Amazon_ミュージックライブラリ

Tr.00 Jazzがあふれる世界を

僕には夢がある。それはみんながJazzを好きになって、街中でセッションや演奏会が行われる世界になることだ。

* それは子どもの習い事について「音楽を趣味にしてもらいたいんだけど、クラシックがいいかしら、それともジャズも素敵よね」と考える世界
* それは部活を選ぶ学生が「スポーツは向いていないから、音楽をやりたい。この学校は軽音楽部以外にもジャズ部があるのが嬉しい」と喜ぶ世界
* それは将来を考える若者が「音楽で生きていくことは難しくない」と勇気をもって音楽家を目指せる世界
* それは仕事帰りのサラリーマンが「お、この居酒屋でjazzライブがあるのか。どれどれセッションもあるのか」と同僚を気軽に誘える世界
* それは自宅の一室にピアノを購入し、「今度家族での演奏するので聞きに来ませんか?」とパーティを開催できる世界

どれも今日の日本では難しい。さらに「その世界のどこが嬉しいの?音楽とかJazzとか関係ないし」と思う人がほとんどだと思う。
でも僕はその世界がハッピーだって信じている。だって、Jazzってすごい力を持った音楽なんだから。

というわけで、その途方もない夢に向けて、Jazzに親しむ人が増えることを目指すべく、この道標(ガイドライン)を書き始めた。

安く、短時間で聴き比べ

これまでのJazz読本と言うのは、「名盤100選」や「マイルス・デイビス徹底解説」のように、手軽に読み始めるには少々ボリューミーなもの(内容の重さだけでなく、本の質量的にも)がほとんどだった。
それはそれで悪くない。私も父親の書斎にある本を舐めるようにして読んだ
しかしこのブログではJazzを初めて聞く人の向けに、敷居を限りなく低くした。安く、短時間で聴き比べることができるのが特徴だ。
本連載の特徴

* 曲の紹介をCDアルバムではなく、Amazon Music としていてる
* CDアルバム全曲を紹介するのではなく、1曲にしている。さらに「この部分だけでよい」と範囲指定をしている
* 1曲に対して、比較のために2つの演奏を紹介する

Amazon Musicについて

Amzaon MusicはPrime会員ならば無料で利用できる音楽ストリーミングサービスだ。(Amazon Music Unlimitedは有料)
日本のPopsはまだ少ないようだが、JazzやClasscは十分すぎるほど充実している。
本連載で紹介する曲はすべてAmazon Musicで聞くことができる。


気に入った曲を軸としていろいろなアルバムに手を伸ばすのもよい。
例えば、AmazonMusicでAutumn Leaves曲目の検索をすれば50曲はhitする
あるいはミュージシャンを軸として広げていくのもよい。
例えば、AmazonMusicでBill Evans検索をすれば37アルバムはhitする。
この道標(ガイドライン)をきっかけに少しでもJazzに興味を持ってくれる人がいれば幸いである。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?