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それ、聞いちゃう??

苦手なことの一つが電話だ。
メールであれば、複数のタスクを俯瞰して、
優先順位をつけながら進めれるのだが、
電話が鳴る以上、どれだけ何かに打ち込んでいても中断して出ねばならない。

ある案件に対して電話に出た際、
電話を掛けた側と受けた側では、
掛けた側が情報や意見の整理をして臨める一方
受けた側はその時点で掛けた側との情報量に追い付けていないので、不利な状況からスタートせざるを得ない。

ただ、勿論の事、仕事に関連する事なら大歓迎です。

困るのが営業電話

大体受話器を取った社員さんが私に回してくれるのだが、お断りするにもパワーを使うため、切羽詰まっている時など本当に困ってしまう。
丁重にお断りして、スッと電話を切って下さる方には好感を持つ一方で、「もう一つお聞きしても」を何回も続けられると泣きたくなってくる。

一口に営業電話と言っても様々。
・人材派遣
・補助金関連
・エアコンなどの買い替え
・マッチング
・セミナーの案内
etc・・・etc・・・

この一か月くらい、特に増えたのがサイバーセキュリティ関連の営業電話。
数えるだけでも10回くらいは受けた。

いつも疑問に思うことがある。

どの会社さんも、
『社内と社外のネットワークの入り口の対策されていますか』
から始まるのだが、Yesと答えると必ずこうお聞きになる。
『機器のメーカーや型番を教えてもらえますか』

なぜ、
こちら側が教えると思うのか。
言えるわけがない。
この質問、家に置き換えるとこうなる。

『家の中と外を隔てる扉はありますか』
『扉には鍵がありますか』
『鍵のメーカーと型番教えてください』

教える人、いるのだろうか。

【何を使っているのか詳らかにしない】

これが、セキュリティの第一歩だと思う。
見る人が見れば、すぐわかるのだと思う。
でも、
どのメーカーの何と言う機器かな
から調べなければいけない段階と、
その情報が既にある段階では、
恐らく攻撃の難易度が違うはずだ。

そんなことを、ふと思った。

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