ロウレイ

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はじめましてロウレイです。 NOTEにはWbasic(哲学)を含む自己理解を深めるための記事を毎週金曜日に連続投稿中(現在#125) 不完全な状態でも無理やり週1で投稿しています。そんなムラも楽しんで頂けたら幸いです。 ツイッターで毎週金曜日に記事更新時にツイートしています。

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  • パラダイムシフト・スクラップ

    パラダイムシフト・スクラップの記事まとめです。

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はじめまして老玲です

はじめまして老玲です。 僕は人間の仕組みや社会の仕組みを考えてデザインしたいと常に考えています。それは、僕らの多様性を包括するには多重性のある仕組みが必要だと考えているからです。また応用可能な概念のようなものはないか?と考え、 その中で輪郭として今浮かび上がっているのがダブルベーシックという考え方です。 今世の中にある多くの経済活動や心理構造や人間関係構造は最小単元数が2以上同時に存在しているという概念です。これは、人の中に自覚する個と自覚しない個が存在していることから

    • しばらくおやすみ

      こんにちはロウレイです。 諸事情によりしばらくお暇をいただきます。 何卒よろしくお願いします。

      • #137 パラダイムシフト・スクラップ(4)

        しばらくするとウェイトレスがメインのミラノ風カツレツを運んできた。 桜子はサクサクの衣を纏ったカツレツをナイフで一口大に切ると、脳に心地よい刺激を与えるように頬張った。 明美もしばし話を中断しカツレツに舌づつみ打った。 少し遅れるようにテーブル置かれたペスカトーレはカツレツと交互に彼女達の胃袋へと収まった。 「美味しいものを食べることって幸せだよね。生きることって食べることでもあるわけじゃない。だから食事って大事だよね」 明美はレモンペリエでパスタの味をリセットする

        • #136 パラダイムシフト・スクラップ(3)

          ウエイトレスが料理を運んできた。 「こちらが本日のアンティパストのプロシュットと三種のチーズになります」 イタリア産プロシュットと、モッツァレラチーズ・ペコリーノ・ナチュラルチーズにクルミの入りのパンが添えられていた。 二人はチーズ食べながらグラスワインで乾杯した。 「このくそったれな世界に祝福を」 明美はグラスワインを持ち上げそういった。彼女たちのいつもの合言葉でもあった。 口いっぱいに広がるチーズの風味をワインで中和しながら他愛のない会話が続いた。 「そうい

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        • 死について考えよう
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          #135 パラダイムシフト・スクラップ(2)

          <桜子> 「それじゃ行ってくる」 不愛想に岩男が言った。 「お気をつけて」 桜子はいつものようにやさしい口調で岩男を送り出した。 岩男は町内の理事をしていて月に何度か近くの公民館で会合があった。この地域では持ち回りで理事をやるようになっている。桜子の家では普段、晩御飯を18時に食べる。 夫は毎日のように晩酌をするのだが、会合のある日は夫は晩酌は控えている。酔いが酷くなると会合どころではなくなるのもあるが、会合の後は町内の役員と共に打ち上げがあり、そこで酒が入るためだ。

          #135 パラダイムシフト・スクラップ(2)

          #134 パラダイムシフト・スクラップ(1)

          <岩男> とある町の神社の脇にある公民館。いつものように村人が集まってきた。 ここでは月に2回、地域の役員が集まり会合が行われる。 毎度毎度この寄り合いは、夜の8時から行われる。ここらの住民は夜5-6時には夕食で、21時になれば就寝してしまう人が多いためだ。地域性があるのだろうが、ここらの住民の多くは農家のため朝が早いため夜も早い。 公民館に厳つい体格の男がやってきた。 名を橋本岩男という。その名前と体格に似合わずイチゴ農家を経営している。近くの農大を出て家業のイチゴ

          #134 パラダイムシフト・スクラップ(1)

          #133 統計的に有意とは

          わたしたちは、自分の子どもたちの豊かな未来のために、多くの育児費や教育費を払っている。 そのどれもが教育評論家・心理学者・脳科学者・行動遺伝学者など、著名な名だたる有識者によって裏付けされていると思っている。 しかし、本当に彼らの言う通りの成果が子どもたちに出ているだろうか? おそらく、出ている人もいれば、出ていない人もいるだろう。 「あれっ、それはおかしくないか?」科学的根拠があり科学的に証明されるものならば、再現性があるはずだ。科学は再現性があるから論理や法則が正

          #133 統計的に有意とは

          #132 今気になっていること

          いつもありがとうございます、ロウレイです。 今週はまともな記事を書くだけの段取りがうまくいかず、普段と同じような形をとれませんでした。 そこで、最近気になっていることを書こうと思います。 それはミトコンドリアDNAです。 ご存じの方もいるかと思いますが、家族でキャンプに訪れていた小学生が迷子になり、その後数年たってから骨の一部が発見された出来事で注目をされました。 白骨化した骨は、DNA鑑定では個人を特定できず、ミトコンドリアDNA鑑定により、迷子になった子と母親に血

          #132 今気になっていること

          #131 実はね仕事は3種類しかないのよ

          わたしたちは社会のなかで多様な仕事を目にしている。 それは、華やかなものであったり、過酷なものであったりと、仕事の内容においても多岐にわたる。 それでもわたしたちが行っている仕事は大きく分けて3種類しかないようだ。 ①クリエーター ②スペシャリスト ③マックジョブ ①クリエーターとは、歌手や俳優・芸術家・作家などで、何かを創造する仕事をしている人を指します。ビジネスの分野では、アップルの創業者スティーブジョブズのような起業家もクリエーターとして見られるようになりました

          #131 実はね仕事は3種類しかないのよ

          #130 専業主婦はニートらしい

          ひと昔前のこと、高度経済成長期の日本は終身雇用が当たり前で、一度企業に就職するとその後の人生をその企業と共にしていた。 それもあり、安定した収入と年功序列により所得が上がり人生設計が容易にできた。そのためか、多くの家庭は男性が外で馬車馬のように働き、女性は育児と家事を一手に引き受け、家庭を守ることが良しとされてきた。 しかし、昨今どの会社をみても絶対的なものはなく、一流企業の正社員も会社のリストラにあい、人生設計が崩壊する事態が起きている。 つまり、これまであったイデオ

          #130 専業主婦はニートらしい

          #129 生存戦略はじめましょ

          先日のこと。 結婚生活15年を過ぎた知人の友人の女性が、精神的苦痛から離婚を検討していると相談を受けた。 知人の言うところによれば、友人夫婦の結婚生活は結婚当初から問題はなかったという。 友人の夫は所得の良い会社に勤めており、容姿端麗ではたから見れば高級物件で、友人はまさに勝ち組の部類に入るという。 おそらく知人の友人も同じように勝ち組の自覚もあり、幸福を手にしたと考えていただろう。 しかし、新婚生活が過ぎ子どもが産まれ結婚生活が長くなるにつれ、夫の行動や発言が変化し

          #129 生存戦略はじめましょ

          #128 スモールワールド

          上記は大脳皮質細胞のようだ。 わたしたちの脳の中には無数の神経細胞が張り巡らされており、その効果によって様々なことを可能にしている。上記を見ればわかるように、つながりが濃い部分と薄いところがある。 わたしたちの頭の中の世界の画像と、わたしたちが暮らす自然(環境)の中にも同じようなネットワークをなすものが沢山ある。 例えば、世界の航空路線図。下記はアメリカ本土だが、人口密集地には緊密にそうでない場所にはわずかに路線LINEがみえる。作り出されたネットワークは先ほどの大脳皮

          #128 スモールワールド

          #127 本当の自分って

          前回、「どこでもドア入荷しました」で架空の未来でどこでもドアが販売される記事を書きました。 そこで、販売されたどこでもドアは移動地点Aから移動地点Bまで二つのドアを通じて数秒で世界中にいけるというものでした。 移動地点Aにあるどこでもドアは、移動する個体の分子構造を正確にスキャンすることとドアに入る個体を消去することが役割になります。 移動地点Bにあるどこでもドアでは、送られてきた分子構造を再構築化し、まったく同じ個体を複製し移動地点Bの扉から出します。 このようにす

          #127 本当の自分って

          #126 どこでもドア入荷しました

          とある世紀の、とある日のこと。 ついに夢にまでみたどこでもドアが22世紀商店から販売が開始されました。 わたしは新聞記者としてこの世紀の発明を記事にしようと22世紀商店の銅鑼衛門さんのもとへ向かった。 22世紀商店社長の銅鑼衛門さんは言います。 「苦節170年、紆余曲折を経てついに販売にこぎつけました」 22世紀商店はこれまで、竹型飛行装置や、翻訳コンニャクなど、画期的な商品を開発してきました。 銅鑼さんは、自身の人生データを猫型ロボットに移植し、人間でありながら身体

          #126 どこでもドア入荷しました

          #125  いじめについて考える(2)

          無意識に群れをつくることがなぜいじめに関係しているのだろうか。 それは、群れ(共同体または仲間)とは内(味方)と外(敵)を区別するための仕組みの一つだからです。 上記のように、群れは自身を強化するものであったり、自身を守るものであったりと状況によって異なる。 だが、群れをつくることは社会性動物である人間にとって至って自然なことだ。人がそのように進化してきた以上これらを排除することは不可能に近い。 群れは人の出入りがあるという意味で流動性がある。そして、人の出入りによっ

          #125  いじめについて考える(2)

          #124 いじめについて考える(1)

          社会人になった人たちに「いじめ」連想してもらうと、現在自身が勤務する会社内のものよりも、学生時代に自身や身近に起きていたいじめを思い出すと思います。 先日、SNSでお笑い芸人のジャングルポケット斎藤さんの壮絶ないじめ体験を拝読しました。その中で斎藤さんはいじめをした加害者を自分は一生恨み続けますと話していました。 また、いじめ体験は加害者側は忘れるかもしれないが、被害者側は一生忘れることがないと述べ、世間に対し加害者側にはならないよう訴えていました。 しかし、何かを改善

          #124 いじめについて考える(1)