最近の記事

(雑感)イケメンは柔軟剤の匂いがする、という真理

本当のイケメンは香水や整髪剤の匂いではなく柔軟剤の匂いがする、という言説を目にした。私はこれ、真理だと思う。結局、イケメンはちゃんとした洗濯機を使っている。 私は今も昔も若い女性にモテるタイプではない。それは顔がどうこうというより、異性を意識した生活をしていないからだ。趣味人ゆえ、好きなもの(車とか)にはそこそこ金をかけるが、興味のないもの(ファッションやインテリア雑貨など)には全くこだわらず。一人暮らしの頃は、洗濯は週に一度、面倒だから知り合いからもらったボロい洗濯機に一

    • ミサワホーム研究会(仮)レポート『住宅技術者のプライドがGOMASをつくった』

      住宅というのは多くの人にとって最大の生活必需品であって、おおよそそれを趣味の対象とする人間がいようとは想像もできないという人も多いことと思われる。まして私はほとんどミサワホーム専門で、一企業の商品についてここまで固執するのも異様と思うが、それでも常日頃マニアックな話をSNSでつぶやいていたら、本職や専門家の方から興味を持っていただけることもあり。今回、某大学の先生からお持ちの資料を拝見する機会をいただき、寂れた孤立地帯の北陸から一大工業地帯である愛知県へと馳せ参じた次第である

      • 海をみる自由

        「大学へ行くことは、海をみる自由を得ること」とは、東日本大震災で被災したとある高校の学長の、卒業式での言葉である。人生経験も、勉強も、ましてアルバイトや友達付き合いなど、大学へ行かなくてもできるものであり、それらが大学へ行く意義だとするならば、それは大学へ進学するものの驕りである。いわく大学でしか得られないものは、海をみる自由。朝起きて(それが昼でも良いのだが)、ふと海をみたくなったら、そのまま気の赴くまま電車や車に乗って海をみに行くことができる。それが大学でしか得られない自

        • 坂のある町に住む

          結婚して家を建てた。今後長い年月を過ごすであろう場所に選んだのは、昭和末期から平成初期にかけて開発された、小高い山を宅地造成した住宅街。ひと区画を100〜200坪ほどで割った余裕ある雰囲気で、どの家も建物のみならず外構にも気を遣っていて、造成から三十余年経った今でも美観を保っている。景観の良さはこの場所を選んだ大きな決め手だ。 日本の住宅地は高度経済成長期からバブル期にかけて造成されたものが多い。住宅需要の増加から投機目的の土地ブームまで、昭和後期の激動に紛れて乱雑な開発が

        (雑感)イケメンは柔軟剤の匂いがする、という真理

          23歳のメモ

          引っ越しに向けて荷物を整理していたら、6年前に在籍していた会社の研修パンフレットが出てきた。いくらか落書きがしてあって、それが良くできていたのでずっと取っておいていたと記憶していたが、どうやら違ったようだ。最後のメモページにこんなことが書かれていた(以下、少々長いです)。 当時、私は大学卒業後に就職せず、学生時代からアルバイトをしていた学習塾で契約社員として働いていた。元来自分がやる気にならないことはしたくない正確。就職活動も周りと同じようにしようと思えなかった。それならも

          23歳のメモ

          note、なんか好きじゃないんだよな

          note、なんか好きじゃないんだよな ソーシャルネットワークサービスとは利用者同士が仮想空間上で交流できるツールだ。いつでもどこでも誰とでも。しかし人間、適度な距離感が必要な場面は多い。長い歴史の中に湧いて出たばかりのこれらが、案外にも現代人の心を疲弊させていて、私もいつしか他の誰とも繋がらないクローズドダイアリーサービスを求めていた。 行き着いたのがmediumだった。日本語圏の利用者が少なく、フォーマットも日本語対応していない、そこは日本語が極端に少ない空間。目に飛び込

          note、なんか好きじゃないんだよな