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【SDGsで今を知る!】豊かな海を守るためにできることは?

こんにちは。

住谷知厚です。


皆さんは、普段使い終わったプラスチックふゴミなどをちゃんと処分していますか?
今、世界では僕たち人類の生活により、海洋資源の減少や環境破壊などが進み、海で生きる生き物に大きな被害を与えてしまっています。

今回は、SDGsの14個目の目標である「海の豊かさを守ろう」の項目を紹介します。

僕もこの目標について知ることで世界の海の現状がどうなっているのかを知ることができたので、1人でも多くの人に知っていただけばと思います。


年々減っていく水産資源

写真ACより出典

今回の目標は、「持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する」をテーマに活動を進めています。

まず、海の面積は地球全体の約71%を占めているとされています。
その海で生きている生態系や、環境を悪くしてしまうと僕たちの生活に大きな影響が出てしまうであろうことはある程度想像できるかと思います。

今、全ての魚のうちのおよそ33%が人の手によって獲られすぎていると言われています。

1970年代から海の魚の量は減少の一途を辿っていて、今では1970年当時の49%の量しか海洋生物がいないのだそうです。
海は僕たちが暮らしている陸地よりはるかに広い面積を持つにも関わらず、およそ50年のうちにこれだけの海洋生物がいなくなっていると考えると驚きますよね。


プラスチックで溢れる海

写真ACより出典

2016年に開催された世界経済フォーラムにおいて、ある衝撃の予測が発表されました。
それは、2050年までに「海に廃棄されたプラスチックの量が、魚の量を上回る」というものです。

環境省によると、1964年~2014年の50年間で、世界のプラスチック生産量は20倍以上に急増しています。
そして、毎年少なくとも800万トンものプラスチックが海に流れ出てしまっているそうです。

魚は年々減り、プラスチックは逆に増えていっているのですから、このままだと先程の予測はかなり濃厚なのではないでしょうか。

またプラスチックを海で暮らす生物が誤って食べてしまうという被害が世界中で確認されています。
またプラスチックゴミの中でも5mm以下の極微細なプラスチック片のことを「マイクロプラスチック」といいます。

こちらに関しては人間を含めた全ての生態系に悪影響をあたえており問題となっています。

では、このような問題に対する取り組み例を紹介していきます。


海のエコラベル

写真ACより出典

海のエコラベルと呼ばれる”MSC(Marine Stewardship Council:海洋管理協議会)”という認証制度があります。

これは、海の自然や資源を守りながら獲られた水産物であることを示すマークになります。
厳しい審査を受けた漁業で認められているため、MSCの認証がついた水産物は安全に食べることができます。

企画に適しているため、前述した海の生態系にも影響を及ぼしません。

そして、認証を受けた水産物を選ぶことで結果的に海を守ることにつながるため、僕たちがこのMSC認証を受けた水産物を選ぶことも大切になってくるのです。


最後に

僕は今回の目標の達成には1人1人の協力がとても重要になると考えています。
日本でも、買ったものを食べきれず無駄に捨ててしまっていたり、場所によっては海や川などでもよくプラスチックゴミなどが捨てられていたりします。

対策としては、「必要な分だけを買う」「ゴミは正しく処分する」といった行動があげられます。

これらの行動をやるかどうかは個人の意思次第です。

そのため、まずは1人でも多くの人に知ってもらうことから始めることが必要なのではないでしょうか。


それでは今回はここら辺で!


《参考》
海の豊かさを守ろう

SDGs|目標14 海の豊かさを守ろう|プラスチックの量が魚を超える?


住谷知厚(すみたにともひろ)

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