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言葉を贈ろう

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頭の中をただよう言葉 外に出したら、形になるかな
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記事一覧

言葉を贈ろう 「時間」

もう六月?

まだ六月?

一年なんて、あっという間。

時間は止まらないし、戻せない。

だから進むしかないんだ。

言葉を贈ろう 「ありがとう」

いつもありがとう。

あなたの優しい眼差しが、

私の心を強くする。

あなたの楽しそうな笑い声が、

私の気持ちを軽くする。

あなたの厳しい言葉が、

私の心を奮い立たせる。

あなたのまっすぐな瞳が、

私に自覚と責任をうながす。

あなたという存在が、

私のすべてを無敵にする。

いつも、本当にありがとう。

言葉を贈ろう 「背中」

小さな鏡をのぞきこんで、身支度を整えている君の背中。

なんだか、愛おしい。

説明書とにらめっこしながら家電の不具合をどうにか直そうとしていた父の背中。

とても頼もしかった。

何かにとりつかれたように、アニメを食い入るように見る子どもの背中。

抱きしめたいほど可愛らしい。

杖をついて、ゆっくり一歩ずつ前に進んでいく少し丸くなった祖母の背中。

守ってあげたい。

自分の背中……どんなふう

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言葉を贈ろう 「やるぞ!」

やると決めたら、宣言しよう。

人間って、やっぱり弱い。

だから、周りの目を意識するために、

大きな声で宣言しよう。

言葉を贈ろう 「潮干狩り」

アサリが採れる。

おもしろいように採れるときもあるし、

あんまり収穫がないときもある。

アサリの代わりに、

人生のチャンスが、

砂から顔を出してくれれば嬉しいのにな。

言葉を贈ろう 「日常と非常」

日常と非常は紙一重。

自分という一個人は、その時、その状況に対応することで精一杯だ。

日常にいる自分は、日常に感謝する。そのありがたみをきちんとかみしめる。

非常にいる自分は、まずは冷静さを保ち、周りと協力し、声を掛け合い、非常が通り過ぎるのを、じっと耐える。

日常と非常は紙一重だ。

言葉を贈ろう 「理想と現実」

みんなが住みやすい社会。

どうすればできるのかな。

がんばっても不可能なのかな。

そうかもしれないね。

理想は理想。

現実は、そううまくはいかないもんだね。

でも、バランスは取れるでしょう。

みんなが少しずつ我慢して、周りに譲れば、

みんなが少しずついい気持ちになるよね。

言葉を贈ろう 「結実」

一日一歩、足を動かす。

後退だっていい。

一日一つ、何かをする。

うまくいかなくたっていい。

いつか努力は実を結ぶ。

いつかっていつ?

そんなの誰にもわからない。

でも、いつか必ず。

言葉を贈ろう 「きれいごと」

辛い経験が人を成長させ、

涙が人を強くする。

そんなのきれいごとだとわかっているが、

そのきれいごとを信じながら耐えないと、

やってられない。

言葉を贈ろう 「しっかりしろよ、自分」

負けたくないくせに、

努力しない自分に腹が立つ。

だったら、やれよ、自分。

言葉を贈ろう 「抜けている」

充電していると思ったのに、コンセントが入ってなかった・・・

間の抜けた自分も自分。

笑ってあげよう。

言葉を贈ろう 「フミ」

文字を紡いで言葉をなす

言葉を結んで文となす

文を縫って文章にする

その想いを表出して人に届けたい

言葉を贈ろう 「壁」

目の前に大きな壁。

くるりと向きを変え、来た道を戻るも一つ。

よじ登って、乗り越えるも一つ。

地面を掘って進むも一つ。

崩れるまで体当たりするも一つ。

どんなアプローチをするか。

決めるのは自分。

言葉を贈ろう 「ものさし」

自分の常識が世の中の常識ではない。

自分の中では許せないほど非常識なことが、万人にとっての非常識ではない。

自分をものさしにして、世の中は、はかれない。

ぶれないものさしは必要だ。

それを伸縮自在、時には曲折自由にできたら、自分も成長できるかな。