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ONE SINGLE BOOK (ギャラリー小柳)

歩いて銀座まで。
アーティストの人が特別に作ったり選んだりした書籍を展示。森岡書店との共同企画展だって。と言っても森岡書店行ったことない。

知らないアーティストさんは、どういう人かわからないから本を見てもピントこない。背景を知らないと残念。本の内容も知らなかったりして、自分に教養がないのを思い知るね。
それもあって、あんまりだったのはお名前言わないね。見るほうの力不足だから。

本の中をくり抜いて何かを入れる手法は珍しくない。

蔵書であることを手で書くこと
独特の字体で、この人のものだから価値も上がりそう。

読みたい本が増えた。「不安の書」ペソア

「花の血液」ってなんか言い過ぎ感。お花を芸術にする人はそういう感じが普通なのかな。

平澤摩里子 還る サイトで中を見るとよかった。
QRコードで本の中も見られると、ここらで気づいた。展示だけじゃ良さはわからないか。でもわざわざ見なくてもいいか…の判断はしてしまうものだね。

橋本晶子 絵の栽培?バックグラウンドプリーズ。

トーマス・ルフ ドイツ語の哲学の本
私は愚かであったことを赤くマークする。私もマークするべきだ。

ソフィ・カルの問いかけ。私は消さずにおいておく派だけど、どう?
チャンドラーの「長いお別れ」、読んだことあるかな覚えてないのはないのと同じだな。

杉本博司の「本歌取り」特装版 こないだの展覧会、松濤だったか?見ずじまいだった。一回見てみたいし、測候所もいつか行きたいんだよね。

ここで一番よかったのは束芋の「砂の女」。話を知ってるってのもあるかも。
ギャラリーの人にお願いして現物の全体を見せてもらった。表紙からずっと、ページに絵が描いてある。砂を手でかくのよ。でも砂が強いのよ!インクの筆致がすごくよくて。iPadでパラパラまんが的に見せてもらった。これはギャラリーに来ないと見られないって。動画を作品として売っているわけではないからって。ぜひ行って見てほしい。

通し営業してくれてうれしい銀座スイス。中途半端な時間でカツカレーは頼めないと思って諦めたのに、後から来た人が頼んでた。ぐ、くやしい。でもビーフクロケットもおいしかったから。生ビールもいただきました。


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