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サンチャゴへの道 巡礼16日目 【2023年夏】

こんにちは、ArcangeLogの「サンチャゴへ道」へようこそ。今日はスタートから17キロ何もない道となるので、しっかりと朝ごはんを食べて歩きます。

本日の行程  カリヨン・デ・ロス・コンデス → モラティノス

前回の投稿はこちらからどうぞ

今日の天気(予報)  モラティノス 晴れ
最低気温8℃ /最高気温23℃

珍しいことに、泊まったアルベルゲでは朝の出発時間が6時以降と決められていた。あまり早く準備をすると他の巡礼に迷惑がかかるとの配慮かもしれない。昨日仕入れた食料でしっかりと朝ごはんを食べる。17キロほどは町もバールもないと聞いて用意はしている。日の出まで1時間半ありまだ暗。ヘッドライトをつけると、自分の息が白いのに驚く。何度なのだろう?

6時はまだ暗い

メセタが続く。変化のない道に嫌気がさす人もいるらしいが、自分は苦にならない。こんなにも真っ直ぐに延々と伸びた道も珍しいなと思う。前と後ろを時折見て、他の巡礼が遠くにいるのを確認する。

丸かったり、四角だったり
 しきりに「つづく」と言ってくる
スペイン人のお兄さんとその連れの3人組
 振り返ると太陽が眩しい

試練の17キロは休みを取らずに3時間半で踏破し、10時になる前に次の町に到着。遠目にも町の入り口のバールで巡礼がくつろいでいるのがわかる。早速自分も仲間入りしてコカ・コーラを頼む。ついでに手持ちのチョコパンでエネルギー補給。

3時間半後に次の町に到着
 皆こぞってバールで休憩
 いつものコカ・コーラでリフレッシュ

それから更に10キロ程度先を目指して歩く。道路沿いの真っ直ぐな道を歩きながら、前後を確認するが休憩後は人の気配がない。皆、どうしたのだろうか。12時に当初の予定の村、テラリ−ジョスに着くが、少しでも距離を伸ばしたい誘惑に駆られ次の村まで歩くことに決めた。

幹線道路沿いの道を歩く
先には誰もいない様子
歩くときしむ

村には宿泊施設が2つのみ。値段の安いアルベルゲにする。一泊13ユーロ。他に食べる所もなさそうなので13ユーロの夕食を頼む。シャワーと洗濯の後は生ビールと行きたいところだが、このアルベルゲにはなく、瓶ビールとサンドイッチでお昼にした。

シャワー室 S字フックを使う
アルベルゲのカフェには生ビールがない
お昼ご飯 結構ボリュームあり
 日本語の表記もあり少し嬉しい

夕食は7時半。スペイン人カップルと3人で食卓を囲む。正確には、彼らはシベリアンハスキーを連れているので3人と一匹だ。カルボナーラ、ポ−クソテー、デザートの3品だ。ポ−クソテーの付け合せの野菜は庭で取れたものだ。

スペイン人カップルは南部に住んでいて、何回かに分けての巡礼で、今回は女性が脚を痛めたため、リタイアとのこと。巡礼のこと、犬のこと、スペインの事などを話し、楽しい夕食となった。

カルボナーラ 美味しかった
  ポ−クソテーとズッキーニに生野菜
 アイスクリームは市販品

本日歩いた距離   29.7キロ
本日までの距離 395.9キロ(のべ16日間)
サンチャゴまで    370.3キロ

本日の活動記録はこちら(YAMAP)




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