橋本未来(企画と取材とライティング)

2022年夏に、コピーライターオフィスの西林敏一事務所(https://ntj1993…

橋本未来(企画と取材とライティング)

2022年夏に、コピーライターオフィスの西林敏一事務所(https://ntj1993.com/staff/)から独立しました。屋号は、橋本未来事務所です。最近、親友でディレクターの村井貴臣さんが遊んでくれないので、ひとりでいじけることが多いです。よろしくお願いします。

マガジン

最近の記事

「中島らもさんのヘルハウスは、インテリと文学青年崩れの集まりでした」─『底辺漫画家』PRインタビュー:西尾融さん編

制作のお手伝いをした書籍『底辺漫画家 超ヤバ実話』(青志社)が24年4月20日に発売されました。書店には、もう並んでいるように思います。 その出版を記念し、「底辺」をキーワードにしたインタビュー記事を不定期に配信していきます。テーマがテーマなので、どれくらいの人にご協力いただけるか不安ですが……今回は、フリーライターの西尾融さんにお話を聞きました。 若かりし頃、関西が誇るパンク系文化人の中島らもさんと交友を持ち、兵庫県・宝塚市にあったらもさんの自宅「ヘルハウス」にも出入り

    • 憧れの野末陳平先生。『責任はオレが持つから、何を書いてもいい」とおっしゃる、やっぱり素敵な方でした。

      20代前半の頃からずっと、野末陳平先生に取材をさせていただきたいと思っていました。放送作家からタレント、国会議員になる人は多いのですが、プロレスのコミッショナー、姓名判断、中国哲学、税金、下ネタなど、脈略なく何でもやってしまうところに怪しさを感じ、憧れていました。 よりいっそう心を惹かれたのが、立川談志師匠と共演していた東京MXの番組『談志・陳平の言いたい放だい』です。当時、70代であったお二人が、ハリセンをもって叩き合う姿は衝撃的で、いつの間にかハリセンを手にとった瞬間に

      • 東京の大御所コント職人に、なぜコントを続けるのか聞いてみました。

        東京の大御所コンビ「チャーリーカンパニー」をご存じでしょうか? むかし、「笑点」や「笑いがいちばん」などの演芸番組に出演し、神経質そうなツッコミを入れる日高のぼるさんと、とぼけたキャラで屁理屈ボケをかます日高てんさんによるコンビで、東京の芸人さんにしか出せないような雰囲気や味わい深さが魅力的でした。 そんなお二人を久しぶりにお見かけしたのがYouTube。「チャリカンnetTV」というチャンネルを開設していて、そこでコントあり、トークあり、歌ありのコンテンツを配信していて

        有料
        100
        • 「90年代伝説的編集者の現在」について、お話を聞きました。

          最近、お世話になっているデイリースポーツが運営するニュースサイト「よろず〜ニュース」さんで、美術作家の岡本奇太郎さんを取材させていただきました。内容は、ムック本『危ない1号』などを編集していた(一時期は編集長もされていた)、編集者でライターの吉永嘉明さんについて。 2014年頃に消息を絶った吉永さんと直前まで交流し、今も所在を探しているという岡本さん。「当時、吉永さんの家はゴミ屋敷のような状態になっていて」といったお話から始まった取材は、『自殺されちゃった僕』(2004年/

        「中島らもさんのヘルハウスは、インテリと文学青年崩れの集まりでした」─『底辺漫画家』PRインタビュー:西尾融さん編

        マガジン

        • 橋本未来事務所.Blog
          2本
        • この人に訊きました!
          6本

        記事

          「関西で最も撮影が速い」と言われるフリーのカメラマンは、こんなふうに業界をサヴァイブしてきた。

          ぼくは勤め人なので、フリーランスで活動している方々の仕事のスタイルにとても興味があります。どうやって、仕事を獲得したり、スケジュールを管理したり、自分がやりたいことを実現しているんだろうと。エディターでライターの村井貴臣(むらいたかおみ)くんに、そのあたりのことを突っ込んで聞くこともあるのですが、生々しいお金の話が絡んでいるせいか、はっきりとは教えてくれません。 やっぱり友人や知人からそんな話を聞くことは永遠に無理かと思っていたのですが、よく仕事でご一緒するカメラマンの大森

          「関西で最も撮影が速い」と言われるフリーのカメラマンは、こんなふうに業界をサヴァイブしてきた。

          放送演芸作家の高見孔二さんに、“しゃべくり漫才”について話を聞きました。

          先日、ニュースサイト「よろず〜ニュース」にて、『しゃべくりを生み出す、漫才作家という仕事 世にも奇妙な職業図鑑』という記事を書かせていただきました。この道45年の大ベテラン、放送演芸作家の高見孔二(たかみこうじ)さんに取材し、漫才作家という職業の一端をご紹介しました。 実際の取材では、それよりもっと面白いお話がたくさんありましたので、このnoteでご紹介したいと厚かましくも再度、高見さんにお願いしたところ快くオーケーをいただきました。ということで、高見さんが辿ってきた演芸作

          放送演芸作家の高見孔二さんに、“しゃべくり漫才”について話を聞きました。

          「ショートコント」を生み出した、芸人さんのお話。

          先日、デイリースポーツが運営している「よろず〜ニュース」さんで、このような記事を書かせていただきました。 この記事に書いたショートコントが生まれる背景もとても面白かったのですが、取材させていただいた漫才コンビ「パート2」の森健四郎さんの人生はそれ以上にスリリングでした。せっかくお話を聞いたので、少しだけご紹介したいと思います。 松竹芸能の養成所から、なぜか浅草へ。ーーー森さんの芸人人生は松竹芸能の養成所に入学されたところからスタートですよね?  森健四郎さん(以下、森で

          有料
          100

          「ショートコント」を生み出した、芸人さんのお話。

          【自己紹介】橋本未来事務所の橋本未来と申します。

          はじめまして。橋本未来(はしもとみらい)と申します。コピーライターを名乗っていますが、コピーライティングの仕事のほかに、ニュースサイトで漫画を紹介する記事を書いたり、動画の企画を考えたり、コンテンツ編集のような仕事もします。強みを絞れず、あれもこれもやりますと書くと、何でも屋さんのように見えて仕事が来ないと言われたので、あえて何でも書きました。 親友のエディターでライターをしている、村井貴臣(むらいたかおみ)さんから「noteがおもしろい。ぜったいに、やった方がいい」と教え

          【自己紹介】橋本未来事務所の橋本未来と申します。