関が展示公開された年であり、移築はその会社が担当した。社内では大きなプロジェクトがあると、その詳細を紹介するビデオ上映会が随時開催されていた。もちろん、この帝国ホテル中央玄関に関する上映会も開催された。 この工事では、オリジナルの部材をすべて再利用するのではなく、ライトの作り出した空間を再現する「様式保存」という方法

          過去の出来事が特別な思いへと変わった話

          洗髪する時の顔の向きについて考えた

          シャンプーって上向き?下向き?幼い頃、母が「下を向きなさい」と言って後頭部にお湯をかけたのが、洗髪の一番古い記憶だ。小学生までヘアカットは兄と一緒だったが、理容室だったのでシャンプーは下向きだった。その後、美容院に変わり、そこでは上向きシャンプーだったが、それは「美容院だから」と思っていたので、日常のシャンプーは相変わらず下向きだった。CM等で見かける上向きシャンプーも、あれは演出だと思い込んでいた。 ところが先日、シャンプーのやり方動画で、上向きで器用にシャワーを扱い、自

          洗髪する時の顔の向きについて考えた

          落ち葉の季節にふと思ったこと

          色とりどりの落ち葉の楽しみ12月に入り、紅葉は見上げて鑑賞するものから、足元を彩るものへと変わりつつある。赤や黄色に彩られた落ち葉の中を歩くのは、この季節ならではの楽しみである。 我が家は地下鉄駅すぐの立地でありながら、緑豊かな丘陵地に建つマンションである。 隣の家との隔たりを作るのは大きな落葉樹たちであり、紅葉の季節になると共用の外階段は、色鮮やかな落ち葉に覆われた。 あっという間に積もる落ち葉を、毎日のように掃除するのが、私は意外に好きだった。落ち葉に埋まる風景を撮

          落ち葉の季節にふと思ったこと