ロクニエフイ

愛知県にある、63名が働いてくれている工場の社長、という設定です。

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愛知県にある、63名が働いてくれている工場の社長、という設定です。

最近の記事

SBTの認定を取ってみた

SBT(Science Based Targets)とは 簡単に言えば、 『温暖化と温室効果ガス排出削減に効果的と科学的に検証された企業目標ですよ』 とのお墨付きを頂いた。 中小企業だと、コンサルタント入れる会社さんが結構あるみたいだが、全部自社でやってみた。 結論 問題ない。 そんなカーボンニュートラルのお話。 #今年中にCO24割減らす

    • かえるかえないかわるかわらない

      先日、ある地方自治体の職員の方と話す機会があった。 民間から転職されている方で、非常に視点が鋭い。 『変わることにアレルギーがある』 そう、ご自身が身を置いている組織についてお話しされた。 変革の時代と言われる。 今まで通りではいけないと言われる でも、それは今に始まった事ではない。 30年ほど前、安打数の年間記録を打ち立てたイチローさん 日産のCMで 『かわらなきゃも、かわらなきゃ』 そう言っていた。 変わらなきゃ その考え自体はずっとある。 進化論でも語られるが、

      • 自分の言葉

        私は大学時代、ボート部に所属していた。 膝に爆弾を抱えていた関係で、 2年生の秋に、選手を諦めた。 そこからコーチングスタッフとして、 裏から選手を支える道を選んだ。 練習中、 それまで必死にボートを漕いでいたのが、 コーチの横について、コーチの言葉を聞く機会が増えた。 先輩方を見ていて、少し気になっていたことがある。 それは、例えば何か新しい取り組みをする際、 そんな枕詞で、導入の説明をしていた事。 ★ 当時、部には日誌があった。 部員全員が持ち回りで現状や思いを

        • 見たいんじゃない、見せつけてやって欲しいんだ

          デジタルっぽい話をします。 以前、【デジタル人財はそこにいる】、と題した投稿をアップした。 そこでも取り上げたのだが、 以前愛知県から依頼を受けて、 県が主催するデジタル活用セミナーにて デジタル導入について講演を行った。 当社は、 21年11月から自社で開発したデバイスを機械に取り付け、 生産の見える化を順次行っている。 当社のような中小企業でも、 やってみると意外と出来るもんである。 で、セミナーの中で デジタルの導入に踏み切った経緯や、 どうやって進めたか、 今どう

        SBTの認定を取ってみた

          当たり前は誰かの当たり前ではない努力

          先日、気になるニュースを読んだ。 正直、「ついに来たか」と思う。 2016年4月1日、電力小売り全面自由化が始まった。 それまで各地域の発電・送電・売電を請け負っていた、 東京電力や北陸電力、中部電力と言った電力会社から、 小売りの機能を切り離し、 誰でも電力を小売りすることが出来るようになった。 ガソリンスタンドや携帯電話ショップなど、 電力と関係のない企業が、 電力を売り出したことをご記憶の方も多いと思う。 それらは【新電力】と呼ばれ、 大抵は既存の電力会社の数

          当たり前は誰かの当たり前ではない努力

          なんの意味もない【格差】とやらを見てしまった

          数年前、【家を建てる】系の番組をよく見ていた 番組名も忘れてしまったが、 ある時、一つの番組内で、 二組のご家族がそれぞれ家を建てる、 その模様を【格差】を切り口に放送していた。 一方は、 世界中にクライアントを持つ仕事をされている夫さん。 一見して裕福に見えるご家族。 もう片方は、 都内足立区の駐車場として使われていた土地、 750万円で手に入れたご夫婦。 ★ 放送を見ながら、「残酷だな」と感じたのが、 この2つのお宅を建てていく模様が、 交互に交互に放送されたこ

          なんの意味もない【格差】とやらを見てしまった

          もらった言葉で辞めることを止めた

          私は現在38歳 29歳の時に、父母が経営していた今の会社に入るため、 大学卒業から勤めていた会社を辞めた。 しかしながら、実はその5年前、 全く別の理由でその会社を辞めようとしたことがある。 我々の生活を支えている物流、 その根幹を成している船をサポートすることで 世の中に貢献している、 その思いはあれど、体と心が付いて来ず、 辞めることを人知れず決意した。 有休を使って転職活動を行い、 内定も頂き、上司に辞意を伝えた。 慰留して頂いても、 「もう限界です」と。 親にも

          もらった言葉で辞めることを止めた

          それ、聞いちゃう??

          苦手なことの一つが電話だ。 メールであれば、複数のタスクを俯瞰して、 優先順位をつけながら進めれるのだが、 電話が鳴る以上、どれだけ何かに打ち込んでいても中断して出ねばならない。 ある案件に対して電話に出た際、 電話を掛けた側と受けた側では、 掛けた側が情報や意見の整理をして臨める一方 受けた側はその時点で掛けた側との情報量に追い付けていないので、不利な状況からスタートせざるを得ない。 ただ、勿論の事、仕事に関連する事なら大歓迎です。 困るのが営業電話 大体受話器を取

          それ、聞いちゃう??

          フリーズ

          #完全に皆さまを置いてけぼりにする読んでいただこうという気持ちが一ミリも感じられないnote 現在M5というデバイスを使って、 機械の動作に連動して点滅するランプの色の差でカウントを取得して、Google Spreadsheetに定期的にデータを飛ばし、 グラフ化することで見える化を図っております。 が、どうもある機械においてうまく行かない。 【何故特定の機械だけ出来ないのか仮説】 1.1台のデバイスで2台同時にカウント取っているので情報量が多くてフリーズ 2.生産が早

          パーフェクト

          凄まじい記録がプロ野球で生まれた。 千葉ロッテマリーンズ、佐々木朗希投手 4月10日、 本拠地であるZOZOマリンスタジアムで、 実に28年ぶりの完全試合を達成した。 【完全試合】 ヒットやホームラン、四球・死球・味方のエラー これらが一切なく、 相手チームからただ一人のランナーも出さない事。 前回の達成者は、 28年前当時読売ジャイアンツ所属の槇原寛巳氏 尚、2007年の日本シリーズに於いて、 中日ドラゴンズの山井投手と岩瀬投手の 二人による完全試合が達成された。

          パーフェクト

          歯車というネットワーク

          自分は社会の歯車じゃない 会社は社員を歯車としか見ていない 良く目にする言葉。 この場合の【歯車】は、 【取り換え可能で全体を回す一個の部品】 を指し、多分に否定的な意味を含む でも、これだけは言いたい。 歯車って、作るの結構難しい 歯車にも様々な形状やサイズ、作り方がある。 どうやって効率的に力を伝達するか どうやって小さな回転を大きな回転にするか 長い年月をかけて、今の形があり、 これからも進化していく。 作るにはそれなりの設備が必要で、 技量も必要で、 確かに

          歯車というネットワーク

          正攻法

          最近、少し仕事が忙しい。 息子が妻の実家に一人でお泊りしていて、 土日に工場のエアコン工事があったので、 土日共に会社に来て仕事をしていた。 誰もいないのでよかろうと、 #AmazonMusic で曲を掛けていたのだが、 凄く歌詞が刺さった曲が流れた。 【SUPER BEAVER】と言うバンドの 【正攻法】と言う曲。 この曲の中の、この歌詞 正直者はいつだって 馬鹿のその先を見ている 何と、良い言葉だろうとついPCを打つ手が止まった。 ★ 【正直者が馬鹿を見る】

          こんな仮面ライダーには助けてもらいたくない

          最近息子と風呂タイムにハマっているのが、 仮面ライダーブラックRXのOPのサビ 仮面ライダー『黒いボディ』 仮面ライダー『真っ赤な目』 『』部分を変えて、 情けないライダーにしようというもの というわけでまずはお聞きください 中々小市民的なライダーが出て とても嬉しい。 お気に入りは、 仮面ライダー『時給1000円』 仮面ライダー『サービス残業』 仮面ライダーブラックRX #ヒーローはブラック 一つだけ心配なのは、 仮面ライダーブラックRXの替え歌で ゲラゲラ笑っ

          こんな仮面ライダーには助けてもらいたくない

          【これから】の人は【どこから】

          当社の60歳以上のベテランさん方、 九州出身の方が殆ど。 創業者が、かつて九州の中学校を周り、 会社の紹介に走り回ったと聞く。 そこで、故郷を離れ、 遠く愛知の当社に来ることを選んで下さった。 所謂【金の卵】と呼ばれ、 中学校を卒業後、地方から長時間列車に揺られ、 見知らぬ土地に降り立った。 【働き方改革】【ハラスメント】 そんな言葉は何もなく、 【仕事は見て覚えろ】が当たり前の時代。 今の様にSNSやメールやスマホもない。 家族と遠く離れ、 石にかじりついて技術を磨き、

          【これから】の人は【どこから】

          さよなら Silver

          私は、2008年9月から4年間、 アメリカの東海岸に位置する都市に住んでいた。 当時勤めていた会社から赴任を命じられ、 独身だったこともあり気ままに暮らしていた。 一匹の猫と一緒に。 彼との出会いは唐突。 アメリカで暮らすようになって2年目のある日、 アパートメントの3階にある自宅に帰ろうと階段を登ろうとした時、ちょこんと座っている黒味がかかった銀色の猫がいた。 「どしたん?」 と声を掛けて、 鍵を回してドアを開けた所、 先ほどの猫が部屋へ勢いよく入って行った。 困っ

          さよなら Silver

          お母ちゃんに感謝しなよ

          四月に入り、新入社員が4名入ってきた。 三月末から一週間、座学で研修を受けてもらい、 次の一週間で、当社の工場長と管理職に、 機械についてレクチャーをしてもらった。 そして、今週から各現場のセクションに配属。 昨日現場を回っていたら、 新入社員の内の一人がいなかった。 『え?まさかもう嫌になったとかそういう事!?』 と職制に確認をすると、 「朝ごはんの焼き魚の骨が喉の奥に刺さって、病院に行きたいとのことでした」 と報告を受けた。 17年くらい社会人やっていて初めて休む

          お母ちゃんに感謝しなよ