心透する雨
心も沈むそんな天気の中
きっと終わらせたいそう思っていた
期待もせずに生きていくことのなんの意味が
降り続く雨は心まで影を作る
傘では凌げない今だけ
見えたはずの光はもう見えることはない
錆びついた線路の上
二人は別れることが決まっていたんだ
わかれたくないよと聞こえる
声を無視して独りよがりに縋る日々
翳る心に君がいたという事実だけが
降り続く雨は
そばにいたいよと君の声が聞こえる
離れても思い出す今も
見えたはずの二人の将来はもう見えない
心も沈むそんな雨は...
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?