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心療内科に通うことに慣れてきた、んだ。

半年経ったいま病名を聞く

こちらの記事は【2024/03/21】に加筆しています。最後の章に現在の様子を追記しています。

もう半年くらい通ってるかな、今の心療内科に変わって。
わたしのこころの壁は厚いほうで、なかなか自分のことを伝えるのがむずかしい。
半年通って、今後のことを考えていく上で自分の病名をちゃんと知りたいと思うようになった。
これまでの心療内科でも長く通っていて、自分の中で聞きたいという気持ちがあったにも関わらず、なぜか病名を聞けなかった。
認めるのが怖いわけでもなかったけど、医師に尋ねていいことなのかどうかわからなかった。なんか、へんかもだけど。

わたしは現在(2023年08月)混合性不安抑うつ障害 だった。

げんきな時はげんきだし、すでに決まっている予定はがんばれば出かけられる。自分にとって安心できる人、場所でならたのしく会話できるし、行きたいと思える。
でも通勤して仕事をしていた頃、あまりにも仕事ができなくて、あまりにも役に立たなさすぎて、今は家から近くても、アルバイトだとしても働く自分を考えただけで不安や動悸がして泣けてくる。




今は通勤することは考えていない……
絶賛、完全在宅のしごとを探している。
グッズデザインのお仕事あったらお願いします。在宅経験もあります、ので、、泣


医師とタッグを組んで症状を改善していくという感覚が生まれた


これまでいくつか心療内科に通ってきたけど、
今の主治医はいちばん安心して話すことができる、ような気がする。

というかわたしが主治医とどのように関係を作っていけばよいのか、なんとなくわかってきた…と言い換えてもいいような。
それもこれも少し前に見つけた【元うつ 薬剤師】のみゅーたろうさんという方の動画をみて知ることができたから。

みゅーたろうさんは淡々と説明しつつも同じトーンのままボケを挟んでくるスタイルで一気にハマってしまった、、笑
患者と医者、そして薬剤師それぞれの立場を公平に優しい目線で語られていて想像力のある方なんだなぁ、というのが伝わる。

彼は動画の中でたびたび、「気になることやもやもやを抱えたままなのは精神衛生上よくないので、医師と相談してみてください」
と話している。


上記のことはとてもあたりまえのことかもしれないけど、とくにネガティブになっているときは、自分の価値は地に落ちていて「自分が意見していいのか」という最悪思考に囚われているから、
「この薬効いてるか不安だけど、これ医師に言ってもいいのか」とか
「気になるけど自分が気にしすぎているのでは」…とか
思って、なかなか相談することができない。
(わたしの場合は、かもだけど)

でも彼の動画内の言葉を思い出して、次回の診察時にもし解消したいもやもやがあったら、自分の体調の変化とともに知りたいこと・相談したいことを、がんばって書き出して小さなことでも伝えられるようになってきた。(少しずつ)



次回の診察までに話すことをちょっと考えてみる

そんなこんなで次回の診察までに、
・自分の体調の変化(あれば)
・最近の自分の行動
(外に出たか、家事はできたか、お風呂に入れた入れない、など)
・不安時の頓服をどのくらい使用したか、効いたか、効いているかわからない、、など
・睡眠の質(中途覚醒しまくるので)

を中心にメモしている。

でもそのメモを診察に持っていってるけど
聞きたいこと3つあったらひとつくらいしか言えない(なぜ)
一応、書き出して残りは次回…というかんじでぼちぼちやっている。

「体調いかがですか」にどう答えてる?


あと診察で今まで困っていたこととして……
わたしは2週間ごとに通ってるんだけど、
診察で医師は毎回
「……その後体調はいかがですか」
って質問されるやつ。

言葉は変われど、どの病院でもこんなかんじのことを聞かれて、
すぐにわたしが返事するターンがくる。

でも「その後」ってなに、いつからの「その後」???
とか
「体調」ってひとくくりに言われても
わたしの場合日によって全然違うし、何を具体的に言えばいいかもわからない。

頭の中はそんなかんじで疑問や不安がぐるぐるしてしまっていた。
「世間話じゃないんだからこんな曖昧な質問はやめてくれぇ」って言えればいいんだけど、まだわたしにはむずかしいので、

【前回の診察からこの2週間のわたし】について話す、
ということを決めてみた。
決めるともやもやも解消され、
自分の困りごとや医師に知っていてほしいことに集中して伝えられるようになってきた。


体調記録のためのアプリ


最後にわたしが体調記録に使っているアプリを紹介してみる。
特段珍しいものではない、よ。


【Sleep Meister】↓
わたしは毎日23時〜24時には眠剤飲んで寝てるんだけど、
2、3回中途覚醒してだいたい毎日、睡眠時間4時間くらいになってしまう、、アプリは完璧ではないけど、だいたい何時に起きたか記録できるのはありがたい。

https://apps.apple.com/jp/app/sleep-meister-%E7%9D%A1%E7%9C%A0%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%82%A2%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%A0lite/id599456380

睡眠時間足りないけど、今は好きなときに寝られるから昼も夕方前も寝てる。寝まくり。


【ここち日記】↓メンタル系のVチューバーが紹介してるのを見てそれから愛用してる。
気分が絵文字っぽいイラストで選択できて、カレンダーで見渡せるのがとてもいい。
わたしは朝の調子でまず顔イラスト選んで、寝る前にもう一度思い返して変更することがよくある。

https://apps.apple.com/jp/app/%E3%81%93%E3%81%93%E3%81%A1%E6%97%A5%E8%A8%98-%E6%B0%97%E5%88%86%E3%81%8C%E3%83%A1%E3%83%A2%E5%87%BA%E6%9D%A5%E3%82%8B%E4%BA%BA%E6%B0%97%E3%81%AE%E6%97%A5%E8%A8%98%E5%B8%B3-%E3%83%A1%E3%83%A2%E5%B8%B3/id1135177080

メモ機能には
・体調悪くなったらその旨
・何を食べて眠気が来たか
・なんの活動したか(家事、料理、、)
などを書いている。

診察の前にこのアプリをざっと確認してる。

わたしがめちゃくちゃ参考になった
みゅーたろうさんの動画

https://www.youtube.com/watch?v=TaSWCMk90s4&list=PLAzcmxn4BNAsvIfSwbeiZ6aj3XN3h8wMA&index=24


https://www.youtube.com/watch?v=U92R9fCWNpc&list=PLAzcmxn4BNAvrCPDYF3xRbhILRl6ptfpL&index=22


おしまい。
ちなみにサムネの花の画像は、わたしが茶の木をアクリル絵具で描いた作品です。

【経過(2024/01/09)】


こんにちは。ろばぱかです。
その後体調を安定させるために実家で療養することになりました。
実家は居心地が悪いのでちょっと悪化しているように感じますが
それを語ると長くなってしまうので、今回は割愛です。

新しい病院をさがすときはいつもたいへんですね。
どのような先生なのか、専門はどの分野なのか、体調が微妙でも頑張れば行ける距離なのか、初診を扱ってくれるか…などチェックしつつ見つけ、現在も引き続き精神科に通っています。

そしてカウンセリングも加えたものの、なかなか調子が好転せず申し訳ない気持ちがじんわりにじんできた4〜5回目の診察で、主治医から「根本的に鬱なんだワっ」(主治医は女性)と晴れ晴れと原因の究明をあらためてしていただきました。

わたしは心底ほっとしました。
先生の快活さとともに発せられたその言葉は、これまでのわたしの不調をほんとうの意味で正しく真剣に見つめてくれていると感じることができたからです。

その診察でわたしが訴えた症状はこうです。
・げんきな日が圧倒的に少ない。一週間に1〜2日しかない。
・あとはとにかく横になりたくて床に転がってしまう。そうしているうちに傾眠から爆睡…の繰り返し。
・からだが重い、集中力がない。
・夜の中途覚醒が多くまとまった睡眠が取れない。

上記の2点を話した時点で「鬱だわ!」と判断してくださり、大幅に薬の変更がされました。


とてもむずかしいことなのですが、これらの訴えは初めてではないという点です。これまでお世話になっていた病院でも上記のままの言葉で先生に訴え抑うつ状態がつづく(いわゆる鬱病)とされてきましたが、その【程度】がどれほどのものかということが伝わっていなかったのだなと思いました。

今回薬を変更してもらい1週間ほど経過しますが、まだ完全ではありませんが実感できるほどこれまでとは違う感覚があります。

やはりへんな気遣いや遠慮などは考えず(伝える言葉は吟味しつつ)、根気よく自分の困りごとを正直に伝えどの状態のときに自分はどう対処したいのかということを伝えていこうと思います。


【経過(2024/03/21)】

気持ちはうさぎ体はカメさん


経過を記載してから約2ヶ月が経ちました。早いです。振り返り(の結果)を評価しても悲しいだけなので、振り返ることはしても評価はしないようにします。

服薬の大幅な変更がされてだいぶ経ちました。
気持ちはほんとうに落ち着いてきました。実家に帰ってきたばかりの自分を思うとかなしくて泣けます。殺伐としていました。

今はやりたいことがたくさんできて、午前中(昼食前まで)は机に向かって作業ができる、集中して何かができるようになってきました。睡眠も少しずつ長く(といっても4~5時間)なってきました。

ですが、体が追いついていません。
まだ気圧でまぶたが落ちる→寝るしかない、突然のめまい……など周りの環境の影響で1日を駄目にしてしまう日がありやるせない気持ちになります。

昼食をとると消化に全体の血が持っていかれるし(これは内科案件?)やはり寝るしかない状態になります。

主治医にそれを伝えると、気持ちが好転していることをとても褒めてくれて次いで「ゆっくりやってきましょ」というように言われました。

主治医の対応はいつも細やかで親身でもあり、この時の対応も何もいやなかんじは受けなかったけれど、長い道のりのようにも感じてしまい、診察の部屋を出たあと少しだけ「無」になっていました。
・・・

わたしはまだ浮遊している。
相変わらず人に会いたくて会いたくないようで、落ち込んでないから鬱だと言いづらい。(いや落ち込んでるのか?)人の前では泣かないけど夜、照明を落とした部屋でじっと消化し終わるのを待っていると少し涙が出る。なんの、わからない。
何度やってきたか忘れてしまった第n回モラトリアム期がまだ続いている、安堵……と後ろめたさ。

外を歩いている時めまいに備えてゆっくり階段の上り下りをすることもできるようになってきた。
このなんでもない時期にZINEをつくり、、たい。つくっている。完成するぞ、待っていろ。自分



今は生活と絵をがんばっています。 「スキ」してくれるとアルパカが出てくるので、ぜひ。 サポートはすべて画材に当てております。 いつも応援本当にありがとうございます。