パン食い競争

むかしむかし、ある町では、
町人たちが集まってパン食い競争をしていました。

彼らはパンを食うのと競争に熱中しました。
熱中するあまり、アンカーの頃にはパンが足りなくなってしまいました。

そこで、残り2つのパンを食う人をくじ引きで決めました。
くじ引きの結果、
女の若者と、1人の子どもに決まりました。

町人みんなが見ている中、最後のパン食い競争は始まりました。

すると、パンを食う直前で
子どもの足が若者の足に引っかかり、つまずいてしまいました。

会場全体がしんと静まり返りました。

子どもは大泣きし、パン食い競争は中止です。

一方、女の若者は顔を赤くしぷりぷりと怒って帰りました。

おしまい。

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