750(なごれ)

なごれと申します。

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リコ二郎(小説)

「二郎を食べよう。」  リコリコの制服姿の千束は急に呟いた。 「なんですかそれ?」  と、怪訝そうな表情をしたたきなが聞くと 「たきな絶対好きだと思うよ。なにせ、世界一美味しいラーメン…… らしいからね。」 「千束は行ったこと無いんですか?」 「無いよ。」 「なんでそんな自信満々なんですか…。」 良く考えたらちさとは普段から自分がやった事ないことを平気で人に勧める様な人だった。自分も一緒に初体験をする事で、ワクワクを共有したいのだろうか。  でも、たきなは少しいつもとの違いを

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