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美術。

私にとって美術は学びであり、癒しであり、救いである。

大学で4年間、美術史を勉強した。
日本、西洋、中国、仏教、美学とあらゆる分野の基礎を学び、その中から西洋近代美術を選んだ。けれど、なるべく好き嫌いしないように様々な分野の展覧会へ行った。
卒業後の今も、なるべく当時と変わらない頻度で展覧会を見るようにしている。
学生時代のように細かなディスクリプションはしないけど、作品について考えてメモや感想は残したりしている。

私にとって美術は、大学生活だけで完結させるには惜しいものにまでなった。
まだまだ見たい作品はたくさんあるし、行きたい場所もたくさんある。
美術や美術史のお陰で世界が広がった。

作品を見て、自分の言葉で表現する。
それはやがて知識だけに留まらず、自らの血肉になる。
私はもっともっと作品を見て、考えて血肉を増やして生きていきたい。

ウォーターハウス《オフィーリア》1889年

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