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自分からのお手紙の、お返事

この投稿は、自分のためだけの内容であり、自己満足以外のなんでもないものになっております。
読み進めていただける方がもしおられましたら、その点予めご了承ください。




助産学校に入学してすぐの頃、
「入学時の私から卒業を迎えた私へ」
というタイトルで、卒業時の自分へのお手紙を書く課題が出た。
私は真面目に素直に真っ直ぐな想いを綴った。
それに対するお返事を、今、綴ってみようと思う。
ここ、noteで。
記録として残したいから。


まず、入学時に書いたお手紙。

「入学時の私から卒業を迎えた私へ」
生きていますか?心から笑っていますか?入学して約1週間が経とうとしている今の私は、正直、希望を全く持てずにいます。助産師になるためだけにこれまで進んできたはずなのに、今になってこの道を選んだ自分を恨みたくもなります。合格してしまったこと、入学してしまったこと、今ここにいることに対して、ごめんなさいという気持ちの方が強いです。卒業を迎えたあなたには、そんな感情はなくなっていると嬉しいなと少し思います。
ずっと最終的な目標としている「愛されている実感を持てないまま生きていく子どもたちを減らしたい」という思い。自分の使命だとずっと思っているので、これだけは常に胸の奥に置いて生きてゆけたら、と考えています。
それと、貧困に苦しむ発展途上国の子どもたちを救うボランティアをいつかするために、少しづつで良いので、そっちの道に進む準備も進めていっていけるくらい、余裕と希望を持てていてくれたら嬉しいなと思います。
ここに入学した頃は、、、最初の頃は、、、といつか今を思い出話として話すときがくると思いますが、笑い話になっていたらいいなと思います。
自分の座右の銘・大切にしていることをずっと忘れず。

今の私から、お返事。

卒業してからも1年以上が経ちましたが、この通り、生きています。
そして、助産学校での1年間で、心から笑うことができるようになりました。1年間、たくさんたくさん笑いました。こんな私でも笑っていいんだって思えるようになったよ。
そして、今の私は助産師をやめて、医療や福祉方面からは完全に離れて、全く別の仕事をしています。けれど、助産師を目指しその道を進んだことは全く後悔していません。そこの助産学校に入学できて良かった!って心から思ってる。そのくらい、そこでの出逢いが本当に素敵で、私の人生をプラスに変えてくれたから。
こんな私なんかが入学してしまってごめんなさいっていう気持ちは、正直、最後までなくなりませんでした。でも、周りのみんなの存在のおかげで、その罪悪感で押しつぶされて壊れてしまうことはなかったです。

それと、、、
目標について。
その気持ちは今でも強くあって、心の底からの願いではある。けれど、それが私の使命だと思うのは、やめました。使命かどうかなんてわからないし、使命だと思えば思うほど、自分を苦しめてることに気づいたから。ボランティアに関しても、やりたい気持ちはずーっと変わってないんだけれど、絶対絶対いつかやるんだって思うのは、やめました。色々な現実を知り、向き合う中で、自分の願いや希望や夢や理想を叶えるために生きていくことは、私にとっては自分を苦しめることになる、ということに気づきました。だから、とりあえず今は、自分に合った環境で、今の自分を生きよう、と思います。根本的な思いは変わらないと思うので、いつか、良きタイミングがもしきたら、願いや希望や夢や理想を叶えるための行動を起こしてもいいかな、と、そのくらいの考えで今生きています。

まだ過去を振り返ってうまく笑い話にできないことも多いけれど、過去の私のことを笑い話にしてくれる友達はたくさんできたよ。

そして。
座右の銘・大切にしていることは、今でも変わらず、ずっと大切にしています。

2022.05.26





おわり。



最後まで読んでいただいた方、もしいらっしゃったら、本当にありがとうございました。

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