戦士からの解放後、直ぐに全てが変わるわけではなかったが歩幅をゆっくりにした。 ゆっくり歩いていると、今までと全く違うものが見えるね。 きっと見逃していたんだろう。色々な物や大切な事を。 翼があるような気がした。どこへでも行けるような気がした。 見たことが無い世界に、一体何があるのだろう。 とても気になる。 素晴らしい物があるのかそうではないのか。 不思議なもので、 中途半端な完璧主義が嫌になった。 つまらなくなったのだ。もうそんな生き方をしなくていいんだと、以前よ
何となく、真っ直ぐ何も考えない様にして歩いていた。 ひたすら歩く。夜だと肌寒くも感じる。 自分の考えていることは、自分を縛るだけなのかも知れない。 戦うことに疲れる時も沢山ある。 人間と一緒にいることに疲れたり、傷ついたりする時もある。 風を感じて、自然の匂いを感じて、とても疲れた目をつぶる。 わかっているんだ 本当は 見て見ぬふりをしているだけなんだ 疲弊した自分を真っ直ぐ見つめる元気もわかない。 何が正解なのだろうね。小さな戦士はとても難しい年頃だ。 もっと自由な
以前何もない日はないと言った。 まさにその通りだ。深夜の戦いは思いのほか苦戦したんだ。 そんな激しい戦いの末、待ちに待った朝がきた。 朝日が眩しい。そしてとても美しいんだ。 心が締め付けられるような出来事もあった。 人とは実にわかりやすいようでわからない生き物だね。 人間関係が得意だ！と胸をはり心から言える人は、少ないのではないか。 実際悩みのほとんどに人が絡んでいるよね。 仕事も家族も友人も。しかし経験上どうしようもない人間が存在していて、会話をする事も困難だ。
どれだけ突き進んでも、先が見えない時もある。 自分自身の心の行く末すらわからない。 常々戦士とは心身強く一定であるべきだと何となくイメージしていた。 しかし、まだ未熟な戦士はそうもいかないね。 他者に振り回されてしまう。 自分自身に振り回されてしまう。 もっともっと強く優しい戦士でありたい。 間違いなく理想論だ。 純粋無垢な美しい戦士や姫には、本当はまだまだ経験させたくないね。 一風変わった自分自身の考えは、外に出すのが実はとても苦手なのである。 もともと本心とは誰
さて、今日は泣き虫姫の事を話そう。 姫は幼き頃から泣き虫だった。いくら時間がたっても変わらないね。 姫の正体を少しあかそう 姫は男である。 今時特に珍しくもないかもしれないね。可愛いものが大好きで、カラフルなものが大好きだ。 最近になって急に、髪の毛を切らずに結び始めた。 とてもカラフルなゴムや可愛いピンを使ってね。 正直少しだけビックリはしたね。 まぁ少しだけ。実に個性的だと思った方が感想としては大きかった。 好きなものは好きだ。悪いことなんてない。 姫が泣く事よ
戦いを日々繰り返していると、忘れがちな事は沢山ある。 小さな戦士や姫も大切だが、今日はまた別の話を少ししようと思う。 会わなくてはならない大切な天使がいる 決して放っておいてはいけない、特別な存在だ。 だが、いつ会いに行くなど決まっているわけではない。 もう長い間会いに行く事を続けている。 天使に会う時は、戦士ではいけない。鎧を脱ぎ捨てるのだ。 近道をしていつもは会いに行くのだが、今日は少しだけ遠回りする事を選んだ。 自分の中の天使 内なる子供 今日は元気だろうか？
今日は１日雨が降っていた。何となく頭がぼーっとして眠気がとれない。 時計を見ると時間が嘘のように過ぎている。 小さくてクールな戦士は今日は何と戦ってきたのだろう。何時もより覇気がない様に思える。 きっとこの時期特有のものだろう。 初めての色々な経験できっと戸惑いを感じているのではないだろうか。 きっと何事もなかったように、すぐに激しく暴れて、 クールな戦士に戻っていくんだろう。 心配してしまうが、それはある意味無駄な心配でもある。 後々わかってくることだね。 さぁ、今から自
子供の頃に夢見た大人になってからの自分。 夢が叶った人実際には多くない。 考無もその一人だ。勿論大人になっても夢を追いかける凄い人間もいる。 しかし、時間やお金その他色々｡ それが許されるのはほんの一握りの人に限る。 今を生きながら、今叶えられる夢を探す。 そうシフトしながら生きた方が現実的だ。 自分が思う自分と、現実の自分。それから夢を見る自分。夢をみたい自分。とても違いがあるんだ。 忙しく生きていると、夢見ることすら時間がない。 自分はちゃんと自分であるのか そうある
初めて物語を頭の中から書き起こしてみる。挑戦の始まりだ！ 忙しくて頭がぼーっとする毎日を送っている考無。 簡単に自己紹介しよう。 仕事をしながら、バタバタ生きている。大分おっちょこちょいでよく怪我をする。 真面目で不真面目。不思議な人だとよく言われる。 こんな感じだ。正直どこにでもいる人だと思うよ。多分。 頭の中の文字起こしの旅に付き合ってもらえたら嬉しく思う。日常とファンタジーの融合のようなものだね。 暇があったらたまに読んでもらえると嬉しいな。 なんせ初めての試みだから
